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一兵卒の戦場―龍陵会戦/「下級兵士はただ従うしかなかった。生きた捕虜を銃剣で殺せという命令。耐え難かった。今も夢に見る」
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/605.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 7 月 27 日 10:44:34: KbIx4LOvH6Ccw
 



一兵卒の戦場―龍陵会戦  NHKスペシャルより
イル・サンジェルマンの散歩道 July.22.2013
http://billancourt.blog50.fc2.com/blog-entry-988.html
 
古山古麗雄の著作からの引用と、元兵士の証言から書き起こしたものです。
http://www.youtube.com/watch?v=2o8haj5wVFE
 「下級兵士はただ従うしかなかった。しかし生きた捕虜を銃剣で殺せという命令。耐え難かった。今でも夢に見る」。

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「死を痛ましいと思う気持ちは短く、忘れるのは早い」(古山)

「歩兵は消耗品。死ななければ帰れない。悔しさ通り越してむなしい」。

「勝算もないのに攻撃命令がだされ、その度に戦死傷者がでた」。

「死んだのは下級兵。ただ命令に従って死んだ」。

「下級兵士は、自分が人間であることを主張することも出来ない。屈辱に鈍感になってくる」(古山)。

「一兵卒には、戦争の全体は知る由もなかった。初めから仮定のない戦場に送られた」(古山)。

「必勝の信念と大和魂(日本軍)と、必勝の態勢(中国軍)の闘いだった。勝てるわけがない。しかし勝てないと解っていても、日本人がもたなければならないものがあった」(古山)。

「守備隊長の訓話―敵を30人殺さなければ、死んではならない」。

「両腕を失えば両足、両足を失えば噛み砕いて、敵を倒すべし。戦場を墓場とし、陣地を死守すべし」。

「敵陣に倒れ、死んで神となる。男子、無上の光栄なり!」

「守備する陣地に大量の敵軍が押し寄せてきた。このままでは殺されてしまうと、命からがら後退したら、司令官が無断撤退は死刑に値すると軍刀を抜いた」。

「惨死を散華という。全滅を玉砕という、そういう言い換えをしたのは、誰だ?」(古山)。

「このまま戦死した戦友たちを置いて去っていいのか?我々だけで去っていいのか?思いでというより、頭にこびりついている」。

「目の前で。戦友が戦死したんですよ!生還しても、囚われ続けています」。

「戦場での自分の手記が書かれている例は、夥しい数に上る。しかし手記を書くと言うことはどういう事だろうか?」(古山)。

古山古麗雄「生き残った者は、戦死者に対し、どのような思いをもてばよいのか?その答は、私には出せない」。

「戦争という巨大な環境で、自分の運命も軍に任せるしかないのだという考えに流される。運命の翻弄される人間の軽さ、しかし人間である以上、ものを考えることのできる動物の重さを感じる」(古山)

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<参照>

古山高麗雄 ふるやま-こまお(デジタル版 日本人名大辞典+Plus) 
http://kotobank.jp/word/%E5%8F%A4%E5%B1%B1%E9%AB%98%E9%BA%97%E9%9B%84
 
1920−2002 昭和後期-平成時代の小説家。
大正9年8月6日朝鮮新義州生まれ。昭和17年応召,ラオスで終戦をむかえ戦犯容疑にとわれる。22年復員し,編集者となる。45年戦争体験にもとづく「プレオー8(ユイツト)の夜明け」で芥川賞。48年「小さな市街図」で芸術選奨新人賞。平成6年「セミの追憶」で川端康成文学賞。日常にひそむユーモアと虚無をえがく独自の作風で知られた。平成14年3月14日自宅で死去しているのを長女に発見された。11日ごろ死去。81歳。第三高等学校中退。
 

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コメント
 
01. 2013年7月27日 11:13:28 : X8K3Jt2Lhg
銃剣で殺せという命令って読んだだけでは実感はわきませんが、
映画「上海バンスキング」で見たことがあります。
血も凍る恐ろしい場面だった。


02. 2013年7月27日 15:35:58 : dmkMWIGdew
 今後の日本の兵士は,平気で殺人を命令する上官を刺し殺せば良い。
ベトナム戦争に従軍記者として参加した友人は,「ベトナム戦争では,ベトコンの猛烈な攻撃に絶え切るために麻薬やマリファナを常飲していたアメリカの兵隊が精神異常となって上官に逆らい,突撃命令を下した上官を背後から射殺した」という。だから,「アメリカ軍の上官は誰も兵士の前に立とうとはせず,ベトコンとの戦いに負けた」と教えてくれた。


03. 2013年7月27日 16:45:09 : wHD3W6nNww
>>02様に激しく同意します。

04. 2013年7月27日 19:23:36 : RXpovS4eVU

 「恐れ多くも、天皇陛下の御命令である」と言われたら従わざるを得ないよなぁ。


05. 2013年7月27日 20:59:18 : QPTOZ1BeXg
上官の命令に従うように自衛隊でも訓練される!
だから無能な上官にあたると今も昔も未来も大変。

ベトナム戦争に日本が参加しなかったのは
9条が有ったから
なかった韓国はアメリカの言いなりに参加して犠牲が多数出た。

右翼ブログでは従軍慰安婦問題で日本叩きがはじまると
韓国軍はベトナムで強姦し放題だった!などとほざく。
なぜ日本人がベトナム戦争に行かなくてすんだかには全く触れずに
韓国叩きに走る。哀れなもんだ!

アメリカ軍!
02様の言われるようにすさんでいたようだが
こんな事実もあったようだ
「1968年3月16日早朝。(ソンミ事件)
22機の米軍ヘリコプターがやってきた2個中隊。
210数人の米兵がこの村を急襲した。
海沿いの集落を襲った一隊は手当りしだい家々に飛び込み
M−60マシンガンをぶっ放した。
いたるところで血が噴きあがり骨や肉片が飛び散った。
朝食のご飯を口に含んだままの子供の頭が転がった。
妊婦は腹を裂かれた。腹から蹴りだされた胎児が空を切り
木の枝にひっかかった。
内陸部に散らばる集落に飛び込んだ米兵らは藁ぶきに家に次々と
ジッポライターで火を放った。
家から逃げ出した少女や女たちはとらえられその場で強姦されたあと
裸のまま燃え盛る家に放り込まれ焼き殺された。
別の一隊は一つ一つの家から家族を引ったて庭先に掘ってあった
退避壕に追い込むと手榴弾を投げ込んだ・・・」
「それでも私は戦争に反対します」より


06. 2013年7月28日 13:41:52 : SKrMKQ5Zxw
結局、戦地に向かうのは、若者である。戦略を寝るのは官邸か。インチキ選挙で戦争準備をして、中国、韓国に勝てると思ってか、米の守護神を信じてか、戦に舵取りして、犠牲になるのは多くは若者。超高齢社会の最大の癌は、高齢者である。高齢者が若者の未来や伝承を考えずに、やれ「経済」と言い自分のことしか考えていない社会なのだ。なぜ、同じことを切り返すのか。その点、山本太郎は、若者と庶民を代表して、インチキ選挙でもごまかせないほど、多くの支持を得る結果になったのだ。アジアは本来、仲良くつきあわなければならないのに、国民を先導するメディアやテレビに出ている馬鹿なコメンテータ、軽薄タレントや糞解説者が、テレビを信用する高齢者を洗脳している。高齢者よ、善人のつもりでいるな、あなたたちの多くは、若者の癌なのだよ。論語などくそくらえだ!

07. 2013年7月29日 00:52:59 : o24HWw6Jfg
>02さんと似た話を従軍したもとアメリカ兵が書いてました。

ムチャ言う上官の足元に兵士から手榴弾が転げ落とされたと。

スゲーなアメリカは、と感心したのは大昔のこと、

最近じゃ、アメ軍上層部はベトナム戦争を教訓化して、ゲーム機で徹底的に殺人自動マシンに改造してるようだが。


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