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森ゆうこ新宿紀伊国屋講演会
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2013/07/post-3aea.html
2013年7月27日 生活の党 前参議院議員森ゆうこ
森ゆうこさん講演、南地氏テキスト起こし、抜粋その1
取り急ぎ、重要と思われる部分を先に書き起こしましたが このあとさらに大切な部分もあります。
それはまた明日にでも。 速報版として、まずお読みください。
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(選挙戦の森ゆうこ包囲網について語る流れの中で)
実は、自民党さんの方も森ゆうことの戦いだと位置づけていた。
それは、新潟県ですから、原発再稼働の問題があったからだと思います。
ご存知のように泉田裕彦新潟知事が、 いま手続き論のところですが、東京電力とやりあっています。
選挙が終わった後、 柏崎刈羽原発再稼働への圧力が急速に高まっています。
何とか持ちこたえてもらいたいと思っていますし、 私は当面の活動としてこの原発の問題。再稼働反対と(取り組んでいきたい) ※大きな拍手で語尾ききとれませんでした。
選挙の時は、必ずしもワンイシューでなかなかできなかった、 新潟もいろんな課題がありますので。 脱原発、再稼働反対とワンイシューでは、思い切ることができませんでした。
でももう一回、この原発問題で、再稼働してどうするんですか、 電気は足りているじゃないの。
汚染水が海に漏れていて、福島県沖だけじゃないですよ 東京湾だって、そんなに時間かからずにどんどん汚染されていく。 そしてぐるっと回れば、新潟県だって...。
海はひとつですから。 (と、強く訴えていきたい)
ロンドン条約で、原発事故によって流れでた放射性物質については 直截取り締まる条約違反の規定というのは 専門的に言うとないわけですが、 このまま原発の汚染水が、しかも高濃度ですよね、
これがどんどん流れでていくという事になれば、 いままではそういう規定は無いですよと専門家が解説していたり 政府もそのような感じだったと思いますが これ以上続いたら、天文学的な賠償という 事にもなりかねないんです。
海が本当にダメになってしまう。
本当に大変なことだと思います。
もっとここら辺のところを、 本当に深刻な状況というものを、もっともっと 有権者、県民、そして国民の皆様に分かっていただけるように、 これまで以上に、直接的に発言し、行動していかなければならないと思っています。
柏崎刈羽原発。
6年前の中越沖地震の時も、あれは本当に不幸中の幸い。
火災が起きて、その鎮火もなかなか上手く行かず 段差があって、外部からの消防車が乗り越えるのに大変だった。
複合災害だったわけですが、福島原発のようにならなかったのは、 まさに不幸中の幸い。 もし世界最大の柏崎刈羽原発、これが地震などによって 事故を起こせば、7機有りますから、1つ暴走すれば次々に手がつけられなくなる。
本当に危険なんだと、もうやめようよと、早く核燃料をきちんと抜き取って 安全に管理できるような状態にしなければダメなんだとということを もっともっと訴えなければいけないと、いう風に思っています。
途中で山本太郎さんが、押しかけ応援という、お願いしていなかったんですが 18日に駆けつけてくれました。
彼の演説を聞いていて、私はすごく反省しました。
本当に飾り気のないストレートな言葉で、 そして必死さが伝わってきました。
原発の現状。 そしてなぜ原発を続けるのか、それは1%の人のお金儲けのためじゃないか。 なぜその1%の人のお金儲けのために、人々が犠牲ならなければいけないんだ。
という非常にわかりやすい、そして訴えかけるメッセージで 私は隣で聞いていて涙が出てきたんですね。
その演説を聞いて、私自身も、反省したし、なんか別にかっこうつけていたわけじゃないんだけど、もっと強く、国民の皆さんに共感を得る もっと必死な訴えが必要だったんじゃないかな。と思いました。
そして共産党の吉良さん、当選されましたけれど 吉良さんもそうですし、山本さんもそうですが 若さというのもあるでしょうが 無党派層の人たちを惹きつける、爆発的な すごくチャーミングなメッセージ性というか、戦い方にも (支持を得た原因が)あったと思います。
私たち生活の党も、ここらあたり、もう一回よく反省をして、 やっていきたい。 (生活の党も)言っていることは正しいんですね。非常に。
5つの罠でも言っているように、ガソリンもまた高騰していて、物価も上がって、給料は上げたくても上げられない。
そして年金はなんと10月に下がる。 ということで全然国民生活は楽にならない。ここで来年消費税増税してどうするんですか。
本当に苦しくなって、日本の経済は破壊されるんじゃないか。
言っていることは非常に正しいわけなんですが、 非常に穏健なわけですね。 本当は日本という国は、穏健な保守層が支えてきた国なので 一番国民にマッチしているのは生活の党だと思うんですが、 やっぱりインパクトが足りない、訴え方が、いままでのイメージからから抜け出ていない。
もっと工夫をして共感を得るようにしないと、私はわが党の苦境は乗り越えられない。
そして、この国の苦境も救うことかできない。
映像的にも、視覚的にも、聞こえてくる言葉としても もっとまったく生まれ変わって訴えかけていかないと、 一緒に戦っていける輪を広げていくことはできないなと感じています。
これがいまの最大の課題だと思っています。 (中略)
TPP。このままTPPの交渉に参加して最後までいったら、 本当にやっぱりやめますなんていえるんですかね。
おそらく難しいんだと思いますし、 TPPに入って、アメリカにいろんな物を根こそぎ持って行かれて そして原発は収束できない 汚染水は流れるは、再稼働はするは、消費税は上がるは、 もう暗澹たる気持ちで有ります。
それがこの本(日本を破壊する5つの罠に)に書かれていますが、 でも実はテーマはひとつしかない。
国民の生活が第一、国民お一人お一人をいかに幸せにするのか。
国民を豊かにする。幸せにする。
そのことを目的に政治をするのか。
それとも、これまでの仕組みの中で既得権を持っているその人達が これからも安泰で、儲かって、いい思いをする。
その既得権の中で政治をするのか。
すべての政治のテーマはそこに収斂する。
という風に思っています。
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