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海江田代表(左から4人目)らが決めた菅元首相(左端)の処分は大甘なものだった=26日午前、民主党本部
2013.07.26
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130726/plt1307261146001-n1.htm
参院選で惨敗した民主党の敗戦処理をめぐり、肝心な人物の処遇が忘れられている。輿石東参院議員会長だ。党内では輿石氏の責任を問う声もあるが、クローズアップされるのは海江田万里代表の進退や、民主公認候補の対抗馬を支援した菅直人元首相の処分問題ばかり。輿石氏には参院副議長就任案まで浮上した。あきれ果てる居座り・責任回避の背後に、生活の党の小沢一郎代表の存在がささやかれている。
民主党は26日、常任幹事会を開き、菅氏を当初の除籍(除名)でなく、より軽い党員資格停止3カ月とする処分を決定した。除籍を主張した細野豪志幹事長は辞任し、後任に大畠章宏代表代行をあてる人事も決定した。
こうした民主党のゴタゴタは、輿石氏を「安全圏内」に逃れさせる。
だが、参院のドン・輿石氏に惨敗の責任があるのは自明の理だ。非組合系議員からは「輿石氏の参院支配を見直さないと党再生はあり得ない」として日教組出身の輿石氏の退場を求める声もくすぶる。政治評論家の浅川博忠氏は「参院副議長に祭り上げて民主党の党籍から外れてほしいという声もある」と解説する。
輿石氏は昨年の衆院選まで幹事長を兼任しており、下野の責任を問われて存在だが、7年以上君臨する参院議員会長の座だけは手放さなかった。
この無責任戦略の裏に見え隠れするのが、生活の小沢代表の存在だ。
小沢氏は参院選前から「民主党が大同団結を呼びかければ」と秋波を送り、輿石氏も小沢氏について「2大政党を作っていくという点では共闘していかなければいけない」と発言している。
小沢氏としては、自らに近い海江田、輿石両氏が民主党で力を持ち続ければ、キーマンとして復活する足がかりになる。輿石氏にとっても「自身の生き残り策として小沢氏の力を借りたい」(浅川氏)というわけだ。
有権者は政治家たちの皮算用をどう見るのか。
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