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弱腰民主党、菅直人元首相に対して年金掛け金未払い問題でもやった見殺しを繰り返すのか
2004年春、自民党の閣僚が相次いで年金未納問題があったことを相次いで告白し、それを当時の菅直人民主党代表が「未納3兄弟」と攻撃をする。ところが、今度は菅直人氏自身に未納問題があるのではとマスコミが騒ぎだす。菅直人氏は行政の手違いであり、自ら未納はしていないと主張し、党内ではその了解が取れた。このとき、民主党内の集会から出てくる議員の方が「菅さんが正しい」と言うところがテレビでも報道されたのを自分は覚えている。しかし、その後、まったく民主党内から菅直人氏を擁護する動きはなく、菅氏は辞任を迫られたのだ。
この年の夏、菅直人氏辞任の後を受けて岡田克也氏が民主党代表として参議院選挙が行われている。この時、民主党公認で福島県選挙区から2期目の当選を果たしたのが現福島県知事の佐藤雄平氏。一期目は無所属で民主党推薦だった。そして、この時期、福島第一原発のプルサーマル計画がどんどんと進められていたのだ。
2004年はプルサーマル導入に向けて電力会社が舵を切った年だった。2004年4月20日のしんぶん赤旗は次のように書いている。「関西電力は、福井県高浜原発3、4号機でプルサーマル計画を二〇〇七年度から実施するために、プルサーマル用燃料の発注を決めました。 九州電力も佐賀県玄海原発で〇八年度に実施する意向を表明するなど、電力各社は、国民の批判で中断していたプルサーマル計画の再開に動きだしています。政府が『エネルギー基本計画』(〇三年十月)で、『プルサーマルを着実に推進する』としたことに後押しされたものです。」
福島第一原発事故でも3号機の爆発は様子が1号機とはかなり異なっている。そして、3号機ではプルサーマル発電が実施されていた。
日本での原発推進は基本的に自民党によって行われてきたので、2004年、菅直人氏が代表のままでいれば、その後のプルサーマル実施は避けれていた可能性がないとは言えない。
民主党は、2004年の過ちを再度繰り返すのだろうか。そもそも、なぜ、菅直人氏が首相時代に誤解を受けた海水注入中断問題について、他の議員は沈黙してきたのか。海水注入中断問題は、色々な点で不自然で、菅直人元首相に対する言いがかりであるのは明らかだ。
今回、菅直人氏を処分するようであれば、民主党は日本の政党として信頼を根本的に失うことになるだろう。
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