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秘密交渉の舞台裏披露 何サマのつもりか飯島内閣参与
http://gendai.net/articles/view/syakai/143690
2013年7月29日 日刊ゲンダイ
こんな男に外交を牛耳られると国が危ない
小泉首相の元秘書で内閣官房参与の飯島勲氏が28日、地元(長野県辰野町)の講演会で、5月の単独訪朝についてペラペラとしゃべった。
「北朝鮮の外交手段をぶっ壊しに行きたかった。官房長官に行かせて欲しい、と。国民を大騒ぎさせたとなった場合、内閣存亡の危機になるから、即日即刻、参与を首にしてもらう条件だった」
訪朝の直後は、「話さないし取材も受けない」と啖呵(たんか)を切っていた。それと同じ人と思えない。この日は、参院選前の13日から16日まで北京に滞在し、中国側関係者と面会したことも披露。「そう遠くない時期に日中首脳会談ができる」との見通しまで明かした。
「訪朝から2カ月以上たつのに、拉致問題は進展の兆しがない。このままでは行ったことさえ忘れられる。それで少しずつ話し始めたのでしょう。元来、目立ちたがり屋ですから。でも、公の場で話せるということは成果がなかったということ。お土産を持ち帰ったとすれば、さわりや舞台裏も話せないはず。訪中だって“ちょっと行ってきました”という程度のものではないのか。それでも“オレは仕事をしている”とアピールし、大物ぶりたい。地元なら、なおさらです。もともとハッタリは得意ですからね。破綻した夕張市の再建では、『横浜市と合併させればいい』と言ってました」(自民党関係者)
極秘裏に仕事をやれるようなタイプじゃないのだ。「たまたま秘書をやった相手が首相になっただけなのに、小泉の右腕を気取る」(元秘書仲間)という性格。大きく見せるのはお手のものだが、裏方には向かない。
それでも安倍政権では外交のキーパーソンらしいから思いやられる。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「安倍首相が飯島氏を参与にしたのは小泉政権時代のように霞が関とウラで握るためでしょう。もともと外交は得意じゃないし、官邸と外務省が外交で主導権争いをすると政権はドタバタします。二元外交がうまくいったためしはありません」
小泉引退後は秘書を辞め、駒沢女子大で客員教授、松本歯科大で特任教授となった。もっとも、「本人は東大で教授をやりたがっていて、盛んに売り込んでいた」(事情通)という。訪朝、訪中も、夢をかなえるためのデモンストレーションだとすれば、中身がないのも当然か。
ただ、功名心を持ってウロチョロすれば、確実にツケ込まれる。それで相手を利するようなことがあれば、どっちのエージェントか分からない。二重スパイみたいなものだ。一日も早く首にすべきである。
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