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http://www.j-cast.com/2013/07/23180008.html?p=all
2013/7/23 18:27 J-CASTニュース
慰安婦問題で「日本は謝罪して賠償すべき」、領土問題は「半分に分けるか、あるいは両方で管理しましょう」などとスタジオジブリの冊子に談話を掲載して韓国で大絶賛されていたはずの宮崎駿監督(72)だが、翌日には一転し、韓国でバッシングに晒されているという。
それは2013年7月20日に日本で公開された新作アニメ映画「風立ちぬ」が、第2次世界大戦当時の戦闘機開発を素材にしていることが分ったためで、「宮崎監督には失望した」という意見がネットに出ているという。
■領土や慰安婦問題を批判したのは嘘だったのか?
宮崎監督といえば「風立ちぬ」公開直前の18日に、ジブリが無料の小冊子「熱風」7月号をウェブに公開したためネットで大バッシングを浴びることになった。憲法改正を特集した記事の中で、戦争放棄をしたにもかかわらず憲法第9条などを変えることには反対だなどと安倍首相を非難し、戦争中に近隣諸国に酷いことをしたのは明らかだから、慰安婦問題もきちんと謝罪し賠償すべきであり、半分に分けるか「両方で管理しましょう」という提案をすべき。国際司法裁判所に提訴しても収まるはずがない、などと主張した。
こうした意見が日本を敵対視する国の立場に立ったもので「反日思想」だったことが分ったなどとネットの掲示板や、ツイッター、「ヤフー!ニュース」のコメント欄が大荒れになり、「風立ちぬなどは絶対見ない!」「こんな人が監督したDVDは全て捨てることにした!」などの意見が書き込まれ大バッシングに発展した。
一方、大喜びしたのが韓国側だ。朝鮮日報の13年7月20日付けの電子版では日本のアニメーションの生きている巨匠の宮崎監督を韓国のネチズンが絶賛していると書き、「アニメ同様にその発言も最高だ」「気分がすっきりした」といったコメントを紹介した。
ところが21日、韓国経済新聞のウェブサイトにこんな記事が掲載された。日帝時代の戦闘機「零戦」を美化した宮崎監督の新作映画「風立ちぬ」に韓国のネチズンが批判を強めている、という内容だった。零戦はアメリカのハワイ島への奇襲と神風特攻に使われたもので、現在ユーチューブには韓国語の字幕付きで予告編が公開されているが「殺傷用兵器を作った人を描くなんて宮崎監督に失望した」「慰安婦問題の批判は、映画の韓国上映を狙った擦り寄りだった」「零戦を組み立てたのは徴用された朝鮮人、中国人だ」などといったコメントが付いている。そして、まるで戦争を美化したり日本の戦争責任を誤魔化したりするようなフレーズが使われている、などと説明した。
■日本での収益は今年最高で100億円も射程に
そのユーチューブ動画を見てみると、これまで4万近い閲覧がありハングル文字を使ったコメントが150以上書き込まれている。「日本人が日本のために作った映画だから韓国があれこれ言うのはおかしい」というコメントもあるが宮崎監督や日本に対する批判が多く「戦犯国日本が被害者の顔をするな」というものもある。
このニュースは日本でも話題になっていて、宮崎監督の慰安婦や領土問題に関する発言が許せない、という人も多く「日本と韓国から嫌われてざまぁみろ」という書き込みがある。また韓国に対し「勝手に持ち上げて勝手に失望するんじゃないよ」などといったものもある。
なお、20日に日本で公開された「風立ちぬ」は21日までに約74万7400人を動員し興行収入は9億6088万円になった。これは今年日本で公開された映画では最高で、最終的には興収100億円突破も見えてきたと東宝が話しているという。
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