http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/565.html
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「亀井静香氏が無力化されたあと、ついに日本郵政に外資が躍り込んだ!!
●ついに日本郵政に外資が乗り込む
政府は5月初旬、全株式を保有する日本郵政の坂篤郎社長(66)を交代させ、後任に郵政民営化委員長で東芝相談役の西室泰三氏(77)を起用するという方針に切り替えた。
坂篤郎社長は昨年末に就任したばかりだったが、わずか半年くらいで定時株主総会で社長職を正式に降ろされたことになる。
日本郵政が、米保険大手アメリカンファミリー生命保険(アフラック)との業務提携を強化することが7月24日に明らかになった。
傘下のかんぽ生命保険がアフラックと代理店契約を締結した。
同社のがん保険販売を、同じ郵政傘下の日本郵便が直営する約2万カ所の全郵便局に拡大することで合意したらしい。
アフラックは2014年秋に日本郵政グループ専用のがん保険を供給する。26日に基本合意し、両社トップが記者会見して発表することになった。
この展開こそ、米政府が1989年の日米構造協議以来、あるいは年次改革要望書で、日本市場の閉鎖性を指摘し、なるべく早くグローバル・スタンダードに切り替えることを求めてきたことの具体的進展である。保険市場の開放要求も彼らの重要課題の一つである。
米政府の対日戦略部隊は、日本郵政の郵便局ネットワークをかんぽ生命以外の民間保険会社にも全面開放するよう求めていた。
今回の提携強化が、環太平洋連携協定(TPP)交渉を強く意識したものであることはもはや疑う余地がない。
CIA、あるいはCSIS(米戦略国際問題研究所)は国民新党を内紛で無力化し、亀井静香氏を表舞台から退けたことで邪魔者を排除した。
その結果、急速に年次改革要望書、日米経済調和対話で要求する保険分野に先陣を斬りこませた。
これが日本郵政に舞い降りたアフラックである。
安倍政権は今夏選挙で参議院議員も牛耳ったとたん、露骨に対米要求に着手し始めている。
ここにはグローバル資本から日本をガードしようとする姿勢は微塵もなく、むしろ安倍政権は急速に“日本の叩き売り”を加速させている。
●日本郵政社長に西室泰三氏が就任したが、これこそ郵政民営化の最終完成段階
この西室泰三氏は、小泉政権下で強権を揮っていた人物だ。
この人事を見ると、アベノミクスの裏の指揮者が産業競争力会議の中心にいる竹中平蔵氏にあることが分かる。
1994年から始まった対日内政干渉指令書『年次改革要望書』の中心課題が「郵政民営化」だった。
この年次改革要望書が、米国グローバル資本の意を汲んだUSTR(アメリカ合衆国通商代表部)の対日戦略のマニュアル書であったことはすでに判明している。
郵政民営化法が2005年11月10日に部分施行され、同法第14条により、竹中平蔵氏は郵政民営化担当大臣に指名されている。
竹中氏自身は、郵政民営化法や一連の構造改革の流れが「年次改革要望書」に基づいていたことを認めていないが、2004年中盤以降の彼の行動を見るとこれが嘘であることがはっきり分かる。
2005年6月7日の委員会で当時の竹中平蔵金融相は、城内実氏の質問に対し、郵政民営化準備室が過去一年間に米国政府・業界関係者と17回面談したと証言している。(これはあとに18回と判明)
この間、USTR代表のロバート・ゼーリック氏と書簡を交わしていた事実も発覚している。(通称「ゼーリック書簡」)
この事実から竹中平蔵氏が郵政民営化を進めるに際し、米国による対日戦略の片棒を担いでいたことは間違いない事実であった。
案外知られていない事実だが、小泉・竹中構造改革路線、郵政民営化の影で隠然たる影響力を行使していたのは、東芝(株)の相談役である西室泰三氏であった。
西室泰三氏は小泉政権下の経済財政諮問会議で「地方分権改革推進会議議長」という重要な役目を担っていた。
これは2001から2003年当時の経済財政諮問会議を見ると確かめられる。
ジャーナリストの本澤二郎氏によれば、小泉政権は西室泰三氏の隠然な影響力下にあったという。
この西室氏が当時の郵政民営化担当大臣だった竹中平蔵氏と抜き差しならない協力関係にあったことは、郵政民営化の裏事情を知る人々の間でも知られていなかった事実である。
●郵政民営化には10人程度の黒子軍団がいて、彼らこそが真の実行プロジェクトチームだった
同じくジャーナリストの佐々木実氏は、その著書『市場と権力』(講談社)で、経済財政諮問会議は世間をごまかす体裁会議であり、実質的に小泉・竹中構造改革を運営していた影の実行部隊はわずかに10人程度であったと述べている。
この実質的なプロジェクトチーム、影の軍団となるゲリラチームには、竹中大臣の補佐官だった岸博幸氏や真柄昭宏氏、官僚からは高橋洋一氏がいたという。
あとのメンバーはいまだに秘密のベールに覆われている。
しかし、前述した本澤二郎氏の見解を突き合わせると、この黒子たちのトップに君臨し采配を揮っていた人物が西室泰三東芝相談役だった可能性は非常に高い。
何か、西室泰三氏は剣豪ドラマ『子連れ狼』に出てくる裏柳生の総帥・柳生烈堂みたいである。
この人物が参院選直後に、日本郵政とアフラック(アメリカンファミリー生命保険)との業務提携を高らかに発表したことは重大である。
アフラックは今までかんぽ生命が開拓していたかんぽ領域を根こそぎ奪い取る気である。
また、2015年春に行われる日本郵政の金融2社(ゆうちょ銀行、かんぽ生命)の株式上場を待ち構えているのが、世界最大級の投資銀行「ゴールドマン・サックス」であることは言うまでもないだろう。
亀井静香氏らを筆頭とする郵政民営化反対論・慎重論者たちは、今まで米国エクソン・フロリオ条項の役割を果たして、郵政マネーと郵政資産を防衛してきたのだが、亀井氏が表舞台にいない今、この防壁は完全に外されたと見ていい。」
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/07/post-739b.html
関連
選挙が終わった途端、怖い事実、怖い本音が続々と出てくる (かっちの言い分)
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/433.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 7 月 23 日 22:04:55: EaaOcpw/cGfrA
日本郵政、米アフラックと提携 がん保険を共同開発:独自の販売は×だが、米国社の利益拡大に利用できるなら○という歪な論理
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/498.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 7 月 25 日 02:39:12: Mo7ApAlflbQ6s
- 日本郵政がアフラック提携を発表 「企業価値向上できる」と社長(共同通信) JAXVN 2013/7/26 16:24:15
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