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2013/8/1 晴耕雨読
虚偽有印公文書作成・同行使罪と偽証罪で告発され、検察審査会が不起訴不当としていた田代政弘元検事について、最高検は不起訴(嫌疑不十分)とした。
取り調べでの石川氏の発言が勾留中の説得を想起させるものであるなど、〈捜査を尽くしても、虚偽の記載をするという故意があったと認めるのは困難〉と検審が「ベテラン検事が2日前と3か月前の取り調べの記憶を混同することは考え難い」と指摘したことについて、最高検は〈長時間の取り調べ状況を後から記憶だけを頼りに思い出すなどの状況では、記憶違いを犯す危険性が高まると考えられる〉と。
こういう事態を防ぐには…ないな、可視化しかないな。
会見も開かず、紙を配って終わるだけで終わらせた最高検。
これで、検察に対する信頼が回復すると思っているのだろうか… pic.twitter.com/qTOaTeE2fT
最高検は、田代元検事に対する不起訴処分について、記者クラブのみを相手に記者会見。
その理由を問いただすも、最高検は「記者会見でなく、通常の記者対応。たまたま各社一緒にやっただけ」と強弁。
> 田代検事は'10年5月19日に石川議員を聴取。で当日夜から2、3日かけて捜査報告書作成。混同したと言っているのは4ヶ月前の拘留中の聴取。聴取してすぐ書き始めて4ヶ月前と混同するなど子供騙しもよいとこ。捏造を主導した佐久間部長は検事正に。国民を舐めきっている!
松井部長は記者クラブに対してのみ対応 →【田代元検事不起訴】検察側「安堵」「組織に問題」 告発者「信頼回復不可能に」 - MSN産経ニュース http://t.co/fqz4keCXcU
前田恒彦元検事は、虚心坦懐に再捜査をしたとする最高検に対し、
「嘘だ。 私の記事の存在を知りながら、私や当時の周辺関係者に対する再度の取調べを一切行わず、事案の真相や背景事情に迫ろうとしないまま、早々に不起訴を決した。…せめて嫌疑不十分ではなく、起訴猶予とすべきだった」と
前田元検事が言う「私の記事」とはこれ →マスコミが報じない陸山会・虚偽報告書事件の背景とは――(前田恒彦) - Y!ニュース http://t.co/w8LNPUevbD
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http://t.co/fqz4keCXcU
検察側「安堵」「組織に問題」 告発者「信頼回復不可能に」
2013.7.31 22:08
「上っ面ではなく指摘を謙虚に受け止めて捜査した結果、故意は認められなかった」。田代政弘元検事の不起訴処分を受けて、最高検の松井巌刑事部長は報道陣の取材に応じ、虚偽記載が個人の過失だったと繰り返し強調。一方、検察内部からは「問題が一区切りとなり安堵(あんど)した」「信頼回復はここからだ」との声が漏れた。
最高検は4月の不起訴不当議決を受けた再捜査で、辞職後に会社勤めをしている田代元検事から複数回にわたり事情聴取。6月には小沢一郎代表の元秘書、石川知裕氏からの聴取も試みたが、石川氏が録音を希望したために中止した。
松井部長は「関係者の取り調べなどできる限りの捜査を行って、証拠を冷徹に検証した」と言及。「不起訴は身内に甘いのではないか」との質問には「甘くないことを示すのは難しいが、有罪を立証できないものは起訴できない」とした。
また、第1検察審査会が議決で「田代元検事はベテランであり、記憶の混同は考え難い」と批判したことについて、松井部長は捜査報告書の作成が聴取の2日後だったことを指摘。「2日前のことを全て正確に記憶しているか、私でも自信はない。再聴取は5時間に及び、記憶の正確性は薄れていた。勾留中の取り調べと再聴取では同じ問題がテーマで、過去の記憶を想起させる要因があった」と語気を強めた。
不起訴を受け、検察幹部は「重い十字架となっていた捜査報告書問題の結論が出たという意味で、ようやく一段落した」と安堵の表情を浮かべ、「新証拠がない以上、再度の不起訴は妥当だ」との見方を示した。
一方、別の幹部は「田代元検事の個人ではなく、組織の問題と捉えて、反省が必要。立ち直りに向け歩んでいきたい」と語った。
田代元検事を告発した市民団体の八木啓代(のぶよ)代表は同日、「最高検の再捜査結果は、検審の疑問に答えられておらず、議決を踏みにじっている。これで捜査は終わりで、国民に対する信頼回復は不可能になった」と批判した。
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http://t.co/Oz1UdxhmnZ
田代再不起訴:ついに検察は最後の誇りも捨てましたね
さて、想定通り、参院選が終わったのを見計らって、最高検が田代政弘元検事の不起訴を出してまいりました。言うまでもなく、田代氏が拘束された事実もなく、したがって、真面目に捜査などしていたわけなどなく、はじめから結論ありきの結果としか言いようのないものでした。
一緒に、「東京地方検察庁元特捜部検事に対する虚偽有印公文書作成等事件の処分について」と称する説明と50分ほどの記者会見が行われたそうですが、告発人兼申立人である当会には、一切のご連絡はありませんでした。
ちなみに、この記者会見は、フリーの方は締め出しで、司法クラブ記者のみを対象に秘密裏に行われ、江川紹子さんが記者会見の有無についてお問い合わせをされたときには、最高検は、はっきりと「記者会見をしない」とおっしゃったそうです。
で、あたくしからの情報で記者会見が「あった」ことを知って、激怒なさった江川さんが、最高検に再度問い合わせたところ、なんと、「あれは『記者会見』ではなく『記者対応』です」と、文字通り、よくも恥ずかしくもないものだというような言い訳をしたそうです。
もっともそれもそのはず。同時に記者に配布された「東京地方検察庁元特捜部検事に対する虚偽有印公文書作成等事件の処分について」。
いや、何と臆面もなく、検察審査会にボロカスに否定された最高検報告書、ほぼそのままの内容を踏襲した代物です。もっとはっきり言うと、もはや恥も外聞もない劣化コピー。
あくまでも検察というところでは、3ヶ月前の記憶と昨日の記憶が混同するのは、「普通のこと」のようです。
参院選で自民党が大勝したこともあって、もはや司法改革もあるまいとタカをくくり、膿を出すどころか、不祥事を徹底隠蔽するという方針を、改めて露わにしてくれました。
検察審査会は、本来、このような検察の不祥事を審査するための会であったはずですが、お身内の補助弁護士の大活躍のおかげで、なんとか起訴議決を出さずにすみ、不起訴不当が出た段階で、こうなることは、ほぼ予測していたわけですから、むろん、審査員の皆様も、結果的に、検察の不祥事隠蔽に一枚噛んだことは自覚して頂きたいものです。
検察崩壊
むろん、これだけの、検察始まって以来の大不祥事の検察審査の補助員に、会長が独断で元検察高官で、しかも臑に傷のあるヤメ検弁護士を推薦し、その理由もまともに説明できないという点では、東京弁護士会の腐り具合もなかなか大したものであると思います。
いずれにしても、検察の方は、これで終わったと胸を撫で下ろしておられることでしょう。人の噂も75日、このまま風化させようということでしょうが、この事件をこういう形で集結させたことは、まぎれもなく歴史に残り、後世の人々の間で、研究の対象とされるでしょう。
なにより、これで、もはや検察に対する信頼は、完全に崩壊してしまったと思います。
わずか2年半前の大阪地検の証拠改竄事件の時は、「あの特捜が、証拠を改ざんした」ということや、裁判で供述調書の信頼性が否定されたことにに世間は衝撃を受けたものでしたが、それから、坂道を転がり落ちるように、すでに供述調書は、かつての信頼性を完全に失い、検察が平気で証拠や報告書を改ざんし、さらに法廷で偽証し、なおかつ、それがバレてしまったら、小学生でも説得できないような理屈で隠蔽するということが明るみになってしまったのです。
で、私たちは、これで終わらせるかって?
どうでしょうね。検察の皆さんが、胸を撫で下ろすのはまだ早いと思いますよ。(笑)
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