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広島原爆の日 投下から68年
8月6日 4時20分
6日は、広島に原爆が投下されてから68年となる「原爆の日」です。
広島市の松井一実市長は6日に発表する平和宣言で、核兵器の非人道性を強調して廃絶を訴える国々が着実に増えてきているとしたうえで、日本政府に対し、こうした国々との連携を強化するよう求めることにしています。
広島市の平和公園には、早朝から原爆で亡くなった人の遺族などが訪れ祈りをささげています。
妻と2人で訪れた広島市西区に住む66歳の男性は「被爆した母親は命こそ助かりましたが失明し、そのあと、私を産みました。原爆はたとえ生き延びても後遺症が残って、人生を狂わせてしまいます。自分のような被爆2世が被爆体験を引き継いで、伝承していかないといけないと思います」と話していました。
曽祖母と叔母を原爆で亡くしたという広島市西区の39歳の女性は、4歳と6歳の息子と共に祈りをささげたうえで、「原爆で多くの人が亡くなったということを子どもたちにも伝えたくて一緒に来ました。平和な世界がいちばん大切だと思います」と話していました。
平和記念式典は安倍総理大臣も参列して午前8時から行われ、この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人、5859人の名前が書き加えられた28万6818人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められます。
そして原爆が投下された午前8時15分に、参列した人たちが全員で黙とうをささげます。
広島市の松井市長は式典で読み上げる「平和宣言」で、核兵器の非人道性を強調して廃絶を訴える国々が着実に増えてきているとしたうえで、日本政府に対し、こうした国々との連携を強化するよう求めることにしています。
また世界の指導者に対し、広島を訪問して高齢化する被爆者の願いを受け止めるとともに、核兵器の威嚇による疑心暗鬼の安全保障から信頼と対話に基づく安全保障に転換するよう訴えます。
さらに、原爆投下直後に降った放射性物質を含む「黒い雨」に遭った人への支援の充実や、原発事故を踏まえた市民の暮らしと安全を守るエネルギー政策の確立を政府に求めます。
被爆から68年、広島は6日、原爆の犠牲者を追悼し、核兵器廃絶の誓いを新たにする1日となります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130806/k10013569581000.html
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