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吉本貞昭事務所公式サイトから
http://s-yoshimoto.sakura.ne.jp/book/ISBN978-4-89295-910-3.html
戦後、次々と独立を果たしたアジア・アフリカ諸国は、その後の国際政治と世界経済の動向に大きな影響を与えるようになり、地球環境の問題を考える上でも無視できない存在になってきている。だが、日本の歴史家の間では、いまだにアジア・アフリカ諸国の独立と発展の原動力である日清・日露戦争や大東亜戦争に対して正当な評価を与えていない。
インドの初代首相ネルーの妹で、国連総会議長を務めたパンディット夫人も、『日本を辱めようとする内外の歴史や自虐史観に立つ人たちは、これまで太平洋戦争がもたらしたアジアの民族主義への影響をことさら「無視」し続け、あるいは「過小評価」してきました』と述べているように、日本のメディアも、毎年八月になると、戦前の日本や大東亜戦争を悪玉に仕立てた番組をさかんに放送するが、その見方は、とても客観的なものとは言えない。
日本のメディアが中国と韓国の訴える日本の戦争責任や靖国問題などを報道する場合でも、外国のメディアに左右されない大東亜戦争の報道が必要なのだが、日本では中国と韓国の視点に立った報道が優位を占め、歴史を多角的に見る報道が行われてこなかった。これでは、日本の果たした役割が抹殺され、英霊が犬死になってしまうことになるだろう。
そもそも、昭和十六年十二月八日に勃発した大東亜戦争は、連合国軍最高司令官マッカーサー元帥も回想記で述べているように、米大統領フランクリン・D・ルーズベルトの経済制裁によって日本が生存確保のためにとったやむを得ざる自衛行為であるとともに、西欧列強の植民地支配からアジアを解放して大東亜共栄圏を実現する戦いでもあったわけである。
特に、日米両国間の経済的、軍事的な利害対立の他に、イギリスとソ連の謀略によってこの戦争が惹起されたことに疑問の余地はない。だが、戦後の日本では、歴史教科書をはじめとして、なぜか大東亜戦争は自存自衛とアジア解放の戦いではなく、いつのまにか、アジアを植民地支配していた西欧諸国に対する「侵略戦争」になってしまっているのである。
どこの国の教科書でも、自国の戦争を弁護して書くものなのだが、日本の歴史教科書だけは、逆に自国の誇りを奪うような書き方をしている。「こんな歴史教育をしているのは、世界広しといえども日本だけ」であろう。
ところで、三年前に国民の期待を一身に背負って登場した民主党は、昨年三月十一日に発生した東日本大震災の復旧・復興計画などの問題解決に遅れたうえ、公約違反や相次ぐ所属議員の不祥事によって国民の期待を裏切ろうとしているだけでなく、外交の面においても、東シナ海と尖閣列島の支配を虎視眈々と狙う中国や、竹島を実効支配する韓国に対して、毅然とした態度をとることができないでいる。
一方、戦後の日本人も、六十七年もの間、真実を封印した歴史教育のせいで、誤った歴史認識を持った国民が増え、反対に正しい歴史認識を持った戦中派の国民が次第に減少するという、大きな転換点に差しかかっている。それと同時に、「戦争犯罪情報計画」の影響によって日本人のモラルが急速に崩壊してきており、これは、まさしく亡国の前兆と言ってもいいだろう。
別言すれば、かつてドイツ近代歴史学の祖ランケが「国民が誇りを失えば、その国は滅びる」と述べたように、日本は、かつて富の獲得だけに血道をあげ、ついに古代ローマ帝国に滅ぼされたカルタゴのように、まさしく滅びの方向に向かっていると言っても過言ではないのである。そして、この滅亡への道から再生への道に転換するには、日本人が戦前に持っていた自信と誇りを取り戻すしか他に、方法はないのである。
そこで、著者が本書の執筆に当たって最も念頭に置いたのは、戦前の日本人が国難に殉じていかに戦ったかということを国民に伝えることである。それを「歴史が記憶している限り、日本と日本民族は滅びることはない」と信ずるからである。
田母神前空将が示した「過去の歴史認識」を再検証するため、これまで著者が大東亜戦争と東京裁判を研究する上で、導きの星として仰いできた、アジア・アフリカ・南米・西欧諸国の指導者と識者たちの名言を本書に掲載した。これらを読んだ読者は、きっと大きな感銘を受けると思う。
ここから、大東亜戦争は「村山談話」や歴史教科書にあるような「侵略戦争」ではないし、東京裁判がいかに裁判に値しない、偽善的な茶番劇であったかが分かるであろう。
本書に掲載した名言は、まるで宝石のように今もなお、その輝きを放って我々に生きる勇気と希望を与えてくれるのである。
日本人は、これらを通して、かつて日本が大東亜戦争中に蒔いたアジア解放と大東亜共栄圏の種が実って、戦後、アジア・アフリカ・南米諸国が独立し、発展できたこと、そして、日本がそれらに大きく貢献した国であることに対して、もっと大きな自信と誇りを持つべきなのである。
本書によって日本人が大東亜戦争の世界史的意義を再評価し、東京裁判がもたらした誤った歴史認識から脱却して、失われた自信と誇りを取り戻すための一助となれば幸いである。
http://www.youtube.com/watch?v=7tsyqPV5XoY&feature=player_embedded
本書刊行に寄せて――NPO法人・環境保全機構理事長 東條由布子
この本の出版を、何年待ち続けてきたことでしょう。待った甲斐がありました。
ここに書かれている内容を日本人が知ったら、きっと占領軍による洗脳が一気に解けてしまう、珠玉の名著だと思います。
私は、吉本さんから本書に収録されている、アジア・西欧諸国の指導者と識者の言葉を集めた素晴らしい名言集をいただいて読んだとき、深く感銘を受けました。
その後、この名言集に色々なカラーの鉛筆で線を引き、講演で一人でも多くの日本人に、この内容を知ってほしくて、貴重な教科書として使わせていただきました。
吉本さんの次に、心からこの名言集の出版を熱望していたのは、私かもしれないと自負していますが、本書の出版を一番喜んでいるのは、世界中の戦場で散華された英霊ではないかと思います。
このたび、吉本さんが長年研究されてきた大東亜戦争と東京裁判の真実を、アジア・西欧諸国の指導者と識者の名言集とともに一冊の本にまとめられ、出版されることを、心からお祝い申し上げ、改めて本書をご推薦申し上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=03LvpZtgX8I&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=rjthSfB1RF4&feature=player_embedded
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<参考リンク>
■日本に光を与えてくれた、一人のスリランカ人(璧を完うす)
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/528.html
■<日本が、人類滅亡の悪の宗家になってはならない!>昭和天皇は軍部の核兵器開発を中止するように命じた
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/215.html
※GHQの占領政策、共産主義者の地下活動、外国の諜報戦争
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