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ワタミ「反省」を口にするなら なぜ一度も会わないのか 「ブラックじゃない」に遺族激怒 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/152.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 05 日 15:21:00: igsppGRN/E9PQ
 

ワタミ「反省」を口にするなら なぜ一度も会わないのか 「ブラックじゃない」に遺族激怒
http://gendai.net/articles/view/syakai/143831
2013年8月5日 日刊ゲンダイ


<過労自殺は「社風に合わなかったから」だと>

「命がけで反省し対策を打ってきた。われわれはブラック企業ではない」――。自民党の渡辺美樹参院議員(53)は、初登院でもそう強調した。この発言に憤慨するのは、ワタミ入社2カ月後に過労自殺した女性社員の遺族だ。渡辺は「反省」を口にしながら、遺族にまだ一度も顔を合わせていないのだ。

「娘の過労死認定後、渡辺氏は一度も会おうとしません」と打ち明けるのは、08年6月に自殺した森美菜さん(当時26)の父・豪さんだ。

 豪さんが渡辺に面談を求めると、ワタミ側は「1回だけで、録音はしない。労組関係者を同席させない」と身勝手な条件をつけたという。反省しているなら遺族に何度も会うのが当然だろう。豪さんは「1回で真相を解明できるはずがない」と考えたが、ワタミ側は条件を取り下げず、いまだに面談は行われていない。

 賠償金についても、渡辺は遺族との直接交渉を拒否し、簡裁への調停を申し立てた。
「調停でも渡辺氏は弁護士を通して不誠実な対応を繰り返すばかり。過酷な労働実態について具体的な回答もないままです。『反省している』なんて嘘ですよ」

 美菜さんの遺品の手帳には〈体が辛い。気持ちが沈みます。誰か助けて〉という悲痛な叫びが記されていた。それだけ配属先の「久里浜駅前店」(横須賀市)の労働環境は過酷だった。

 入社前に説明された勤務時間はデタラメで、「営業時間が勤務時間」というサービス残業が常態化。美菜さんの時間外労働は1カ月で141時間に及び、厚労省が定めた「過労死ライン」の月80時間を軽く超えた。

 たまの休日も強制参加のボランティアに駆り出される。社宅は「店舗から30分以内」と説明されたが、あくまで公共交通機関を使った時間だ。深夜勤務後は始発まで店に残るしかなかった。

 昼夜逆転の生活に追い打ちをかけたのが、午前7時から本社で行われる早朝研修だ。研修内容は、給与からの天引きで購入する渡辺の自著を読んでのリポート提出や、〈365日24時間死ぬまで働け〉を掲げるワタミの「理念集」の理解度テスト……。こんなメチャクチャな労働環境を押し付けながら、2日の朝日新聞のインタビューで渡辺は何と答えたか。

「なぜ採用したのか。なぜ入社1カ月の研修中に適性、不適性を見極められなかったのか」

 彼女の自殺はワタミの「社風」に合わなかったため、と言わんばかりの言い草じゃないか。

 ブラック企業批判に対しても、「ベンチャー企業の育成を大きく邪魔することになる」と開き直る始末。豪さんが「娘を死に追い込んだという自覚も反省もない」と言う通り、反省はゼロだ。

 安倍自民党は、どういうつもりでこんな男を公認したのか。野党は首相の“公認責任”を含めて徹底的に追及すべきだ。

(取材協力=ジャーナリスト・横田一)


 

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コメント
 
01. 2013年8月05日 17:42:20 : gWcMJc8ous
「こんな遅くまで残業させてるんですか」証券会社担当もブラック企業体質を忠告していた!ワタミ"実名小説"のヤバい中身
2013年08月04日 

「ブラック企業」と名指しされ、ネット上をはじめ、『週刊文春』などからも激しいバッシングを受けているワタミ前会長の渡邉美樹氏は、自民党候補として参院比例区で当選。公示直前の6月28日には、自民党本部前に、2008年に過労自殺したワタミ新入社員の遺族らが渡邉氏の推薦撤回を求めて抗議活動を繰り広げた。

 渡邉氏の知名度が全国に広まるきっかけは、経済小説の大家として知られる高杉良氏が1997年5月、『週刊ダイヤモンド』で連載を始めた『青年社長』だろう。1999年にダイヤモンド社から単行本、2002年に角川文庫から出版された。高杉氏はダイヤモンド社のインタビューに「実名小説」と説明したように、登場する人名や社名は原則として実名だ。「ブラック企業」と評判が悪い今となっては、渡邉氏の言動や初期のワタミの様子が興味深い。

 渡邉氏が創業資金を貯めるため、佐川急便で働いたことはよく知られている。

〈与えられる休日は、ひと月に、たった二日である。早番と遅番のローテーションらしきものはあったが、遅番のほうが遥かに多く、朝六時の出勤時間は同じなので、平均実働時間は二十時間に及ぶ〉(『青年社長』より、以下同じ)

 すさまじい激務に渡邉氏が耐えたことが描かれる。創業後のワタミもまた、社員にハードワークを要求したようだ。株式店頭公開を控えた1994年1月、本社社員は連日の長時間残業を続けていた。〈由美子でさえ、午後十一時まで残業を強いられる始末だ〉とあるが、1999年3月まで労働基準法は、女性に午後10時以降の労働をさせることを禁じていた。店頭公開を審査する証券会社担当者が女性社員の深夜残業に気付いて、〈「ワタミさんはこんな遅くまで女性に残業させてるんですか」(中略)「わたしでよかったですねぇ。同業者だったら、指されますよ。気をつけてください」〉と注意したエピソードが載っている。忠告に対してワタミ幹部はこんな対応をした。

〈「入来君、九時以降の電話には、出ないようにしてよ。当分の間、残業をお願いせざるを得ないからな」

「わかりました」

 由美子も、心得ていた。残業を拒否できる状況ではなかったのだ〉

 前述の過労自殺したワタミの新入社員も女性だった。彼女の死について、神奈川労働局はこう記述している。

〈残業が1カ月あたり100時間を超え、朝5時までの勤務が1週間続くなどしていた。(中略)強い心理的負担を受けたことが主な原因となった〉

『青年社長』に出てくる別のワタミ社員は、アルバイトの賃金を過小支払いしたという。

〈午後四時に出店して準備を始めるアルバイトのタイムカードの打刻を五時にして、時給(九百五十円)の一時間分を短縮するせこいことを考え出したのは、笠井である。

「KEI太≠ヘいま現在、赤字なんだ。きみたちも協力してくれよな。そのかわり、黒字になったら、その分必ず挽回させてもらうからな」

 ノリのいい笠井に、にこっと肩を叩かれて、これをやられたら、否とも言えないが、挽回はできなかったのだから、結果的にはアルバイトを騙したことになる〉(KEI太≠ヘ店名)


 労務管理に対する考え方が正常とは言えまい。

Written by 谷道健太

http://n-knuckles.com/media/entertainment/news000141.html


02. 2013年8月05日 23:22:12 : wo3lsbVeOw
コンな者を公認し、その政策に賛同するのが自民党。

03. 2013年8月06日 20:06:42 : KaUyVQJzTY
被害者に会わない、というのは交通事故と同じく弁護士の命令じゃないの?

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