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★「天木直人氏の視点ー(2013/08/05)」★ :本音言いまっせー!
どうやら日本はとんでもないものを受け入れてしまったようだ。
オスプレイのことである。
私は2010年8月31日のメルマガ第73号で書いた。
オスプレイを受け入れた時点で、日本は未来永劫苦しみ続けることに
なる。政府は国民にウソを言い続けることになる、と。
あの時は、国民はまだ誰もオスプレイなどというものを知らなかった
時だ。
日本政府は国会で追及されても、そんな話は知らないとシラを切って
いた時だ。
その裏で、日本政府はできるものなら受け入れを拒否したいと米国に
掛け合っていたときだ。
しかし日米同盟がある限り米国の要求を断ることはできない。
受け入れ、そしてもはや隠し切れなくなって初めてオスプレイの導入
を公式に認めた。
民主党の岡田克也外相の時である。
それ以来日本政府はこのオスプレイに苦しめられることになる。
安倍自民党政権になっても同じだ。
あの時断っておけばこんなことにはならなかった。
しかし甘くみたのだ。
米国の要求はドンドン大きくなり、最強であるはずの安倍政権でさえ、
オスプレイの重みにつぶされようとしている。
日本政府はオスプレイに関しては一切の権限を持たない。
それどころか今でも何も知らされないままだ。
どのような機種が何機日本に来るか。どこを飛ぶか。
すべて闇のままだ。
それだけではない。
いくら日本政府が教えて欲しいと聞いても米国は教えないのだ。
その結果何が起きるか。
米国の司令官がオスプレイを東京のど真ん中の横田基地に導入すると
海の向こうで発表し、それがメディアに流れた時、日本政府の要である
菅官房長官は国民の前で何と言ったか。
寝耳に水だと腰を抜かしたのだ。それでいて文句の一つも言え
なかった。
そして聞いていないから来ないだろうといったのだ。
安全飛行を確保するために、日米政府はオスプレイが守るべき
安全飛行規則を合意したはずだった。
ところが米軍の規則破りは日常茶飯事だ。
住民が毎日その目で見ている。耳で聞いている。
夜間飛行や低空飛行を目撃し、騒音に悩まされている。
そこで日本政府に約束を守らせて欲しいと何度も頼む。
当たり前だろう。
安全飛行最優先を条件に受け入れたはずだ。
しかし防衛省はどう答えたか。
違反した事が確認できなかった、だから問題ないと結論づけたのだ。
これほど人を食った回答はない。
どんどんとオスプレイが日本に追加配備される。
それを追及されて小野寺防衛大臣はなんと言ったか。
民主党政権の時に決まった事だ、自分は知らないと言ったのだ。
これが今の日本だ。日本政府の対応だ。
それでも政治家も官僚もメディアも、これがおかしいとは言わない。
あきらめているのだ。
オスプレイが日本の国土に駐機し、日本の空を飛び回る限り日本は
苦しみ続けることになる。
そして日米同盟を維持する限りオスプレイはなくならない。
日米同盟があるかぎり、政府も国民も苦しみ続けることになる。
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