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2013/8/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆税金のムダ遣いはもうやめろ
「撤回したから終わりでしょ、はい」
猪瀬直樹都知事は、麻生太郎財務相の“ナチス発言”を、そう言ってかばってみせた。
20年夏季五輪の開催地を決めるIOC総会は来月7日に開かれる。さっさと幕引きを図りたいんだろうが、猪瀬自身が今年4月、「イスラム教国は互いにけんかばかりしている。階級がある」などと発言。IOCが注意喚起するという異例の事態を引き起こし、招致を後退させた張本人だ。
候補地の首長である猪瀬と招致議連会長である麻生の2人は先月3日、スイス・ローザンヌで開かれた招致プレゼンにも仲良く出席。そんな2人がそろって足を引っ張っているんだから、ホント絶望的だ。
「ライバルのトルコ・イスタンブールは政情不安を、スペイン・マドリードは財政不安を抱えていますから、明らかに東京優位だったんです。だから日本は約4000億円の五輪積立金をちらつかせ、〈安心、安全で確実な五輪〉をアピールしてきたのですが、ナチス発言はシャレにならない。国内で幕引きを図ったところで、国際社会は許してくれません。決定権を持つIOCの委員の半数近くが欧州人の上に、IOCの次期会長とささやかれるトーマス・バッハ副会長がドイツ人というのも、いかにもまずい。そのバッハ副会長は、マドリード支持です」(JOC関係者)
ナチスが五輪を政治利用したこともあって、「ナチスから学べ」と公言している日本には、絶対に五輪を開催させるべきではない、という声も強いらしい。
スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏がこう言う。
「猪瀬発言も麻生発言も“失言”とは思いませんね。差別的、無知な発言こそが彼らの“本質”であって、もともと平和の祭典とは相いれない考えの持ち主なんですよ。そんな2人が招致プレゼンに出たことの方がブラックジョークで、国際感覚に欠ける発言を嫌うIOCの委員もあきれていると思いますよ。同じ国民として恥ずかしいので、もう自ら辞退してほしいぐらいです」
もともと、心ある都民は五輪招致に反対している。これ以上、税金を使うべきじゃない。
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