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昨日の参院選、民主党は惨敗。自民党が勝ったのではない。民主党が国民の信頼を失って負けたのだ。民主党が国民の信頼を失うきっかけになったのは、2010.9.14の民主党代表選からである。この選挙で菅直人が小沢一郎に勝った。これこそ不正選挙の始まりであった。国会議員の投票は菅206票、小沢200票の僅差であった。民主党国会議員のうち約半数は菅直人に入れた。
この不正選挙で菅は総理大臣になり、そして国民を裏切る政策を次々に打ち出していく。今の民主党議員はこの時の菅支持者たちである。彼らは小沢一郎を追い出し、国民の声に耳を傾けず、政治を私物化し始めた。追い出された小沢一郎は生活の党をつくって選挙戦を戦ったが、当選者はゼロであった。2009年の政権交代で政権を握った民主党だが、数々の失政で今は見る影もない。
そういう腐敗した民主党に反旗を翻した小沢一郎であったが、小沢の生活の党もまた今回の選挙では敗れた。つまり2009年の政権交代を果たした民主党は、主流派・反主流派とも、今回の選挙で敗れた。それが狙いだったのだ。2010.9.14の民主党代表選がすべてである。あの時の不正選挙が日本の政治の流れを変えた。
菅直人という小賢しい小人物が日本の政治を執りはじめた時から、おかしくなったのである。消費税増税もTPPも菅直人が言い出したことだ。菅直人は総理の椅子と引き換えに、民主党を売り、国民を売った男だ。昨日の選挙で衆参のねじれが解消し、これから恐ろしいことが始まろうとしている。自分のことにしか関心のない菅直人という男は、自分が民主党を裏切り、国民を裏切ったことがどういうことなのか、いまだに分かっていない救いようのない男だ。菅直人が若かったころ市川房江が言ったという、『菅直人は信用できないわよ』。この男は自分のためならどんな人間でも売り飛ばす男だ。この男のやったことは日本の将来にとんでもない災いを引き起こす。
バカ総理二人としてある週刊誌では、鳩山由紀夫と菅直人という民主党の首相二人を取り上げているが、この二人は全く違うのであって、鳩山は稚拙ではあったが、私利私欲はなかった。菅は稚拙で無能なうえに強欲であった。この二人の首相を週刊誌が並んで取り上げるのは、鳩山を貶めるためである。鳩山を貶めれば、民主党そのものがもともとダメな政党だったことになる。それを狙った記事だ。しかしそうではないだろう。民主党の理念を菅直人が台無しにした。そして行き場を失った国民の大多数が、半ばあきらめ顔で自民党に票を入れるしかなくなったのだ。
私は現在の民主党を擁護する気はさらさらない。しかし民主党が信頼を失って、そこにあるのは一種の思考停止状態だ。鳩山・小沢民主党が実現しようとした理念が消し去られようとしていることが惜しまれる。国民は今何も考えられない状態に置かれている。そのことが安倍自民党の狙いなのだ。そしてまた形を変えて小泉政治とおなじことが再現される。
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