http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/699.html
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呉善花故郷韓国に入国を拒否され、飯島勲は中国入国を拒否されなかった。
1.呉善花と言う女性=日本極右に心を売る
NHK「韓国 評論家の呉善花氏の入国を拒否」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130728/k10013350291000.html
彼女が評論家だと認識していなかった。政治イデオロギーと社会風土に関するゴシップ的情報発信者と思っていた。少し調べてみた。
朝鮮日報「日本で嫌韓を煽る呉善花氏、仁川空港で入国拒否」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/29/2013072900548.html
韓国出入国管理法「韓国の利益や公共の安全を害する行動を取る恐れのある外国人に対し、入国を禁止できる」により、仁川空港入管が完全拒否。彼女は2007年にも故郷済州島の入管で一度拒否され日本総領事館による猛烈抗議で渋々入国拒否撤回。極右安倍晋三と会食するほどの仲間である。
《ウィキペディアに以下の情報》
呉善花(拓大教授)=済州島出身、日本留学後日本に帰化、反韓国民言動で日本右翼に支援され拓大教授に。『スカートの風』とかいうベストセラーで稼いだが、右翼出版社がゴーストライターだったという噂がある。
【共著の相手】は極右ばかり:
日本財団、日本教育再生機構、新しい歴史教科書をつくる会、拓殖(植民地経営)大学
台湾独立運動日本支部・中国民主化運動日本支部の活動家
SAPOIと産経新聞の頻繁なる投稿メンバー
(詳細)
渡部昇一(日本財団理事、日本教育再生機構顧問)3冊、
八木秀次(「新しい歴史教科書をつくる会」元会長、日本教育再生機構理事長、産経新聞正論メンバー)2冊、
日下公人(日本財団特別顧問、関電子会社原子力安全システム研究所最高顧問)1冊、
黄文雄(台湾独立建国連盟日本本部委員長、拓大教授)2冊、
石平(中国民主化運動活動家、拓大教授)2冊、
井沢元彦(「新しい歴史教科書をつくる会」メンバー、SAPIO頻繁投稿メンバー)1冊
【共通主張点】は、安倍晋三と石原慎太郎を頂点とする極右主張と一致。歴史事実において大げさであると非難可能な表現を見つけると、次々と難癖をつけて証言者を誹謗し、歴史事実全体を歪曲してしまう。その歪曲歴史を教科書に強制し国民洗脳することが日本再生の鍵と思い込んでいる。
➊大日本帝国による台湾と朝鮮半島の併合なくして近代化と繁栄は有り得なかった。
➋日本の統治がなかったら台湾は中国に侵略されていたであろう。
➌満州国は独立国であったのに中国共産党に侵略さ崩壊した。
➍韓国人はひがみ根性丸出しの卑しい人民で、漢字もろくに知らない。
➎南京大虐殺は中国共産党と日本左翼によるでっち上げだ。
➏日本人を自虐史観の呪縛から解放する『新しい歴史教科書』が日本を再生する。
➐男女共同参画やジェンダーフリーは狂気の思想であり、日本崩壊を狙う左翼の陰謀。
➑日本国憲法はマルクス主義とルソー社会契約論を基軸する危険思想に満ちている。
➒日本は平和憲法を破棄して核武装し、アジアの平和を守るべきだ。
➓中国の高度成長歪んだバブルに過ぎない。直ぐに崩壊し始めるだろう。
⓫日本が中国を軍事的に圧倒し、押さえつけてでも民主化を強制すべきだ。
呉善花さんは日本右翼に利用されることで生活を全うしてきた方。彼女の付き合う仲間は日本極右の総本山である『日本会議』につながる、日本財団・日本教育再生機構・新しい歴史教科書をつくる会の系統。
日本会議に連なる極右グループが登用する中国人・台湾人・韓国人がおり、呉善花は韓国系で歴史問題や性奴隷問題や独島問題で親中国化した朴槿恵政権を敵視。台湾系の黄文雄は李登輝の日本代理人格で、石平は内モンゴル・チベット・ウィグル独立運動支援者。
そういうわけで呉善花さんは日本極右の走狗になって、帰化した日本国籍にしがみ付いておられる感がある。彼女の内心が如何なる状態であるか知る由もない。彼女は済州島と言う韓国でもソウル・ピョンニャン政権と対立してきたが対馬とは結果的に対照的な状態に追い込まれた地の出身。
徐京植さんの言うディアポラスの一つの生き方かもしれないが、祖国と相入れず漂浪感に苛まれる人を利用し、朝鮮半島を嫌う韓国人という広告塔に利用する日本の極右精神が疎ましく汚らわしい。
(参考)「ディアポラス紀行―追放された者のまなざし」徐京植(岩波新書)
追記)人民日報報道「日本国籍の(元韓国人)評論家を韓国が入国拒否 慰安婦強制連行を否定」http://j.people.com.cn/94474/8344532.html
2.飯島勲訪中と中国大義
北朝鮮上層部に個人的な伝手のある飯島内閣参謀参与が、今度は北京に行き、伝手を手繰って中国政府の外交部や人民解放軍幹部と接触し、日中首脳会談を直訴してきたらしい。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072800142
中国政府も事務官僚レベルの接触を禁じているわけでなく、人民解放軍も釣魚尖閣戦争は避けたいから接触するにやぶさかではない。それは米国にメンツをつぶされたと激怒された前回の北朝鮮極秘訪問と通じている。
飯島氏は、最近交代した外務省事務次官の訪中をなんとか受け入れてもらったようだ。外務省の斎木昭隆事務次官は29日に北京に到着し、2日間の接触を行う。これは新任次官のご挨拶となっているが、首脳会談の条件をぶつけ合うことにはなるだろう。
日中首脳会談の条件は、日中で完全に相反している。公式には、日本政府が米国軍の威を借りて『無条件で交渉に応じろ』と居丈高であり、中国政府は『釣魚が中国(台湾)領であることを日本国民に宣告すること』を条件にしている。
日本政府による『通常の遺憾』表明に中国政府が妥協すると、周恩来やケ小平氏の改革開放政策が欺瞞と打算と売国であったと中国国民に知らせる結果になる。中国国民を説得することは完全に不可能なのだ。
更に、日本政府が無条件受諾したポツダム宣言8条が厳然と日本だけにではなく米国にも聳えてっており、日本政府が“尖閣領土主張”を行なう権利を自ら放棄した歴史、米国政府にも中国の承認なく日本に割譲する権利が無いという国際法の壁がある。
安倍晋三に唆された阿呆な前原誠司がイイカッコしたさに尖閣領土閣議決定を抜き打ちし、更に中国漁船船長を逮捕させ、引き継いだ野田が国有化したことで、周恩来・ケ小平と続いてきた『棚上げ』の中国側での根本理念をぶち壊しにした。安倍晋三はそれに『軍事衝突』の可能性を付け加えた。
安部⇒麻生⇒前原⇒野田の系譜は日本を『戦争危機を楽しむ国』に仕立て上げてきた。中国国民にもそれが丸見えで、中国政府は表面的で本心を隠した外交決着が不可能になった。そうしたのは安倍と仲間であり、かれら極右政治家の表面的で抽象的な“遺憾”表明など屁のツッパリに過ぎない。
安倍晋三が本気で日中政府間国交回復を願うのなら中国政府は心からの歓迎を表明し、明日にでも首脳会談に応じるであろう。ただし、安倍晋三は中国側と日本側に共通する“大義”に完全なる立ち戻りを言葉尻ではなく、外交交渉でもなく、日本国内の内政においてそれを示す必要がある。
歴史認識問題や性奴隷問題に対する表面的言辞など何の意味もないどころか、安倍によるその種の言辞は、その本心が正反対であると日本以外の世界人類には経験的に常識化している。アジアが求めるのはそんな外交辞令ではなく、日本国内でどんな実行をするかに極限されたと思いしるべきだ。
戦争反省の国内実行でドイツの例が何度も例に引かれる。安倍が学術的に未確定とか詭弁を弄する度に、彼の本心が露わになる。そんな人間的にも下劣な安倍晋三らに妥協すれば、中国も韓国も菲国を除くアセアン各国も、政権の存続すら困難になる。
安倍晋三にほだされて妥協すれば中国や韓国の政権は直ちに崩壊の危機に直面する。安倍晋三支持の国は、地球上にほぼ皆無。菲国すら政治的演技と打算だ。中国と韓国政府は何度でも官僚接触に応じるが、それは安倍晋三がいつ戦争犯罪教育を日本国内向けに開始するかの定期確認である。
追記)人民日報に『笹川日中友好基金』という摩訶不思議なページがある。
http://spfjc.people.com.cn/index.html
故笹川良平は民族主義右翼で、中国人に極悪非道を詫びたことになっているらしい。中国の各大学は池田大介の寄付金にも感謝し名誉博士号を与えた。こういう脇の甘さが中国政府と人民解放軍の陥穽にならないかと危惧する。言いたかったのは、飯島がこの伝手を利用したのではないかということ。
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