http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/469.html
Tweet |
民主党衰退の真の原因を作ったのは岡田克也氏、彼の責任こそ問うべき
またまた民主党の中学校の学芸会レベルとさえ思える内紛が始まっている。民主党衰退の真の原因を作ったのは岡田克也氏その人だ。2005年8月の郵政総選挙では彼自らが「日本をあきらめない」というまさしく小泉自民党を利する民主党キャッチフレーズを使い、テレビコマーシャルではほとんど時間横を向いたままというおよそ自ら負けを呼び込むような印象付けをやって行った。「日本をあきらめない」と聞けば、いったい何が危ないんだと多くの一般市民は思い、郵政民営化をすればすべてがうまく行くという小泉純一郎首相の主張をそのまま信じてしまった。
岡田克也氏の罪はそれだけではない。2010年には尖閣諸島中国漁船衝突事件を当時の外相として中心的な役割を担って引き起こしているのだ。この時は実行部隊が国交相を務めていた前原誠司氏であり、裏で全体をコントロールしていたのが岡田克也氏だ。
小沢一郎氏排除に動き、小沢氏無罪の判決が決定した後もまったく自らの責任をとろうとしていない。
そして、最も重要なことは、大間原発の建設継続を一番最初に表明したのが岡田克也氏だということだ。大間原発は全量MOX燃料の世界初の原発だ。MOX燃料は既に50年程度の歴史があるウラン燃料に比べて十年程度の実績しかないし、全量MOX燃料の原子炉は大間が最初の例になる。MOX燃料はプルトニウム含有量が多く、原子炉で燃やした後は普通のウラン燃料が5年程度の水冷でプールから外へ出すことができるのに対し、500年もの間プールで冷やす必要があるとされている。それだけ、比較的半減期の短い、つまり、発熱量の大きい核種が大量に発生するのだ。MOX燃料など使えば、ほぼ確実に原発の経済性はマイナスになり、使えば使うほど全体として費用が後々にまでのしかかることになる。菅直人首相のもとで脱原発を決めたはずの民主党政権がその後原発再稼働に走ったのは副首相として権力をふるった岡田克也氏がいたからこそであり、今現在のどん詰まり状況を作った張本人が岡田克也氏だ。
岡田克也氏のもとで、64議席を失った郵政選挙のことを思えば、今回の東京選挙区で1議席を落としたことがどれほど問題なのか。これでは、店で数万円の万引きしたほうが振り込め詐欺で2000万円だまし取るよりも罪が重いと言っているようなものだ。処分するならまずは岡田克也氏だ。
本来、民主党は一般市民の側を向いた議員の方が多い。もともとは真の民主主義を実現することに自民党よりも近い立ち位置にいて、優れた政策を掲げられていたはずだ。けじめをつけるなら、逃げずにきっちりつけるべきではないだろうか。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。