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2013年07月23日 世相を斬る あいば達也
安倍君よ、改憲以外は、すべて君の責任と権限で行える条件が整備された。こうなったら、国民生活は二の次にして、アメリカ様のルールに絶対的信頼を持ち、日本経済のアメリカ化に邁進して貰いたい。小泉が竹中を使って、市場原理主義の真似事をしたが、今度こそ、徹底的に世界金融勢力に加担する大企業優先な経済政策に舵を切るべきである。未だ、日本人の多くは富を蓄えているわけで、これら糞の役にも立たない預貯金を骨の髄まで吸い尽くすべきである。それでこそ、豊かな日本社会のアメリカ化は実現しない。
グローバル国家を目指すには、アジアの国々との競争も視野に入るので、働く国民の収入を限りなくアジア化させるか、君の言うレトリックなGDIで150万アップも良いだろう。勿論、君のGDIが如何なる嘘っ八かなんて、多くの国民は気がつきはしないから安心したまえ。そして、99%の貧困層を構築することが、当面の君の課題である。今さらイイワケは許されない。公明含めてだが衆参両院の過半数を制したのだ。補完勢力野党の維新・みんなもあるのだから、鬼に金棒だろう。慎重も傲慢不遜も、方法論は君の勝手だが、どのような方法によろうとも、全権限と全責任は君の手中にある。今、安倍君!君は一時の絶対権力者なのだよ!
朝日の記事では、以下のように安全運転に徹する風な、殊勝なことを言っているが、国民からこれだけの圧倒的支持を得たのだ。徹底的に、自分の思った通り政策を実行すべきだ。中国にも、韓国にも、腰を引いてはイカン!徹底的に強面で行くべきである。TPPで国家の構造のすべてをアメリカ様に差し出すのだから、国民が大いに期待しているナショナリズム精神も見せつけなければならない。それがタカ派右翼政治家の矜持ではないか!少々、生ぬるい。君の殊勝な言葉は、まったく似合わん。やれやれ!ビシバシ、国民を痛めつけ、中国も韓国も蹴散らしてしまえ!最後には、君をコケにしているオバマにも一矢報いるのが武士の精神と云うものだぞ。
≪ 自公大勝、衆参で過半数 首相、経済優先を継続
安倍政権の信を問う第23回参議院選挙が21日投開票された。自民党は選挙区、比例区ともに順調に議席を伸ばし、大勝した。公明党と合わせ全議席の過半数を獲得し、国会で衆参の多数派が異なる「ねじれ」状態は3年ぶりに解消。自民党は1強体制を固めた。安倍晋三首相(自民党総裁)は今後も経済最優先で政権運営に臨むとともに、憲法改正に向けた環境整備を進め、改憲勢力の結集を図る意向だ。一方、民主党は大敗し、参院第1党から転落。海江田万里代表は続投する考えを表明したが、解党的出直しを迫られるのは必至だ。昨年末の衆院に続き、参院でも自公の巨大与党が誕生し、与党主導の国会運営がより強まることになりそうだ。
安倍首相は21日夜、党本部で「決める政治、安定した政治で経済政策を前に進めていけという大きな声をいただいた。責任を持って政治を前に進めたい」と語った。
2007年の参院選で大敗し、今回、雪辱を期す首相はアベノミクスを前面に掲げた選挙戦を展開し、31の1人区で29議席を獲得。複数区でも取りこぼさずに野党を圧倒した。89年に失った単独過半数には届かなかったが、01年に構造改革を掲げて大勝した小泉純一郎首相に並んだ。
昨年の衆院選に続いて参院選でも大勝したことで、自民党内には「首相の体調さえ良ければ政権は維持できる」(ベテラン)との声が広がっている。2年後の党総裁選での首相の再選も視野に入ってきた。
首相は10月の臨時国会召集前に、9月で任期切れとなる党役員の人事と内閣改造を行う構えで、長期政権を見据えた布陣を敷く意向だ。衆参両選挙を仕切った石破茂幹事長の処遇が焦点になる。派閥の求心力は低下し、目立った批判勢力も見当たらず、首相主導の人事になるのは確実だ。
首相は21日昼、東京都内のホテルで麻生太郎副総理と政権運営について協議。22日には公明党の山口那津男代表と会談し、連立政権維持を確認する。山口氏は21日夜、自民党との関係について「基本的に変化はない。公明党の持ち味を合わせていく」と語った。
自民1強体制で今後の国会は与党ペースで進む。ねじれ解消で政府提出法案がスムーズに成立するのは確実。86年の衆参同日選で圧勝した際も野党第1党の社会党を無視した国会運営はできなかった。だが、今回、野党が大きく減り、国会のチェック機能の低下は避けられそうにない。
与党は10月の臨時国会で憲法改正に向けた国民投票法改正に着手する。個別の条文への見解に隔たりはあるが、改憲を容認する自民、公明、維新、みんなの4党を合わせると162議席で発議に必要な3分の2に達した。首相はさらなる改憲勢力の拡大を目指しており、衆院任期中に憲法改正を発議し、国民投票にかける可能性もある。≫( 朝日新聞デジタル)
自民党単独で、衆参両院の過半数に達しなかったことを、多少悔んでいるようだが、公明は今や創価学会員を騙してでも与党でありたいと願う政党になっているので、最後は妥協するのは確実、気にするまでもない。それでも、やはり単独過半数を制し、改憲に一気に飛び出せない半端な勝利に、幾分消化不良感があるらしく、比例区が思ったより伸びなかった、と嘆き節を奏でたそうである。また「国会より選挙の方が楽だった」と傲慢な発言も飛び出したようである。
マスメディアは、“ねじれ”も解消し、今後3年間は国政選挙もないことから、ジックリ政権運営に当たれるとオベンチャラを言っているが、そんな甘い世界情勢ではない。先ずは、経済再生の総仕上げに全力をあげるだろうとの予測のようだが、例のマスメディアが云うところのアベノミクスに暗雲が立ち込めるのは時間の問題だと認識すべきである。デフレ脱却と言えば耳触りが良いのだが、生活者の可処分所得を徹底的に減少させ、インフレを起こそうとしているのが、実状なのだから、近々メチャクチャミクスになるのは必定。そんなバレバレの経済政策が、国民生活を強く直撃すれば、3年間与党でいられる保証はない。
マスメディアは、現時点で牙を隠しているが、物価だけが無闇と先行するアベノミクスは、失敗しているのではないかと云うキャンペーンを打つ可能性は排除できない。党内からの不協和音も生まれるし、IMFやオバマ政権から、アベノミクスへの注文が矢継早に出される可能性もある。現在の勢いに乗らなければ、禍根を残すよ安倍君!安全運転なんで言っていられない状況は必ず生まれる。憲法改正、再軍備、アメリカと一緒に戦う強い独立国日本を示さなければ!最後は核武装にも言及しなければ…。アンタ、どうやって噴き上がり右翼の期待に応えるつもりなの?まさか、靖国献花程度でお茶を濁すのではなかろうね?
現在、安倍自民の経済政策が好展開しているように見えるのは、国民的に理解しているのは、株高と云うことだ。この株高の牽引が海外勢に買われたことで惹起されたことは自明であり、疑念を挟む問題ではない。となると、今までは選挙の前だから、納得出来る構造改革は、選挙後と腹を決めていた海外資金の期待を裏切ることは出来ない。おそらく、構造改革のネタを永続的に垂れ流し、且つ幾分でも実行しないようでは、猛烈な売り浴びせを蒙るのは必定の環境下にアベノミクスは置かれている。
つまり、足元の高支持率を維持する為にも、海外資金の思惑に同調せざるを得ない。裏切った瞬間に、日経平均は1週間で、3000円から5000円の範囲で暴落するだろう。その期待に応えるには、TPPで参入障壁が限りなく低くなることが求められる。つまり、農林漁業や皆保険等々のセーフティーネットを排除する必要が出てくる。消費増税により、財政の健全化のつもりが、税収減になる体たらくでは、海外勢もソッポを向く。では、消費税凍結をすれば税収が増えるかと云うと、大企業優遇税制の中で、それも叶わない。つまりは糞詰まりになるのだから、今こそ激しく大暴走すべきである。安倍君、イケイケドンドン!アンタの甘い月日は残り少ないんだよ。
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