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2013/08/04 06:19 日々雑感
中共政府が等しく欧米諸国に「歴史認識」を問い続けるのなら少しは聞く耳も持とう。しかし日本にだけ「歴史」を忘れるな、と非難し続けるとはどういう意図なのかと訝しく思うと同時に、内政干渉をいつまで続けるつもりなのかと腹立たしく感じる。
そもそも中共政府に「歴史認識」を指摘される謂われがあるのだろうか。中共政府が成立したのは1948年だ。中国大陸で日本が主として戦ったのは孫文の国民党政府だ。毛沢東が率いる赤軍は匪賊の一派に過ぎず、コソコソと逃げ回るだけで日本軍と正面から主力部隊が戦闘したことはない。
中国国民への歴史認識を主張するのなら、中共政府も一体何をやって来たのかを自ら自己批判すべきだ。国民党との戦争で、赤軍は6000万人にも虐殺したといわれている。それに恐れをなして国民党の家族のみならず一族は海を越えて台湾へ移動したのだ。
そして中共政府が1948年に政権を樹立してからも毛沢東政権末期に大文化革命と称する内部勢力争いを演じて、3000万人に達する人たちを虐殺した。
周辺諸国に対する侵略もあからさまだ。清朝が版図とした地域を中共政府も版図とする、という根拠のない論理を展開して万里の長城以北にも侵攻し、西北部のチベットやウィグル族の地域にも軍事侵攻した。それを侵略といわずして何んというのだろうか。
大きな顔をして日本に「歴史認識」を、と批判するのなら、中共政府はまず自らの百年にも満たない短い中共の血ぬられた歴史をしっかりと認識すべきだ。そして軍事侵攻してきた周辺諸国の自由と独立を認めるべきだ。そもなくばソ連と同じ歴史を辿る運命にあると認識すべきだ。
つまり中共政府は外敵により崩壊するのではなく、内部の民族自決圧力により崩壊する、とみるのがソ連に見る歴史認識ではないだろうか。そのために国内各地にかつての軍閥を人民解放軍と称して地方牽制・監視のために配置しているが、それらがいつ中共政府の統制から離れて、かつての軍閥に先祖返りしないとも限らないだろう。
日本と中共政府との短い歴史に関して、日本がどうこう指摘される謂われはない。靖国神社は日本全国にゴマンとある神社の一つにすぎず、底に国に殉じた人たちが祭られているから参拝してはならない、と中共政府が主張する資格はない。
英国首相ですら米国を訪問すると、英国と戦った米国独立戦争時の戦死者をも埋葬したアーリントン墓地に献花するではないか。靖国神社にA級戦犯も埋葬されているではないか、というのは戯言に過ぎない。それなら米国独立戦争の指揮官だったワシントンは英国にとってA級戦犯ではないか。英国が米国初代大統領ワシントンを忌避しているのか、中共政府は世界史をもっと知るべきだ。
いつまでもガキのように「歴史認識」と戯言を繰り返していては世界から笑われ値のは中共政府の方だ。ちなみに「歴史認識」をと日本に捏造歴史を認めるようにと無理強いする隣国があるが、彼らは日本と戦ったことすらない併合国だった歴史を忘れてはいないだろうか。そのお陰でお人好しの日本により前時代的な国家から近代社会へ脱皮できたのは日本の恩恵だと素直に認めるべきだ。
歴史認識という言葉がブーメランのように帰って来て、自らに突き刺さるのを「認識」しなければならない。中国民も韓国民もいつまでも反日教育により洗脳されたままではない。マインドコントロールから解き放たれた時、それぞれの国民の批判は何処へ向かうか、それも世界史を認識すべきだ。
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