http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/895.html
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またまた政局化していますが、今の日本の本当の問題は脱原発と福島第一原発事故の処理です。
原発事故の実相は監視カメラ映像をチェックすることです。これをしないで、地震の影響があったかどうかわからないと言ってもらちがあきません。また、実際、監視カメラ映像が隠ぺいされていて、IAEAの監視カメラも隠ぺいされているのですから、国際的に隠ぺいが合意されていて、アメリカの意思自体が隠ぺいであることは事実が物語っています。
つまり、福島第一原発事故の実相を隠したまま無関心でいることは国際社会の意思に沿うことなので楽ですが、それは明らかに日本にとって安全なことでも、明るい将来につながることでもありません。理由は、地震で壊れたことが明らかで、事故直後にかなりの放射能漏れがあったことも明らかだからです。つまり、そうでなければ、監視カメラ映像は2007年の中越沖地震の時のように公開されるからです。
311の大地震が起こったことにより、日本全体が地震活動期に入ったことは明らかであり、今後10年程度は全国各地でM6以上の地震がかなり起こります。実際、311の前回版であると言われる貞観地震では、その後、数十年に渡り大地震が続きました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC) より部分引用:
841年前半(承和8年5月3日以前) 伊豆地震 - M 7、死者多数(『続日本後紀』)。丹那断層の2つ前の活動と見られている。
850年11月23日(11月27日)(嘉祥3年10月16日) 出羽国地震 - M 7、死者多数(『文徳実録』、『日本三代実録』)。
863年7月6日(7月10日)(貞観5年6月17日) 越中・越後地震 - 死者多数、直江津付近にあった数個の小島が壊滅したと伝えられる(『日本三代実録』)。発生が疑わしいとする見解もある。
(864年(貞観6年5月)富士山噴火(『日本三代実録』)(青木ヶ原樹海を作った貞観大噴火)、阿蘇山噴火)
868年7月30日(8月3日)(貞観10年7月8日) 播磨国地震(『日本三代実録』) - M 7台。兵庫県の山崎断層帯の活動によるものと思われている。
869年7月9日(7月13日)(貞観11年5月26日夜) 貞観地震 - M 8.3〜8.6(Mw >8.7)、陸奥国地大震動、地震に伴う津波(貞観津波)の被害が甚大で死者約1,000人(『日本三代実録』)。多賀城損壊。津波堆積物調査から震源域が岩手県沖〜福島県沖、または茨城県沖の連動型超巨大地震の可能性も指摘される。東北地方太平洋側で繰り返し発生していると推定されるM 9クラスの地震の候補とされる。
878年10月28日(11月1日)(元慶2年9月29日) 相模・武蔵地震 - M 7.4、死者多数。京都でも揺れが感じられる(『日本三代実録』)。
880年11月19日(11月23日)(元慶4年10月14日) 出雲で地震 - M 7(『日本三代実録』)。
886年6月29日(7月3日)(仁和2年5月24日) - 伊豆諸島噴火。安房の国で降灰と地震(『日本三代実録』)。
887年
7月29日(8月2日)(仁和3年7月6日) 越後西部を震源、M 6.5。津波による溺死者は1000人にのぼったとされる(『日本三代実録』)。
8月22日(8月26日)(仁和3年7月30日) 仁和地震(南海トラフ連動型地震説あり) - M 8〜8.5、五畿七道諸国大震、京都・摂津を中心に死者多数。津波あり(『日本三代実録』)。南海地震の記録だが地質調査によればほぼ同時期に東南海・東海地震も発生。津波堆積物からM 9クラスであったとする説もある。
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低線量被曝の影響は被曝後何年か経過して表面化します。また、大地震の時間の流れは数年が人間の数日程度に相当するものであり、311後、2年であまり被害地震がないと言っても安心するのは早すぎるのです。
貞観地震の例をちゃんと参考にして対策をとるしかありません。
また、高レベル核廃棄物は地層処分できません。乾式キャスクで日本のどこかへ地上保管するしかありません。もし地層処分すれば、温泉がダメになります。
日本のような火山帯であれば地下1000mなどよりもずっと浅い地点にしか処分できず、それはそのまま温泉の源泉がある深さです。
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