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http://31634308.at.webry.info/201308/article_4.html
2013/08/05 09:37 かっちの言い分
麻生大臣のナチス発言が国会でも取り上げるように野党側が審議要求をしているが、安倍首相は「ナチスを肯定しているものではない」と弁解している。そんなことは、誰だってわかっている。安倍首相は、麻生氏の発言の本質の争点をずらして、国民を騙そうとしている。麻生氏の発言の詳細を読むと、ナチスを肯定したような言い方をしていない。
しかし、麻生氏の言い方は、国会で多数を取り、合法的にナチス体制を作り上げた。我々も、野党、韓国、中国がいくら騒ごうが、ナチスがやったように、粛々と、静かにやればいいといったのだ。本音はこういうことだ。決して、安倍首相が言ったように、大粛清したナチスの行為とは違う。
麻生氏が言う、粛々と自民党は、実質的な憲法改正を行おうとしている。つまり、憲法条文を変えなくとも、今までの憲法の解釈を変えれば、実質憲法は変えられる。今、その手法を使い出している。以下は、今まで国会で憲法解釈で大議論になっている集団的自衛権を拡大解釈し、それを防衛大綱に盛り込むというものだ。
集団的自衛権の有識者会議報告、大綱に反映へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130804-00000554-yom-pol
読売新聞 8月4日(日)21時10分配信
小野寺防衛相は4日のNHK番組で、集団的自衛権を巡る憲法解釈見直しを検討している政府の有識者会議の報告を、年末にまとめる新たな「防衛計画の大綱(防衛大綱)」に反映させる考えを示した。
小野寺氏は「防衛大綱の前提として政府の様々な方針ができて、それで初めて大綱を作れる。そのスケジュール感は(政府内で)共有している」と述べた。
政府の有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」は、9月にも議論を再開し、憲法解釈見直しに向けた議論を加速する構えだ。
小野寺氏は同番組で、集団的自衛権行使の必要性に関し、現状では日本防衛のため派遣された米艦船が公海上で攻撃を受けても自衛隊が防護できないと指摘した上で、「こういうことがあったら日米同盟は決定的におかしくなる。議論はしていただきたいという思いはある」と強調した。
国会で当然集団的自衛権について、野党から質問されることはわかっている。そのための対策として、憲法解釈の答弁をすることになる内閣法制局長に、集団的自衛権に積極的な小松一郎氏を当てたということが、点から線として繋がっていくる。確信犯である。上記の記事の中に、小野寺氏が、スケジュール感は政府内で共有しているとわざわざ述べている。
今回の麻生氏はナチス発言は、上記の内閣の中で十分議論されていることが、思わず言ってみたくなったと解釈するとよく理解できる。つまり、政府内で手順が全て出来上がっていると考えてよい。
こんな自民党が嫌で、こんな日本にしたくなく選んだ民主党政権の菅元首相、野田元首相が逆に、自民党の中でも最も危険な安倍首相誕生に手を貸した罪は計り知れない。それを本人たちは自覚しているのか?野田氏に至っては、逆に心の中ではしてやったりぐらいしか思っているかもしれない。
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