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今年も終戦の日が近づき、例によって安倍首相が靖国神社に参拝するかどうかといった、つまらぬ記事が新聞を賑わしています。彼はA級戦犯岸信介の孫ですから、参拝したくてウズウズしているでしょう。
私は、そんなことはどうでもいいことで、問題は歴史認識、すなわち先の戦争に対して真実を知ることが第一歩で、またそのための努力をするということが重要だと考えています。私は、歴史書等で知ったことに対し、実際にその現場に足を運ぶよう心がけています。そうすると、いろいろと情報が入ってくるものです。私は永らく中国にいますから、第二次世界大戦当時のいろんな出来事を間接的に知る機会に、たびたび遭遇しています。
今日は、数年前に中国珠海市で発生したある事件について紹介します。
香港の西、広東省珠海市に「三灶(サンザオ)」という小さな村があります。ここは1938年に日本軍が上陸し多くの中国人が殺戮された村として有名です。数字の真偽はともかくとして、6000人の日本軍人が上陸し、1万人の住民が殺されたという説明文があります。問題は数字ではなくそういう事実があったこと自体です。
さて、数年前に私が珠海の日系会社に勤めていた頃、NHKが取材にやってきました。行き先は「三灶(サンザオ)」でした。おそらく戦争のドキュメント番組でも作ろうとしていたのでしょうか。NHKのメンバーは仕事が終わって、夜、市政府の人達と会食をしたそうですが、ホテルに帰った後、メンバーの一人が口から異物を吐いて死んでしまいました。
私は、この話を中国人の友人から聞きました。
その後私は、ひょっとしてインターネットで情報が流れるだろうと思い、注意して見ていましたが、全くそういう情報はありませんでした。
火の気の無いところに煙は立ちませんので、不思議でなりませんでした。
この事件は仮に事実でないにしても、こういう話が出てくること自体に歴史認識問題を感じざるを得ません。日本人が考えているほど軽いものではないということです。
- Re: 真の歴史認識とは?−中国珠海市で起こったある出来事−(岡田高明の中国ビジネス最前線) ひまわりの里 2013/8/04 23:07:05
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