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http://civilopinions.main.jp/2013/08/81_2.html
2013年8月 1日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
<捏造報告書で審査員を誘導できる可能性はあるか>
検察官60人体制で30億円の大捜査をした末、検察は小沢氏を「起訴」できなかった。交通事故案件のように、1人や2人の出来の悪い検察官が職務怠慢で「不起訴」にしたものでない。
だから小沢事件で、審査員を「起訴すべき」との判断に覆させるのは容易でない。
小沢検審では、1回目審査で審査員・補充員22名、2回目審査で同22名、計44名が審査に係る。この44名の大半を「起訴相当」に誘導しなければならない。
捏造報告書でそれができるのか。
捜査に当たった検察官全員が「私達はまともな捜査は行いませんでした」とでも言わない限り覆えすのは無理だ。
だが、検察が提出した捏造報告書ではそこまで書いていない。
出された程度の捏造報告書で誘導できるとは到底考えられない。
さらに、もし審査員がいたとしたら、「報告書が捏造である」ことに気づく者がいるかもしれない。審査の途上でそれに気づかれたら審査はそれでお終い。
また議決後審査員全員が「報告書が捏造である」ことがわかったのだから、審査員の中から騙されたのだから議決は無効という声が上がる可能性がある。だが、その声もない。
<最高裁は不確実な方法はとらない>
最高裁は、審査員の誘導では小沢氏を起訴議決できないと考えただろう。
誘導がばれたら議決は無効となる危険性もある。
最高裁は、小沢氏を絶対に強制起訴するのに誘導などという不確実な方法をとるほどバカではない。
確実な方法は架空議決だけだ。
最高裁が「架空議決やりました」と言わない限りばれない。審査員がいないからばらすものがいない。
審査員を存在させないためには、検察審査会を新設すれば簡単にできる。
後は、審査員が存在し、審査会議が開かれた如く見せかけるアリバイ作りさえしておけばよい。
確実、かつ簡単な方法は、架空議決だけということになる。
<最高裁は架空議決がばれそうになると、捏造報告書を流出させ検察のせいにして幕引きを謀った>
最高裁は2つの不手際で「架空議決」がばれそうになった。
「架空議決日」を9月14日に早めてしまったことと、審査員平均年齢を何度も言い違え、異常に若い年齢を呈示したことだ。
最高裁はやむを得ず、検察に頼んで捏造報告書を流出させた。
国民は、捏造報告書を見せられると、それだけで起訴議決は捏造報告書の誘導によりなされたと錯覚してしまう。巧妙なトリックだ。さすが最高裁、としか言いようがない。
冷静に考えると、捏造報告書ごときで審査員を誘導できるはずがないと思うのだが。
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