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2013/7/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
勝っているときはメンバーをいじらない――。そんなスポーツの鉄則も、政治の世界では通用しない。いくさに勝っても人事は必須。自民党が騒がしくなってきた。
安倍首相は党三役や閣僚の入れ替えに消極的だ。きのう(22日)の会見でも、「党執行部の力で押し上げることができた。閣僚メンバーも、きょうから仕事に専念していただかなければ」と強調。大幅改造を打ち消している。
「6年前の安倍政権は、事務所費問題や『生む機械』発言などで国民の信頼を失った。当時と比べると、今回はうまく行っている。
わざわざ代える必要はないと思っているのでしょう。それでも、『原発事故で死者は出ていない』と言った高市政調会長や、野党とちゃんと話ができずに“不適格者”のレッテルを貼られた鴨下国対委員長は更迭せざるを得ない。女性スキャンダルがウワサされる大臣も3人いる。全員続投はムリでしょう」(自民党関係者)
代わらないのは、会見で安倍が「獅子奮迅の戦いを展開していただいた」と持ち上げた石破幹事長と、菅官房長官、麻生財務相、甘利経済再生相といった中枢閣僚たち。岸田外相と小野寺防衛相も、「政策の継続性を考えれば続投」(政治評論家・浅川博忠氏)という。
そのほかは、9月末に党役員の任期が切れるのに合わせ、シャッフルされる可能性が高い。
「女性票対策で起用された野田総務会長と高市政調会長は、参院選が終わればお役御免です。後任には、塩崎政調会長代理と二階総務会長代理でしょう。野田さんは入閣絡みの展開になる。大臣人事で注目は、安倍首相の家庭教師だった平沢勝栄氏です。当選6回で選挙も強い。彼を起用するかどうかで、首相の人間性が浮き彫りになる。次もパスなら“恩知らず”“成蹊しか行けなかったのを家庭教師のせいにしている”と批判されます」(浅川博忠氏)
存在感が薄い谷垣法相や仕事をしない伸晃環境相、パッとしない田村厚労相や新藤総務相、安倍枠の稲田行革相や森少子化相も交代する公算が大。閣外では当選9回の逢沢一郎、8回の宮路和明、山口俊一、7回の坂本剛二、山本公一といった未入閣組が列をつくって待っている。安倍のお気に入り、丸川珠代にも入閣話が出ているが、政治評論家の有馬晴海氏は「改造人事の目玉は小泉進次郎氏」と言う。
「いつまでも青年局長というわけにはいかないし、かといって、党内にふさわしいポストはない。話題性を考えれば、防衛政務官あたりに落ち着きそうです。石破幹事長を師匠のように慕っているし、地元には横須賀基地もある。安全保障や防衛問題に関心があるのでしょうから、本人にとっても願ったりかなったりのポストだと思います」
この政権、目くらましは得意だ。
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