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2013-07-28 08:31:45NEW ! simatyan2のブログ
私たちは毎日悲惨な事件や事故の報道を目にしますが、しかしその
殆どは真実から程遠い内容しか知らされずに過ごしています。
結果、なぜこんな事件が・・・と訝る連続となってしまうのです。
それを思い知らされる事件がありました。
先日来から世間を騒がしている山口県集落5人殺害事件がそうです。
調べてみるとテレビの上辺だけの報道ではわからない、日本全体に
広がる集団的狂気、いじめ、日本人特有の陰湿で排他的な性格が
浮かび上がってきました。
テレビでは村人達へのインタビューなどから容疑者の人付き合いの
悪さや性格の異常性を強調したり、容疑者逮捕による村人の安堵の
表情などを伝えていました。
しかし実際は容疑者ではなく村人達こそ危険集団だったことが
わかったのです。
「犯人が捕まってこれで安心して眠れます」
と言っていた村人達こそ危険人物だったんですね。
ここではまず時系列で事実だけを書いていきます。
・容疑者は両親の介護の為、15年前に神奈川県から山口県周南市へ
戻ってきました。
・神奈川県では左官職人として働いていました。
・そのころの同僚は容疑者を気さくで良い人だったと言っています。
・村に戻った頃の容疑者はまだ40代でした。
・唯一、動ける若者だということで、容疑者は村民から草刈り、買いもの、
雑用と何でも頼まれました。
・しかも草刈機や燃料代も容疑者持ちで頑張ったそうです。
・ある時、容疑者は村おこしを提案しますが村民から反対されます。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130725/crm13072516500013-n1.htm
・その後、容疑者は草刈機が草と一緒に燃やされているのを発見します。
http://www.j-cast.com/tv/2013/07/26180212.html
・村人が火をつけて燃やしていたのです。
つまり田んぼのあぜ道を刈るのに機械を使って油代も全部自費で出させ、
本人があぜ(道)に機械を忘れて帰ったら、次の日に草と一緒に焼いて
しまったんですね。
後日「あれ、あなたのものだったの?」って感じで "いじめ" というか、
いろんなことがあったみたいです。
そして酒の席で口論になり、村人に胸を鋭利なもので刺されたのです。
これは刑事事件として発展して地元で報道されましたが、
http://kry.co.jp/news/news8703812.html
しかし村人達は、
「ちょっとお酒を飲んだ席の話ですから、ちょっと(鋭利なものが)
当たったくらいじゃないか。
仲が悪いというのはどこでもある。
合う合わないというのは誰でもある。
ささいなことでしょうね」
とインタビューに答えています。
simatyan2のブログ
http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1374967831_o.jpg
刃物で人を刺しておいて些細なことという神経が理解できませんね。
それも村民全員がそのように考えているのが不気味です。
こうした村民の異常性に警察も気がついたらしくここの住民をマーク
するようになります。
・容疑者は自治会を抜け村八分(イジメ)にあい、この頃から精神安定剤
を服用し始めます。
・容疑者宅でのボヤ騒ぎなど村人による様々な嫌がらせがエスカレートし、
村人除けとして奇妙なマネキンなどを家の周囲に置いたり、悪口の詩を
書いて窓に貼るなどし始めます。
・容疑者宅の
「つけびして煙よろこぶ田舎者」
の張り紙は村人に向けて書いたものです。
・警察の「証拠があれば立件できる」というアドバイスで容疑者は監視
カメラを設置します。
・心配した友人から犬を2匹貰い受け、飼い始めるも一匹は事故死します。
・村人(殺された人)が容疑者宅の敷地内で除草剤を勝手に撒き、また、
近くで農薬を撒きはじめたので容疑者は、
「犬を殺す気か!」と怒鳴り被害者と口論になり、
そしてついに誰もが知る連続殺人事件に発展するのです。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130725/dms1307251210010-n1.htm
こうして見ると容疑者と被害者が逆転して見えるのですがどうでしょうか。
どちらが加害者かわかりませんね。
冷静に見ると村民によって容疑者が少しずつ追い込まれていく様が手に取る
ようにわかります。
最近問題の学校のイジメとリンクしませんか?
イジメにあった側が死ぬほど怒りを露にしてもイジメた側は大したことと
は思っていないんですね。
しかし日本では追い詰められ反撃した者が罪に問われるのです。
追い詰めたものが罪に問われることは決してありません。
テレビのワイドショーなどは容疑者の逃走経路などを興味本位で伝えて
いるので、事件の本質はなかなか伝わってきませんね。
しかしこうした村社会の異常性は全てに当てはまりそうです。
排他的な性格の持ち主が組織の実権を握っていれば、その人の指図で周り
の人々は簡単に従ってしまい、従わない人は村八分にしてしまうのです。
何の悪気も無く・・・。
学校、会社、スポーツ界から地方自治体、霞ヶ関や原子力村までこうした
構図で動いています。
常識では考えられないような人が重要な地位についたりしていますね。
もちろん周囲の人が選んでいるのです。
独裁者を選ぶ怖さより自分が村八分になる怖さの方が勝るんですね。
今や日本全体が村社会と化しています。
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