http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/710.html
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再生エネルギー。
いい響き。エコって感じがして偉くなった気がする。
でも実際、発電所建設となると地熱、風力、太陽光と反対運動の大合唱。
国籍不明の似非左翼は、ニヤニヤ笑っているかもしれないが、本当に日本の代替エネルギー政策をどうするの?
結局、シェールガスを輸出するアメリカだけが喜んでいる。
■地熱発電 温泉業者の反対運動で補償問題解決などに10年以上
http://news.ameba.jp/20121004-42/
東日本大震災以降、再生可能エネルギーに注目が集まっている。大前研一氏は、新エネルギーの中で輸出産業として有望なのは地熱発電、原発、太陽光の3つだという。ここでは地熱発電について氏が解説する。
* * *
すでに地熱発電プラントの心臓部ともいえるタービンは、富士電機、三菱重工、東芝の日本勢3社で世界シェアの約7割を占め、トップの富士電機はニュージーランド、エルサルバドル、インドネシア、フィリピンなどで地熱発電プラントの建設を手がけている。
ところが、日本国内で地熱発電は全く発達していない。火山国の日本は世界第3位のポテンシャルを持ち、それをすべて開発すれば日本の電力需要の10%を賄えるのに、ほとんど開発されていないのだ。
その理由は、地熱資源の約8割が国立公園などの自然公園地域内に埋まっているため、発電施設が自然景観を損ねたり、熱水を取り出す井戸の掘削が環境に悪影響を及ぼしたりする恐れがあるとして、環境省が地熱発電の開発を規制してきたことである。
1972年に当時の通産省と環境庁が既設の六つの発電所を除いて国立公園内には新規の地熱発電所を建設しないという覚書を交わして以降、自然公園内での地熱発電開発はストップした。
また、地熱を開発して温泉が涸れたらどうするのか、という温泉業者の反対運動が起きるため、過去の例では補償問題の解決と環境アセスメントに最短でも10年以上かかっているのが現状だ。
とはいえ、再生可能エネルギーに対する関心の高まりに伴って環境省の姿勢も変わってきている。同省が今年3月に示した新方針では、自然景観の重要度レベルが低い地域では自然公園外から斜めに井戸を掘る傾斜掘削が正式に可能となり、さらに自然環境の保全と地熱開発の調和が十分に図られる「優良事例」については、傾斜掘削よりコストの安い垂直掘りなど公園内での開発も認められることになった。
私は自然公園法を変更してもっと規制を緩和したり、地熱発電所を温泉業者との共同出資で株式会社化したりして国内の地熱開発を容易にすることを、細野豪志環境・原発事故担当相(当時)に直接、提案している。そうすることで地熱資源の全部は無理でも、半分くらいは早急に開発すべきだと思う。
なぜなら地熱は操業度が85%(太陽光は15%、風力は19%)でCO2も出ないため、原子力に代わって常に一定出力を確保するベースロード用の発電施設になるからだ。世界シェアトップの日本企業が国内でさらに技術を磨いていけば、輸出産業としていっそう弾みがつくはずである。
※週刊ポスト2012年10月12日号
■メガソーラー計画に反対相次ぐ/六ケ所村議会
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/tiiki_tokuho/mo/news/news2013/mo130515b.htm
六ケ所村での国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画が明らかになった14日の村議会議員全員協議会。議員からは、青森県の新むつ小川原開発基本計画に基づく千歳平北地区(B住区)の整備方針との整合性などを理由に、反対意見が相次いだ。
当初の開発構想でB住区は、村内移転者を対象とするA住区とともに、開発に伴う関連社員が暮らす「新たな街」の整備が想定されていた。ただ、石油ショックなどで開発そのものが頓挫し、現在も野ざらしの状態にある。
2007年策定の新計画では、村全体の住環境方針として「アメニティーあふれる生活環境の整備」が掲げられ、B住区は「生活・福祉などの分野で魅力とゆとりを創造する」地域に位置付けられた。
急浮上したメガソーラー計画では、B住区の大半を発電所施設が占めることになる。これに対し、橋本勲議員は「まずはB住区の在り方を説明するべきだ。太陽光は次元が違う」と指摘し、土地を貸す第三セクター側の姿勢を批判。小泉勉議員は「本当に悔しい思いをしている。将来的な夢が消える」と語気を強めた。
一方、村はB住区の都市計画上での区分を08年に準工業地域に変更済みで、「制度上は問題ない」(戸田衛副村長)との立場。県エネルギー開発振興課は、メガソーラー計画に関し「土地利用の一つで、再生可能エネルギーを普及させていくのは必ずしも(計画と)合致しないわけではない」と一定の理解を示す。
古川健治村長は取材に「企業同士の計画に口をはさむことはない」とし、「移転住民の思いもあるが、開発は時代でさまざま変化してきた。3・11(東日本大震災)に対応するのも一つの方向で、苦渋の判断だ」と語った。(藤野武)
■ストップ! 風力発電 巨大風車が環境を破壊する
http://www.atworx.co.jp/works/pub/56.html
「地球環境にやさしいクリーンエネルギー・風力発電」として、伊豆(静岡県)・青山高原(三重県)・大平山(和歌山県)など各地で建設が続く巨大風車。
その実態は、建設地域の森林伐採や野鳥の衝突死などの自然破壊、地域住民の同意のない建設工事、低周波・超低周波音による健康被害の拡大、不安定な電力供給と多発する事故。
そして今、EUをはじめ、風力発電の問題に気づいた世界の人たちは、「反風力発電」「反風車」のネットワークづくりをすすめ、「ストップ! 風力発電」の声が広がっている……。
もくじ
第1章 東伊豆(静岡県)で起きていること
目を見張る自然破壊/天然記念物の湿原にも風車が/住民不在の計画/アセスもいいかげん/隣町に移動した計画/地元に支払われる承諾金
第2章 南伊豆(静岡県)で起きていること
ストロボ効果の恐怖/頭上をヘリコプターが/地権者の同意もなく/何の説明もなく工事が/騒音予測値をごまかす業者
第3章 青山高原(三重県)で起きていること
風車の近くは鳥がいない/止まってばかりの風車/アセスにも問題/自然公園なのに/保安林でもお構いなし
第4章 大平山(和歌山県)で起きていること
「作らんといたらよかった」/折れたブレード/地元では騒音被害も/大平山で起きていること/増える反対派/物言わぬ住民/現金が配られていた!/反対されても再申請/「国際ターミナル」日高港/自然破壊に警鐘
第5章 巨大風車がもたらすもの
とにかく大きい、現代の風車/事故の多い風力発電/安全対策もおざなり/野鳥とコウモリへの脅威/官僚と事業者の本音/
第6章 低周波・超低周波音による被害
イギリスでの調査/大反響を呼んだテレビ放送/騒音は問題なし?/周波数帯のスーパーパワー/ポルトガルでの研究/業界団体の反論/地元説明会では捏造呼ばわり/低周波・超低周波音はどのように発生するのか/熱川の被害者/アメリカでの研究/スウェーデンとニュージーランドでの調査
第7章 風力発電は温暖化防止の役に立たない
定格出力にだまされないで/こんなに不安定な風力発電/デンマークがうまくいっているというウソ/CO2削減量のまやかし/非効率なバックアップ発電/真実を報道するヨーロッパのマスコミ/ひとりごと/蓄電池があれば安心?/将来有望なCCGT、そして省エネ!
第8章 世界が共闘しはじめた
EU諸国での動き/地方差別の中で
<参考リンク>
■(45)再生エネルギー法論
http://www.kirara-s.co.jp/kirara/column2.aspx?Return=../index.aspx,A&ColumnNo=144
※日本の代替エネルギー政策と反対運動ということで政治板に投稿
しています。
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