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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130808/plt1308081215005-n1.htm
2013.08.08
安倍晋三首相は8日、作家の堺屋太一元経企庁長官(78)を内閣官房参与に起用する辞令を交付する。成長戦略分野での手腕を期待しているようだが、堺屋氏は、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)のブレーンだけに、悲願の憲法改正や集団的自衛権の解釈変更などを見据え維新との協力関係を強化する思惑もありそうだ。
堺屋氏は、旧通産省(現経産省)出身で、官僚時代には日本万国博覧会を手がけ、大成功させた。小渕恵三、森喜朗両内閣では民間人として経企庁長官を務めている。
安倍首相が進めるアベノミクスについて、堺屋氏は「最大の難関は『第3の矢』と呼ばれる成長戦略だ」と公言している。今後、成長戦略は既得権との戦いに集約されていくが、安倍首相としては、既得権集団の中心となる官僚システムを知り尽くす堺屋氏に白羽の矢を立てたようだ。
加えて、堺屋氏が、橋下氏の政治指南役であることも大きい。橋下氏の政治初挑戦となった2008年の大阪府知事選で、堺屋氏は橋下氏を全面支援している。堺屋氏の参与起用は、野党分断の布石ともいえそう。
政治評論家の浅川博忠氏は「成長戦略に精通する堺屋氏の手腕とともに、橋下維新との接着剤的役割を期待しての起用だろう。秋の臨時国会では、集団的自衛権の解釈変更などが大きな問題となる。公明党が一歩引いた印象があるため、安倍首相としては維新のバックアップがほしい。堺屋氏は知名度や安定感、発信力もあり、野党のアベノミクス批判にも対抗できる人物。絶妙の人事だ」と語っている。
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