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2013参院選:期日前投票所、比例候補名で誤表記 七尾市選管7カ所掲示、全国でも /石川
毎日新聞 2013年07月19日 地方版
21日投開票の参院選で、期日前投票所などに掲示している比例候補者の名簿のうち、共産党の候補者1人の姓を誤表記するミスが全国で相次いだことがわかった。総務省によると、七尾市のほか、高知県など6県11市町村で発覚。同省が各選管に対し、比例候補者の名簿作成用に配布したソフトをインストールしていなかったためで、総務省は各選管に「手順通りの作業をお願いしたい」と注意を呼び掛けている。
七尾市選管は、市役所の期日前投票所で7カ所に掲示していた比例代表候補者の名簿で誤表記があり、選管が気づくまでに416人が投票した。市選管は「大変申し訳ない。選挙事務の確認を徹底する」としている。
同省は都道府県選管を通じて4日、各自治体選管に、電子データの比例の候補者名簿をメールで配布。七尾市を含め、誤表記した各選管は、6月下旬に作成テスト用に配布されたソフトを使えば、正常に表示できると誤解したとみられる。
同様のミスは七尾市のほか、宮城県名取市、多賀城市▽愛知県岡崎市、岩倉市、清須市▽三重県熊野市、紀宝町▽大分県臼杵市、竹田市▽高知県三原村−−で発覚。開票作業時に、誤表記した投票が見つかった場合、投票の有効性については開票管理者が判断する。総務省は「手順通りに行えば防げた。全国に照会しており、これ以上ミスは起きないはず」としている。
共産党広報部は「選挙の無効になりかねない重大な誤り。誠に遺憾だ」とコメントしている。【大原一城】
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130719ddlk17010522000c.html
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