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2013.07.22 ZAKZAK
与党圧勝の選挙結果にもこの人の舌鋒は鈍ることがなかった。元NHKキャスターでジャーナリスト、池上彰氏(62)が21日放送のテレビ東京系選挙特番「池上彰の参院選ライブ」(午後7時50分)でメーンキャスターとして登場。持ち前の鋭い質問を連発した。
テレ東系では3回目の選挙特番出演となった池上氏。語り口は穏やかだが、維新から比例で当選したアントニオ猪木氏(70)に挑発的な質問をぶつけた。
「止まった維新の風を再び興すのが役割」という猪木氏に、「つまり維新は猪木さんの人気頼み、ということか?」「以前は消費税に延髄斬りと言っていたのに変わったのか?」と畳みかけた。
猪木氏が「まだ維新と(細かい)政策は打ち合わせしていない」と応じると、「打ち合わせてない? 公約はお読みになりましたか? 道州制は?」とジャブを浴びせ続ける池上氏。猪木氏は、「いちおう読みましたけどね。とにかく私は、維新の風を吹かせろということで」と答えるのが精いっぱい。池上氏は「ずいぶんアバウトな感じですね」と斬って捨て、見ているこちらがハラハラした。
埼玉選挙区で当選した自民の古川俊治氏はテレビの医療コメンテーターとしてもおなじみ。医師で弁護士で、オックスフォード大でMBA取得という申し分ない経歴を紹介した後、「今度は国会議員、自分探しをしているように見えるんですが、本当にやりたいのは何ですか?」と池上氏。
古川氏は原点は医師で、その中で感じた疑問を政治で解決したい−という趣旨を答えながら苦笑いするしかなかった。
池上氏の選挙特番で、たびたび触れてきた公明党候補と支持母体の創価学会の関係にも執拗に時間を割いた。神奈川選挙区で当選した公明党の佐々木さやか氏には、「投票すると功徳を積むことになるのか」「創価学会員ですか?」とストレートに質問。公明党は政教分離の立場であることから佐々木氏は「申し上げる立場にない」「創価学会は、私と同じ宗教団体で仲間」と丁寧に応じたが、表情は硬かった。
各党幹部への質問では、圧勝した自民の石破茂幹事長に「おごりが出るのでは?」、公明の井上義久幹事長には「自民は暴走すると思っているのか」と自公の連立に疑問を投げかけた。
維新の平沼赳夫代表代行には、「憲法改正ではアクセルを踏む立場。自民を公明と引っ張り合うのか」と挑発。みんなの渡辺喜美代表には「維新だけには負けたくなかったのでは?」と、聞かれた方が思わず苦笑する質問も突きつけた。
さらに、惨敗した民主党の細野豪志幹事長には、「今回は民主がどれだけ負けるかという選挙だった。責任問題はどうなるのか」と迫った。
昨年12月に放送した「池上彰の総選挙ライブ」は同局では選挙特番歴代1位となる視聴率の8・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、ギャラクシー賞優秀賞を受賞した。今回も好視聴率を叩き出せば、池上氏の“長期政権”は確実だ。
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