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対立が決定的となった渡辺氏(奥)と、江田氏(手前)=25日午後、参院議員会館
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130726/plt1307261213003-n1.htm
2013.07.26
みんなの党の渡辺喜美代表と、江田憲司幹事長の対立が尖鋭化している。渡辺氏が、野党再編を模索する江田氏に事実上の離党勧告をしたかと思えば、江田氏は渡辺氏の独断専行的な党運営を批判したのだ。2人の攻防は抜き差しならない段階に突入した。
「恐縮ですが、代表、幹事長はご退席ください」
国会内で25日に開かれたみんなの両院議員総会。議長役の江口克彦最高顧問は、渡辺、江田両氏に退席を求めた。公然と火花を散らす2人がいては議論がしづらい−。江口氏の独断だった。
退席に先立ちあいさつした渡辺氏は「今すぐ政界再編を仕掛けるのは、あまりにも拙速だ。数合わせに終わる」と言い放った。
江田氏は、自民党圧勝で終わった参院選後、民主党の細野豪志幹事長や、日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長と会談し、来週にも、野党結集を見据えた勉強会を立ち上げることで一致している。
この勉強会については、維新の橋下徹共同代表も歓迎しているが、渡辺氏は昨年、橋下氏に合併を提案し、ソデにされた過去がある。渡辺氏としては、再編志向の江田氏を当てこすったわけだ。
その後、渡辺氏は記者団に「再編に命をかけるなら(江田氏は)幹事長を辞めるのが筋だ」とぶちまけた。
これに対し、江田氏は記者会見を開き、「何が拙速なのか分からない。わが党は政界再編を結党の原点としている。わが党が主導し、他党と意見交換しなければ再編はできない」と反論し、「渡辺個人商店を株式会社化していくというのが幹事長の使命だ。党改革を断行する」といい、渡辺氏の党運営を真っ向から批判した。
渡辺氏の党運営については、冒頭の両院議員総会でも、参院選候補の決定過程について、出席者から「不透明だ」との指摘が出ている。
同党のアジェンダ2013「みんなの政策」の冒頭には「政治を諦めないで下さい」とあるが、こうした泥沼劇を見させられると、「政治にあきれる」しかない。
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