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イラク戦争をアメリカの侵略戦争という人間たちが、太平洋戦争を日本の侵略戦争という不思議
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/259.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2013 年 8 月 08 日 07:47:27: 8rnauVNerwl2s
 

石油の決済をドルからユーロに変更したイラク。

それに対してアメリカは、イラクを悪の枢軸と非難し、経済制裁を行い、イラクを崖っぷちまで追い詰めただけでなく、自作自演の911にかこつけて、大量破壊兵器だ、独裁だ、市民虐殺だと大騒ぎして軍事攻撃をした。

イラクは米軍に占領され、フセイン大統領は引きずり出されて絞首刑にされた。
 
 

しかし、大量破壊兵器など何一つなく、アメリカが中東の石油資源を手に入れただけだった。

日本の市民団体は、これをアメリカの侵略戦争だと大騒ぎしたが、この同じ「市民団体」が太平洋戦争を日本の戦略戦争だ、日本人は大虐殺した、従軍慰安婦を強制連行した、天皇は戦犯であると避難するのは何故だろう。

当時、日露戦争等で得た日本の権益を守るため、ソ連の輸出する共産革命を恐れ、日本はソ連を仮想敵国としていた。

にもかかわらず、第一次世界大戦で覇権を握ったアメリカは、日本の東アジアでの勢力伸張に快く思わず、日本人移民排斥、強硬な日米交渉、対日経済封鎖を次々実施した。

当時、アメリカは、ハワイを併合し、フィリピンを領有していたし、イギリスもフランスもオランダもアジアを植民地とし、過酷な搾取を行っていた。帝国主義の時代である。

一方、ソ連に操られた中共の工作で日本は蒋介石との泥沼の戦争に引きずり込まれ、アメリカ・ルーズベルト大統領の陰謀でパールハーバー攻撃に誘い込まれた。
 
 
 
アメリカの物量作戦の前に流石の日本も敗戦し、戦後、戦勝国による「東京裁判」で一方的に裁かれ、多くの戦犯が処刑された。

GHQの共産主義シンパがつくった「民主憲法」を押し付けられ、ウォーギルト・インフフォメーションと教育統制、出版統制で日本国民は洗脳された。

比較して見ればアメリカのイラク戦争とうり二つ。当時の追い詰められた日本の状況が理解できる。


それなに何故、イラク戦争を非難する市民団体が、逆に日本を侵略者と非難するのか?

偽装市民団体の背景が見えてくる。

終戦の夏、真実の歴史と日本の政治状況を考えてみるのはどうだろう?

<参考リンク>

■パール判決書(反対意見書)
 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1941-50/1948_paru_hanketsusho.html


■大東亜戦争に勝利した日本
 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-510.html


■大東亜戦争 名言集 - YouTube
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=EpZOYRxbjHs


■日本を取り戻そう・・・鄭春河さんの遺稿
 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1130.html

■GHQ主導ラジオ番組「真相はこうだ」の闇(ぼやきくっくり):アメリカはは嫌いだが、日本はもっと嫌いな人達
 http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/467.html


■<左翼と北朝鮮>北朝鮮を必死に擁護するピースボート高遠菜穂子<イラク邦人人質事件>
 http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/885.html


■自衛隊はイラクに行くな!(かけはし 第4インター機関紙)登場メンバーに注意!!反戦運動と半島系勢力の関係
 http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/390.html

■「教育基本法・憲法の改悪をとめよう!12・3全国集会」(JCA)<イラク邦人人質事件の今井紀明氏も参加>
 http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/787.html


■<プロパガンダとデマゴーギー>西早稲田絡みのピースボートと反日左翼と歴史の捏造
 http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/149.html


■<部落解放同盟>小沢一郎を抹殺した彼らは何故、外国勢力と一緒になって活動を続けるのか?<左翼の正体>
 http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/632.html


 

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コメント
 
01. 2013年8月08日 07:50:12 : 6RxiEwTbRo
イスラエルがシリアを核攻撃!

http://www.youtube.com/watch?v=4GQRf1auUMc


02. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 08:39:27 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

投稿主のご意見と見解に異論を挟むつもりはない。

けれど、理念(状況)と行動(結果)が“イコール”で結ばれるかといえば疑問が残る。

彼の国(韓国や中国)に、日本軍(人)が土足で上がりこんだ事実は消しようがない。
それが“やむを得ず”の防衛的行為であったとはいえ、声を張り上げてその“正当性”を日本人自身が“がなりたてる”事には賛同しかねる。
欧米の帝国主義列強の“大悪”を持ってきて、唯一の有色人国家による“帝国主義的行為”を正当化してはならない。

『歴史認識』とは何であるか?
“慰安婦問題”や“南京虐殺”は、歴史の表面を撫でた“一現象”に過ぎない。
彼らが何故“そこ”に居たのか、それを理解する行為こそが『歴史認識』である。

・・・とは言え、太平洋戦争当時の日本の“心情”を慮れば、ルールを無視し、
或いは勝手に作り、それを押し付けて恥じない“欧米列強”の包囲網にあって、
日本が心から望んだのは、植民地でも資源でもない。
価値観を共有し、肩を組み手を携えられる“友人”だ。

でも、それを“免罪符”にしてはならない。
政治的・軍事的な手法の拙さを忘れず、恥じ、分析し、未来にこそその反省を生かそうよ。
そういう姿勢に立つ限りは、大東亜戦争での愚行を“侵略戦争的”と呼ぶか・呼ばないか、物事の要諦では無い、と思う。


03. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 08:41:50 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

02です。
誤解を招きそうなので、文章を追加します。

(元文): 彼らが何故“そこ”に居たのか、それを理解する行為こそが『歴史認識』である。

(訂正文): 彼らが何故“そこ”に居たのか、それを理解する行為こそが『歴史認識』である。
       (彼らとは、欧米列強や日本を含む、中国・韓国・東アジア諸国以外の国々)


04. ルックウエスト 2013年8月08日 08:48:13 : yp6w3VNv0FOGw : 7KTEuqo6Ps
日高見さんのご意見に賛同します。

評価は他人、他国がするもので、自身は事実を述べるだけ、そしてそこから客観的に分析をして、
悪かったところは是正し、相互理解を深めるのが人類の活きる道。 武装、武力で脅し合いでは
何の解決、進歩もない。 21世紀になっても未だ成熟した思考ができず、相手が武装するから
自国も武装で!ではより良い未来は実現できない。


05. 新自由主義クラブ 2013年8月08日 09:11:06 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
>>02. 日高見連邦共和国さん

>「・・・とは言え、太平洋戦争当時の日本の“心情”を慮れば、ルールを無視し、
或いは勝手に作り、それを押し付けて恥じない“欧米列強”の包囲網にあって、
日本が心から望んだのは、植民地でも資源でもない。
価値観を共有し、肩を組み手を携えられる“友人”だ。」
 
 
日高見連邦共和国さんのその歴史認識には反対します。

「ルールを無視し、或いは勝手に作り、それを押し付けて恥じない“欧米列強”」とは、第一次世界大戦の欧米の戦勝国が作ったルールを批判しているのでしょうか?

確かに、第一次世界大戦の戦勝国である英米仏中心に作ったルールで、ドイツ・オーストリア国民の自尊心を傷つけ、ドイツ・オーストリア国民に過度の経済的負担を強いるようなルールだったも知れませんが、曲がりなりにも戦争を犯罪視し、世界を軍縮へ方向へ向かく体制ができつつありました。

第一次世界大戦の戦勝国の一角である日本が、1930年代に平和の構築の試みがなされつつある中で、最初は従いつつも、後にひっくり返した責任は重いと考えます。

それとも、日高見連邦共和国のおっしゃる「ルールを無視し、或いは勝手に作り、それを押し付けて恥じない“欧米列強”」とは、15世紀から16世紀の欧米諸国のことを指しているのですか?


06. 2013年8月08日 09:12:25 : 0J4wTtThac

   >>会員番号4153番  >イラク戦争をアメリカの侵略戦争という人間たちが、太平洋戦争を日本の侵略戦争という不思議


   太平洋戦争が侵略戦争ではなかったと、言いたいのだろう。回りくどい言い方するな。率直さに欠ける野郎だな。

 個人的な思い込みで、歴史を変えることはできんだろう。

   この受身の文は何だ。「ソ連に操られた中共の工作で日本は蒋介石との泥沼の戦争に引きずり込まれ、アメリカ・ルーズベルト大統領の陰謀でパールハーバー攻撃に誘い込まれた。」

  こんな書き方でごまかすのは無理だな。攻め込んだのは日本だろうが。
   
しかし自民党をみてると、あれは自衛の戦争だったの、日本だけが悪いのではないの、やれ自虐史観だのと、未練がましい態度を出したり引っ込めたりして、日本国としての一貫した潔さ(いさぎよさ)がないな。

 



07. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 09:37:22 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>>05 『珍自由主義クラブ』=『米犬』

貴殿のその瑣末な“問題点ハグラカシ”のコメントにまともに回答する意義を認めない。
私の意見(哲学)は、上記で私が記した。

私は、『歴史認識』の要諦は、
『 彼らが何故“そこ”に居たのか、それを理解する行為こそが『歴史認識』である。
       (彼らとは、欧米列強や日本を含む、中国・韓国・東アジア諸国以外の国々)』
これだけである。

この問題提起を真正面から受け止めれない“愚か者”には用が無い、とだけ言っておく。


08. 新自由主義クラブ 2013年8月08日 09:51:38 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
>>07. 日高見連邦共和国さん


日高見連邦共和国さんの、

「ルールを無視し、或いは勝手に作り、それを押し付けて恥じない“欧米列強”」

という言葉が、

日高見連邦共和国さんの

「アテルイの“斬首”からヤマトの支配を受けるようになってからコッチ、我ら陸奥(みちのく)の民は、1000年の怨みを木霊を谺し続けている。」
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/596.html#c2

という世界観から発しているのではないかと気になって、コメントしました。

日高見連邦共和国さんは、第一次世界大戦後から第二次世界大戦前までの世界の歴史を深く学ばれると良いと思います。

日高見連邦共和国さんが、千年前の世界観に囚われ過ぎていないか心配です。


09. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 10:50:23 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>>08 『珍自由主義クラブ』=『米犬』

意味の無い、論点をハグラカしたコメントを繰り返すのはやめよ。
“阿修羅幼稚園”で、問題児たるオマエに言えるのはこれだけだ。


10. 2013年8月08日 11:41:53 : W7CuBdZI4k
06さん  痛快!

11. ダイナモ 2013年8月08日 12:08:32 : mY9T/8MdR98ug : ErOluhWnmo
>しかし、大量破壊兵器など何一つなく、アメリカが中東の石油資源を手に入れただけだった。

これは事実ではない。米国はイラクの石油を狙って戦争を仕掛けたが、その後の政策的失敗により、イラクから米国への石油輸出は頓挫しているのが現状である。


12. 2013年8月08日 14:10:52 : trd12B3aVk
>02さん
の御意見は日っ本人の良心とおもいます

投稿者は自己肯定したいだけの自己中よりもっと悪質な動機に貫かれているのではないか?
「たった一人の居たかもしれない慰安婦」の運命におもいをはせることも出来ない利権野郎ではないか
と過去投稿から推測します
日本軍として我らが先祖がやらかし/やらされたことは、人数の多寡で誤魔化して安心できるというさもしい心根が、投稿者の過去投稿からはうかがえるからです


投稿者は自分自身が日本軍の勇敢なる兵士として参戦した時に
そういう不義非道なことが出来るか・やらかして何とも思わないのか
日本人として正義をなすとはどういうことか
ここを自らのこととして切実に自分につきつめたらよかろう

がその歳までしてこなかったことはもしや手遅れかもしれない
いくらバイトでやっているとは言え


==================

ハワイ王国侵略の後に雨の海外利権勢力は対日作戦オレンジを発動

ところが明治政府自体がハワイ侵略容認へ切り替えていったのだった
日英同盟→日清戦争→外資拡大導入→日露戦争

この後さらに拡大したが
満洲→中国

これらはみな英米の代理侵攻という政治的金銭的意義がある
ときどきの将軍はかわり政府の理屈もかわる
だが
利払いはずっとつづけているのだ
欧米人が満洲中国で儲けていたのだ
この事実をよーく見るべきだ清末の欧米出兵のとき走狗として最大兵数を出したのは日本の黄色い犬であった屈辱を銘記すべきだ
欧米も日本人も最大の簒奪をやってのけ中国歴代の国宝を簒奪した
日本人も欧米人にもっとも信頼されるジンシュとして銀の分け前にあづかった屈辱

これを屈辱と感じられるかどうか日本精神があるかどうかの試金石だ
投稿者は?

中国で日本軍と日本人が阿片を売ったと非難されているが
印度イランから三井三菱が輸入してるわけで
もとの問屋はナニ人か考えてみるとよい

投稿者は「太平洋戦争」などと恥かしげもなく使っている
自分の耳ざわりいいことだけかきあつめてはいけない
歴史内在的に戦争の日本近代史を考究すべきだ
自分が前線へ連れ出されたもと農民の兵士や慰安婦だと思って考えよ

「太平洋戦争」は戦後に雨の名前を翻訳してオシツケられたものだ
日本人としては良くも悪くも「大東亜戦争」だった
興亜のアジアを興すの(良くも悪くも)展望を理屈づけられていた


そこでだ
戦局不利の時点になってアジア解放を前面に出し始めた
仏印進駐などがそうだ

なぜ戦前の左翼の一部までが(ずっと反対だった左翼もいたが)戦争に協力したのか
当時のひとの文章を直接読んでみたらいい
いよいよ米英と戦端を開くのかアジア人をいじめるのでなくいよいよ帝国主義本家に挑むのかと
勇ましく力んでしまっている

明治維新以降にあった負の局面をいっきに挽回できるかのような都合のいい解釈をしてしまっている
今となってはその批判は容易かもしれない

軍部政府のいう鬼畜米英をほとんどの国民が一部の左翼も信じていたのだ
一部の軍人も本気だった

このように煽動するものと煽動に乗せられるものとの乖離が戦闘であるゆえに大きな現実力を現出してしまう
嘘から出た誠みたいなものだ
欧米植民地を叩き出せと命じられたら大衆は燃えてしまった人達が少なからずいたのだ
利用されたことを知らねばなるまい
しかし大衆の正義の心情は正しく解決すべきだ
そのためには慰安婦や南京虐殺の人数がどうのと
糞飯もの論議では何も汲み取れない

そればかりか麻生のナチ発言みたいに言葉狩りの罠にはまるだろう
慰安婦だの南京の虐殺人数だのの論争それじたい
あっちがわの仕掛けではないのか考えてみるべきだが
投稿者はその任務を仰せつかってるんだろう?

中国人との戦争も
幕末以降の歴史は日本近代は米英による操縦、という視点から洗い直してみる必要がある

米英の走狗にされちまった恥づべき歴史として
なぜなら
自衛隊が今また連中の走狗にさせられる法整備がなれようとしているからだ



13. 2013年8月08日 14:26:05 : trd12B3aVk
連投御免

投稿者はつらい現実に目を瞑ってはイカン
現実をどう解決するかをかんがえよ

現実の起きた原因を追究せよ

「虐殺なかった」と言う奴はまた日本人の目と頭を塞いで利用しようとしているのだ
日本人を利用するのは日本人だけでないぞ


先人の貴重な証言に向き合って起こされた現実と対決せよ
==========

http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/backnumber/06/kamota_gyakusatu.htm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


母子の虐殺
−幼い子たちを次々刺殺−

鴨田好司


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 ちょうど畑の作物に実のついた八月の中旬のある日のことであった。山東省日照県大山の山岳で、夜明方、五四旅団の主力部隊は八路軍と遭遇し、激戦した一時間後のことである。

 私は当時四年兵の上等兵で、旅団直轄小隊の軽機関銃手として、小隊長吉川貞二准尉の指揮で第一線に侵攻し、硝煙のけむる大山をよじのぼった。八路軍の主力は、西側に包囲陣を張った54旅団の一角を破りぬけ、山上には姿はなく、ただ、戦場だった山の中腹には、54旅団の砲撃によって、八路軍の戦士たちが、手、足をもぎとられ、腹や胴の肉がとび散り、岩壁にびったりひっついていた。

 すっかり夜は明け、太陽が山間より照り出し、私の日前の屍や血潮で真っ赤に染められた岩壁より、ムッと、むせるように発散する血生臭いにおいが鼻をついてきた。

 凄惨な地獄絵の中に、足をふるわせた私は、でこぼこした細い崖道をのぼった時、人がやっと入れるほら穴に目をつけた。穴の中に黒ぐろと人が二、三人うごめくのをみつけた。

「あっ…人だ!」
と私は叫んだ瞬間、本能的に腰にもった軽機関銃の引き金に手をかけていた。五、六発連続に撃ち込んだ弾丸は、曲がった穴の中で岩石にうちあたり、火花を散らし、はね返ってきた。

 近くの岩かけで、中国人をみつけたのか、他の小隊の兵隊たちが、「いた、いた、逃がすな、撃て!ブッ殺せ!」と、わめく声が入り乱れ、小銃が二、三発なり響いた。時々、ダァン、ダァンと手榴弾の炸裂する音が、山いっぱいに、こだました。

「馬鹿!危ない、引っぱり出すんだ!」
うしろから吉川准尉に怒鳴られた私は、こわごわ穴の中に身をかがめた。

 山の岩かげや、ほら穴にかくれている人々は、日本軍が、部落に侵入したので避難していた良民だった。この人々は、日本軍隊にみつかったら、どんな乱暴をうけるか、よく知っていた。手あたり次第に、農民を殺し、婦女を強姦する凶悪な強盗どもの目を逃れようとする住民たちは、わずかばかりの糧食と水を袋に入れ逃げているため、いつ日本軍がいなくなるか解らない状況では、食うものも食わず、呑むものも呑まず、着のみ着のままで身をかくすのがせいいっぱいだった。ただ、日本軍が遠いところにいなくなる事を願い、それまでは、極度の飢えと、夜の寒さにふるえ苦しまなければならなかった。この苦しい避難の中に、みつからずとも、どれだけの多くの人が、病に死に、水に渇し、飢えて死んでいったか、数知れない。

 朝からの長い戦闘が始まったのに……戦闘が終わるのを今か、今かと、待ちあぐんでいた、大山附近の部落民たという事は、誰の目にもはっきり解った。このような何の罪もない、平和な生活をしている、無抵抗な中国の人を「戦場の掃蕩」と称して「神聖な皇軍」と誇る、日本軍が襲いかかり、大虐殺が、大山山岳いっぱいに押し広げられ、真っ赤な血に、山はぬりつぶされたのだ。

 私がほら穴から引っぱり出した中国人は、武器一つもってない、土の臭いのする黒い野良着を着た、陽に真っ黒く焼けた顔をした、三十五歳位の男だった。そのあとから、生まれて何ヶ月もたたない赤ん坊を胸に、しっかり抱きしめた、多分男の妻であろう四十歳前後の婦人が青ざめた顔をして出てきた。その婦人の足もとに、まとわりつくように四つ位の丸坊主頭の男の子と、八つ位のオカッパの女の子が、洞の中から、私の銃剣に、おびえながら出てきた。

「よーし、…この野郎は八路だな! 俺が首を叩き斬ってやる、縛っとけ!」
 吉川准尉の命令に、私はすぐさま男をうしろ手にねじ上げ縛った。そして、崖下で泣きわめいている十七歳位の少女を捕らえ、こずきあげている、二、三人の小隊の兵隊に男を引き渡した。

 赤子をしっかり左手で抱きしめた女の人は、ほら穴の前にひざを折って座ったまま、二人の子供を両わきに、おびえふるえていた。そして縛った男を蹴とばし、なぐりつけている、崖下の日本兵の乱暴な動作に、オドオドと唇をふるわせ、私に向かって、何か解らないことをいった。

「夫は農民だ!夫を返せ!」と訴えている。正当な妻の抗議のようだった。
「我是、好老百姓!」という事だけは、中国語のよく解らない私にも、はっきり解った。まわりのいたいけない子供を私に示して、何回も乱れた髪をふりたて、哀願するその姿こそ、武器をもたない、善良な人々の鬼に対する、精いっぱいの抗議だった。

「鴨田! この女も餓鬼も八路の家族だ! 殺してしまえ!」
 私の背にまわってきた吉川准尉の、拳銃をふりまわして怒鳴る声に、一歩下がった私は、銃剣をもち構え、母子の前に突き出した。私の突きつけた銃剣に、男の子は、火のついたように泣き出し、母親の胸にしがみついた。女の子も一緒に泣き出し、母親のまわりに固くしがみついた。母親は子供を背にかばい、必死に、ゴツンゴツンと岩石に額をあて、助けを求めた。

「鴨田!なにしている!殺せ!羽田の仇だ!」
 吉川准尉のいらだった声が耳もとに響くのに、弾丸にあたって死んだ羽田の復仇心が、ムラムラと起こってきた。それよりも、もっと殺意が動いたのは、人殺しを何回となくやっている古兵のくせに、女、子供ぐらい殺すのに躊躇する自分が、意気地なしに思えたことによる。また小隊長の前で、腕のあげどころだと考えた私は、殺す腹がきまると、どのように殺してやろうかという、凶暴な殺気にみなぎっていた。

「どうか許してください……私には子供が…」
 目に涙をいっぱいため、拝むようにして、私の足もとににじりよる女は、血を吐く切実な救いを、侵略者の私に求めているのだ。

「あなたには、父もあり母もある、兄妹もあるでしょう」
と、人の子と思えばこそ、人間の顔をしている私に、いたいけない無邪気な、この三人の子を、可憐と思うならと……私の一かけらの良心を求め、とりすがり、哀訴している。にじみ出た母親の涙の訴えを、私には聞き入れる良心の一片すら、どこにも見出せない、けだものだった。

「命令だ!」上官の命令は、天皇陛下の命令だ、と絶対服従の天皇を崇拝した「大和魂」をつけた私は、まさに、血に飢えた獣だった。キバをむいて荒れ狂った。私は女の横腹を思い切りけとばした。そして、母の背に、小さくなってふるえ泣き叫ぶ男の子の襟首をわしづかみに、岩石に叩きつけた。「アイヤァ…小孩子…… 小孩子!」

 母親は、蹴られた痛みをこらえ、狂気のように岩石の上にあおむけに転がった男の子の体にしがみつき、離すまいと、固く胸もとにかばい、必死になって我が子を守ろうとして、突き出した私の銃剣をおさえた。

「クソ!反抗しやがるか!」
 いきり立った私は、銃身で母親の顔を力いっぱいなぐりつけた。「あっ…」と、のけぞる女の顔は、皮膚が破れ、真っ赤な血が顔一面に吹き出した。それでもなおも我が子に近よろうと、赤子を胸に抱き、這いよってきた。

「小孩子……小孩子……」と叫ぶ母の声に……
「媽……媽……!」

 口から血を吹きだした男の子は、母のもとに四ツ這いににじりよった瞬間、私はその横腹に銃剣を芋刺につきさした。オカッパの女の子が「ワー……」と、顔に小さな両手をあて泣き出すのを、胸もと目がけて芋刺にし、岩石に叩きつけた。

「アイヤァ…ウ…」
 母親は悲しみと憤怒に燃え「鬼子!」と叫んだ。そして血みどろの中でもがき、二人の愛児の屍にしがみついた。私は、呪いのこもった女の目に、ギョッとして、ひとかたまりになった母子の体を蹴とばし、女の腹を深く銃剣で突き刺した。

 せまい山のほら穴の前の岩壁に囲まれた地点は、母子の血が、岩石の間を流れ出し、血だるまとなった母親は、固く赤子を抱きしめ……二人の子供の屍に重なり合い、苦しみもだえ、屍を抱きしめた。そしてだんだん唇が紫色に変色していく母親は、「オギャア、オギャアー」と泣く赤子の声に、薄く目をあけ、血にドロドロに染まった胸の衣を引き裂き、乳房を赤子の顔にあて、がっくりうっぷしてしまった。万魁のうらみをのんで私に殺された婦人の魂は、永久にその憎しみと呪いは消えない深い深いこのうらみを、中国の六億の同胞に訴えているのだ。

 泣き叫ぶ赤ん坊は、冷たくなった母の胸もとに顔をよせ、紅葉のような両手をひろげ乳房を血の中に探し求めていた。

 親が殺され、姉兄が殺されたのも知らぬ、無心な赤子は、けがれのない純真無垢な、人間の子として、本能的に母の肉体を求め、愛情を求めている。

 血のしたたる銃剣をさげ、荒い息を吐きながら、
突っ立った私のうしろから……
「ウッ……よーし、それで良い、今度はこいつの首斬りの番だ!」

 吉川准尉の哄笑する、薄気味の悪い声が響いた。そして、私が縛った男は崖下で、吉川准尉の軍刀で首を斬られて殺された。

 私は、今……何の理由もなく、ただ「戦争という、公然な理由をつけ」虐殺した、滔天の罪に深い慙愧と悔悟の念でいっぱいです。

(かもだ こうじ 中国帰還者連絡会会員)

1998年1月没


【略歴】
1921年 東京生まれ
所属部隊 第59師団第54旅団第111大隊
階級 兵長

 



14. 米犬 2013年8月08日 14:54:36 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
>私は、『歴史認識』の要諦は、『 彼らが何故“そこ”に居たのか、
>それを理解する行為こそが『歴史認識』である。(彼らとは、欧米列
>強や日本を含む、中国・韓国・東アジア諸国以外の国々)』これだけである。

私もそれには同感です。つまり日本は東アジアの欧米支配から完全に彼らを独立させた大きな功績があるということでしょう。
だから未だにビルマでもタイでも日本人はとても感謝されていて、日本の功績と言うのがしっかりと認知されているわけです。

韓国なんぞに至っては日本のしっかりとした一員。日本軍に入隊する希望者の多さは最近話題になっている位。それがいつの間にか戦争被害者面をしていて嘘も甚だしい。あの嘘つきの国は戦争処理者だと勘違いしてしまったようです。

中国だって同じ。今の中国共産党は戦後中国を乗っ取ったならず者。本当の中国は台湾

つまり正しい歴史認識は、韓国は併合されていて植民地などではなかった。東南アジアは完全な植民地。それを日本が解放した。

一番の共通する歴史認識は、なぜ東南アジアに欧米諸国がいたのか、日本がどのように開放したのか。今の韓国中国の発展は日本の援助によるものがほとんど。

日本は胸を張っていて良し!! ということですね。日高見さんとは同じ考えだ!!


15. 2013年8月08日 16:27:29 : F1Sr2Hx0Nj
大東亜戦争(太平洋戦争)全部日本が悪かったという、自虐史観からは抜け出すべき。
本投稿からはズレますが、
最近の若者(学生、生徒)の中に、日本と米国が戦争したということさえ知らない者がいます。日本しでは、近代現代史を重点的に教えるべき。
文部科学省の教育は戦後間違っていたのではないか。

16. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 16:40:45 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA

>14 『米犬』

だからね、日本人はそういう事を “これ見よがし”に大声で言っちゃいけねえ、って言ってるの分かんないか?

やれやれ・・・


17. 新自由主義クラブ 2013年8月08日 16:46:20 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
>>16 日高見連邦共和国さん

>「だからね、日本人はそういう事を “これ見よがし”に大声で言っちゃいけねえ、って言ってるの分かんないか?

やれやれ・・・」


意味不明です。

簡潔に説明してください。

小沢一郎も同じ考えですか?


18. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 16:57:25 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA

>>17 『新自由主義クラブ』=『米犬』

私の >>02>>03 のコメントが全てだ、って言ってるだろう。
アホウかね、キミは!!(笑)

白々しい『ペンネの使い分け(廻し)』はお止めよ、みっともない事この上ないよ。
じゃんけんで言えば“チョキ”の私に対して“パー”のキミが対抗しうる筈が無いのさね。
その“事実”に早く気づけよ!!(大爆笑)


19. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 17:01:19 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA

>>17 『新自由主義クラブ』=『米犬』

言い足りないので追記。

>簡潔に説明してください。

物事の議論を複雑にしているのはチミだろうっ!!(笑)

>小沢一郎も同じ考えですか?

いちいちそういう関連付けを持ってくんなよ!!
こんな場末の掲示板の書き殴りのコメント欄で、何で一々そんな“事”を問われねばならん?
私が自分の頭で考え、私が正しいと信じる『歴史認識だ』
そういう“哲学”の上に立った私が、小沢一郎の“所信と政策”を支持しているんだ。
だから、何だよ、って話し!!!


20. 新自由主義クラブ 2013年8月08日 17:04:58 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
>>18 日高見連邦共和国さん

17の質問の趣旨は、日高見連邦共和国さんが、

(1)当時の国際法的に合法だし、戦争がアジアの植民地解放につながったから問題なし。しかし日本のおかげだと言われると、独立したアジアの国々のプライドが傷つけられるから、日本が言ってはダメ。

(2)当時の国際法的に見て非合法だが、戦争がアジアの植民地解放につながったから問題なし。しかし、その戦争は国際法的に見て非合法なので、日本が正当化してはダメ。

のどちらのお考えなのか知りたいと思い、たずねました。



21. 日高見連邦共和国 2013年8月08日 17:27:31 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>>20 『珍獣クラブ』=『米犬』

だから >>07 で私はこう言ってるだろう。

>貴殿のその瑣末な“問題点ハグラカシ”のコメントにまともに回答する意義を認めない。

物事(歴史)の要諦(本筋)はそんなトコロには無い。
何度言わせれば分かる?
人の書いた文章、ちゃんと読んでる?
ボク???


22. 新自由主義クラブ 2013年8月08日 18:25:02 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
>>14, >>16

日本の満州進出と、ソ連のアフガニスタン侵攻とは、どこが違うか。

仮にアジアの植民地解放が目的だったとすると、日本の南部仏印進駐と、中国共産党が武力闘争で中国本土を治めるようになったのと、どこが違うか。

(どちらも被抑圧者を抑圧者から解放する武力闘争だったので正当化できるか?)

 考えてみてください。


23. 2013年8月09日 06:58:05 : tZ6MoaCr0Q
イラクやアフガニスタンの憲法をアメリカが作ったりしたら
日本の護憲派はそれを支持するだろうか

24. 日高見連邦共和国 2013年8月09日 09:50:11 : ZtjAE5Qu8buIw : IeaB3HQJJg

>>22 『珍獣クラブ』=『米犬』

> 考えてみてください。

その偉そうな“上から目線”!!何様やねんおんし!!(笑)

>仮にアジアの植民地解放が目的だったとすると

誰がそんなこと言ってる。それは“付帯する条件”かもしらんが“目的”なんかじゃない。
私の既存のコメントを普通に読めばわかろうもん〜

もう貴殿に、ここに来て何か喋る資格が無いって自分で気づかね???
(笑)


25. muff 2013年8月09日 14:58:56 : cRJ8fTByWzgGg : ERX54ch7JM
> 日高見連邦共和国殿


貴殿の モノの見方 は全く正しいと私も考えます。

確かにあれは 日本の自衛戦争 で 止むにやまれず起きた戦争 という一面はあるでしょう。更に、アジアの解放のための戦争と。
しかしながら、それは日本国民にとってであり、日本軍が軍事行動を行った場所の人々にとっては、侵略以外の何物でもないでしょうし、日本にとっての大義名分は被害を受けた人々には関係無いとなるのが当然でしょう。

もちろん、米国のウォーギルト政策による洗脳からも脱して、事実を直視するのが最も大切なことです。

ですから、当時の中国政府にも戦争を招いた責任は有りますし、ヒロシマ・ナガサキとか東京大空襲は国家による戦争犯罪です。

また、米犬氏が提示する日本軍の非道な振舞いは、国策としての戦争の是非とは違う事件の話しで、それを持ち出すのは氏が「韓犬」か「中犬」だからでしょうか?

先ずは、日本は何故、国策を誤ったのか? と考えるべきです。

※戦争、それ自体が国策の誤りではなく、分けて考えるべきです。


26. 日高見連邦共和国 2013年8月09日 18:03:09 : ZtjAE5Qu8buIw : IeaB3HQJJg

25さま

大日本帝国がいかに“大義名分”としてアジアの開放を謳ったとしても、
(そしてそれが“大東亜共栄圏”という理念に則ったものだとしても)
満州国建設⇒中華事変⇒太平洋戦争となだれ込む一連の軍事行動が
『功利主義(自国の安全保障)による周辺安全圏の確保』であった以上、
アジア諸国の殖民地開放は、方便であり“目的”であったのでは無い、と断言できます。

さて、後智慧の結果論として、我が国はあの戦争を“どう戦えば良かった”のか・・・?
いや、“どう終わらせれば良かった”のか???
これは私にとっての終生のテーマです。

【ケース1】(開戦までは史実通りだとるす)
 @東インド洋方面への進撃はやめ、ポートモレスビー攻略に全力を挙げる。
 Aポートモレスビー攻略部隊の支援艦隊は、最低でも正規空母4隻を揃え、米機動部隊の殲滅を図る。
 Bポートモレスビー攻略後、なるべく時間を置かずオーストラリアと単独講和する。
 Cマレーシア・インドネシア及び南洋州から徹底的に“植民地的支配”の社会構造を破壊し尽くす。
 Dその上で、イギリスに単独講和(占領地からの無条件即時撤退)を申し込む。
  (その受諾の可否は問わない。どうせイギリスは応じられないから)
 Eミッドウェー攻略は、残存の米艦艇の殲滅の場とする。
  陽動としての攻略部隊は進撃するが、本気でミッドウェーを攻略はしない。
  (変わりにハワイを攻略するなんてバカもしない)
 Fこの大海戦で、アメリカは巡洋艦以上の艦艇のほぼ全てを失う。
  (日本も、戦艦・巡洋艦の過半数、空母の半数、搭載機の8割を失う)
 G日本の優秀な巡航型潜水艦(伊号)を、ハワイの封鎖線として配備する。
 Hアメリカの可動可能な艦艇を失い、伊号潜によるハワイ封鎖が完成した時点で、日本は全占領地から一斉に撤退する。
 I日本は、『朝鮮』『台湾』の大日本帝国からの独立を宣言する。
 J続いて、かつて欧米列強による植民地支配を受けていた全てのアジア諸国で
  1年以内の“自決選挙”の実施を宣言し、各国に通達する。
 K対価は日本の“無条件降伏”、国体護持すらその条件としない。
 L日独伊三国同盟からの脱退と、ソビエトとの友好条約の締結。

【ケース2】(時計を多少巻き戻せるなら・・・)
 @中国の全戦線からの撤退。
 A日独伊三国同盟の非締結、もしくは脱退。
 Bソビエトとの何らかの友好的条約の締結。
 C満州国の経済的開放の宣言。
 D全世界の植民地の開放宣言と、全人類の非差別・平等宣言を発する。

 *これが出来りゃ、むしろ戦争をおっぱじめる前提が消えちゃうかもね。

絶対こうはならない、という事はようく分かっています。
けれど、こういう思考実験が、実はこれからの日本と世界にとって“有益”なのは言うまでもありません。
ちなみに、いつかこういうストーリーでの“架空戦記”を書く予定です。
“歴史群像シリーズ”で出版予定です!!(笑)

雑談失礼、でした。


27. 佐々辰則 2013年8月27日 01:11:55 : ianU0xTp0HyW2 : fUqXDSiQY2
>>14

>韓国なんぞに至っては日本のしっかりとした一員。日本軍に入隊する希望者の多さは最近話題になっている位<

無理やり応募さえたんですけどね。資料も残ってますよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

陸軍省局長会報での武藤章軍務局長と田中隆吉兵務局長の応答(1941、4月16日)

軍務局長 「(略) 朝鮮の徴兵制度。及び台湾は志願兵制度をしく要望高し。これは政治上問題あるをもって検討いたし度。」

兵務局長 「朝鮮現在の志願兵制度はその実質を微するに必ずしも真実志願せるものは少なく、強圧により止むを得ず志願せりというもの多し。従って徴兵制の施行は多いに考慮を要す。」

(『陸軍省業務日誌摘録』 前篇 その3のイ)金原節三『陸軍省業務日誌摘録』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

解説;「朝鮮や台湾の入隊希望者多いようじゃないですか」と軍務局長 が言うと兵務局長 は、「だけどそれ強制なんですよ」と答えたという話だ。

そりゃそうでしょ。

こうした資料があるので、近現代専門の歴史学者には「日本軍に入隊する希望者の多さは最近話題に」なんかしてる人はいないでしょう。
歴史をまったく知らないような修正論者の政治家が自分に都合のいい資料を切り売りして使うだけですから。


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