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2013年8月 5日 街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
孫崎氏のメールを転送する。
BBCの定期国際世論調査である。
詳細は「世界ランキング統計局」のサイトで発表されている。
http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-237.html
かつてこの調査では、日本は、世界で一番、好感される国であった。
肯定的評価が急落したとされている。
孫崎氏は敢えて提起していないが、急落の原因に右翼的な安倍政権の誕生自体があると見る。
おそろしいのは、この調査は、橋下府知事の「慰安婦」・風俗発言や麻生副総理の「ナチス見習ったら」発言が世界を駆けめぐる以前のものであるということだ。
日本に向ける目は、国内で想像する以上に敏感なのだ。
世界から見れば、右翼的と見られた安倍政権誕生後、日本の支配的政治家は、その通り、侵略の歴史に無反省な日本とのメッセージを繰り返し発し続けている。
麻生ナチス発言の対応をおざなりですませ、安倍政権の継続をわれわれが許すのであれば、来年の調査は、さらに急落している可能性が高い。
やがて、日本は、世界が警戒すべき国の烙印を押されるだろう。
無形の信頼は、実は、最も有力な外交的パワーであった。
それ自体が、一種の防衛力を構成していたといってもよい。
それは、日本人が戦後営々として築いてきた資産である。
今、その資産が次々と破壊されている。
昨年末の衆院選挙が、これほど重い意味を持つことは、僕自身、想像していなかったことを白状しなければならない。
正念場である。
一人一人がどう行動するのか、問われている。
中韓に向けて、勇ましい言説を繰り返す知識人やマスコミ人は、考えた方がよい。
勇ましい言説を繰り返すほどに、中韓によって拡声(歪曲?!)されて世界に発信される。
仮にそれが中韓の仕掛けた罠だとしても(僕はそうは思わないが)、世界に生じる結果を引き受ける覚悟があっての言動なのか、立ち止まって慎重に考えてもらいたい。
======以下、孫崎亨氏メール:引用=========
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/folder/1517162.html
BBCは世界各国の影響力が世界でどのように評価されているかを毎年報じているが、2013年版については本年5月22日発表した。
この中で特筆すべきは日本である。日本の肯定的評価の落ち込みは世界最大である。
2012年5月の発表では日本は肯定的評価が58%でトップであった。
一時、日本では軍事力を行使する『普通の国』にならなければ、国際的評価は得られないと言われた。
実は逆である。
今日トップはドイツ、2位がカナダである。
米国、中国、ロシアなどの軍事大国は評価が低い。
リストの中で、最も低い国はイランである。核開発が常に着目されている。
国名 肯定的評価 否定的評価 肯定的評価の変化
ドイツ 59% 15% +3
加 55% 13% +2
英 55% 18% +4
日本 51% 27% −7
仏 49% 21% +1
米 45% 34% −2
中国 42% 39% −8
韓国 36% 31% −1
ロシア 30% 40% −1
イスラエル 21% 52% 0
イラン 15% 59% −1
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