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墜落ヘリ同種機に放射性物質 06年米軍HP明記(沖縄タイムス)
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/230.html
投稿者 播磨 日時 2013 年 8 月 07 日 14:06:55: UcrUjejUJLEik
 

墜落ヘリ同種機に放射性物質 06年米軍HP明記
2013年8月7日 09時56分
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-07_52609

 
 米軍キャンプ・ハンセンに5日墜落したHH60救難ヘリコプターの同種機の部品に、放射性物質のストロンチウム90が使われていた。現在閉鎖されている米空軍のホームページに、2006年時点で明記されていた。04年の沖国大ヘリ墜落事故でも同じ物質が焼失し、住民の健康不安を招いている。事故機に使われていたかは不明だが、宜野座村は6日、現場近くのダムで放射性物質の有無も調査した。

 事故機はHH60ペイブホーク。米空軍ライトパターソン基地(オハイオ州)のホームページにあった「航空機放射性物質データベース」には、同種のH60ブラックホークの主回転翼に、ストロンチウム90が使われていると記載されていた。飛行中の回転翼のひび割れを調べるセンサー用で、量は不明。嘉手納基地報道部は6日時点で事故機にストロンチウム90が使われていたかは明らかにしていない。

 本紙は06年、ホームページを基に米軍に取材し、劣化ウランなど多くの放射性物質が米軍機に使われていたことを報じた。

 ストロンチウム90は半減期が約29年。体内に入ると骨に蓄積、放射線を出し続けて骨のがんや白血病などの原因になるとされる。

 沖国大の事故では、墜落したCH53Dに使われていたストロンチウム90の一部約1850万ベクレルが燃えたが、米軍は「放射能汚染はない」と主張した。

 当時、事故を調査した京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「沖国大事故のように機体が激しく燃えていれば、環境中にまき散らされている。現場写真を見る限り、周辺の森林に付着している可能性が高いのではないか」と指摘。「ストロンチウム90は水溶性であり、万が一水を介して人体に入れば一生消えない。ダムの水は定期的に調査すべきだ」と話した。

 一方、原子力規制委員会のホームページで公開している沖縄本島3カ所の空間線量測定結果では、米軍ヘリ墜落後の5日午後5時から6日午後7時までの数値に、日ごろに比べて目立った変化はない。

 名護市の北部福祉保健所では0・026〜0・027マイクロシーベルト、うるま市の原子力艦放射能調査施設では0・020〜0・021マイクロシーベルト、那覇市の県庁では0・045〜0・046マイクロシーベルトだった。
 

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コメント
 
01. 2013年8月07日 14:16:41 : nJF6kGWndY

>ストロンチウム90の一部約1850万ベクレルが燃えたが、米軍は「放射能汚染はない」と主張した。

微量だから、無視しうるレベルということだな


02. 2013年8月07日 14:20:31 : nJF6kGWndY

ちなみに半減期は28.79年であり、1グラムのストロンチウム90の放射能強度は5.11兆ベクレルだから

量としては、数十マイクログラムオーダーということか


03. taked4700 2013年8月07日 14:54:26 : 9XFNe/BiX575U : 3Nnpj2Bh2E
>飛行中の回転翼のひび割れを調べるセンサー用で、量は不明。嘉手納基地報道部は6日時点で事故機にストロンチウム90が使われていたかは明らかにしていない。

これ自体が意味不明。なぜ、放射性ストロンチウムがローターのひび割れ検知に使われるのかがよく分からない。

もともと、ローターなどヘリコプターやジェット機などの回転部分のひび割れはよくある。そして、普通は目視で確認しているはず。

ストロンチウム90でひび割れ検知と言うのは疑問だと思う。飛行中の回転翼には、相当に強い下方向の風が起こる。ひび割れ部分からのストロンチウム90の放散を検知などできるのだろうか。


04. 日高見連邦共和国 2013年8月07日 15:16:49 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

“弾丸”として劣化ウラン弾がなんで重用されるかを考えればいい。
軍用品に、効率とコストを重視して(つまり安全を軽視して)“劣化ウラン等”
の特殊な材料が使われている事があったとしても、疑問には思わないがね。
あくまで“可能性”として、記事のような指摘は“無くは無い”とだけ言っておこうか。

05. 2013年8月07日 15:19:41 : jbSrmNAdqI
>03さん 参照されたい
  「沖国大米軍ヘリ墜落事件」ウィキベディア

06. 2013年8月07日 19:24:46 : niiL5nr8dQ
米軍ヘリ墜落事故: 報道機関の質問に対する回答

2004年9月3日

下記は、沖縄県宜野湾市で起きた米軍ヘリ墜落事故(8月13日)に関連して、報道機関からの質問に対する回答です。

質問:米軍ヘリコプター(CH-53D)の墜落現場では、「ガイガーカウンター」(放射能検出機)は使用されたのか?

回答:

使用された。1部の航空機やヘリコプターの残がいを検査する際に使用される標準的な検査機器のひとつが、放射能検出機である。8月13日沖縄での米軍ヘリコプター(CH-53D)の墜落に対し、米海兵隊の安全・救援担当職員は、付近にいる人々や乗員の安全を確保すべく、また事故機の残がいを保全するために、一連の手続きに注意深く従った。環境への悪影響を防ぎ、また最終的に事故の原因を知るために、CH-53Dの残がいを注意深く調べなければならない。
それでは放射能検出器を使用し、われわれは何を探していたのか? CH-53Dには、低レベルの放射性同位体であるストロンチウム90を含む回転翼安全装置および氷結探知機が装備されている。放射能検出機はCH-53Dの残がいの中にあるこれらの機器を見つけ出すために使用された。ストロンチウム90を含む回転翼安全装置は、飛行翼検査システム(IBIS)と呼ばれる、ヘリコプターの回転翼に取り付けられた感知器であり、回転翼の亀裂・劣化をパイロットに警告する。
IBIS安全装置は別々のケーシングに6放射線源を含んでいる。ケーシングはローターに取り付けられたブレードの根元の部分に位置する。それぞれのケーシングは約500マイクロキュリーのストロンチウム90を含み、ノック式ボールペンの押しボタンくらいのサイズの小さいステンレス製保護シリンダーに装てんされている。6個の容器のうち5個は事故現場から回収された。ひとつは機体の燃焼・溶解で気化した可能性が高く、識別不能である。焼失したストロンチウム90の量は人体に危険性はない。この量は通常の胸部エックス線撮影あるいは太平洋を横断する航空機搭乗による照射に比べ、かなり少ない。氷結探知機は約50マイクロキュリーのストロンチウム90を含むが、現場から回収された。
米海兵隊は日本の民間企業と連携して環境影響調査を行い、その結果をでき得る限り早急に報告する。ストロンチウム90、燃料、その他の合成物質、汚染の可能性のあるいかなる物質も含めて、現場に残る物質は、どのような種類であれ検証する。しかし、予備調査結果が示唆するところによると、墜落現場には放射能汚染の痕跡は存在しない。
http://japan2.usembassy.gov/j/p/tpj-20040903-61.html


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