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2013/07/20 10:23 かっちの言い分
拝啓 有権者様、特に 若い世代有権者様
今日が参議院選挙で候補者が選挙活動を出来る最後の日です。
今回の選挙を見ていると、私の人生の中でも特別な選挙と思います。
約50年間続いた自民党政治が、現生活代表の小沢氏の力で民主党が政権に就いたときは歓喜した。日本が変わる、変えてくれると思った。しかし、小沢総理大臣誕生直前に小沢政権誕生に危機意識を持った勢力が検察、最高裁まで動かして芽を摘んでしまった。小沢氏がいない民主党はもう抜け殻当然で、あまりの酷さに国民も自民党以外の政党は政権を担えないと思ってしまった。日本は千歳一隅の機会を失ってしまった。
私も小沢氏がよく演説で言うように、自民党が大部分の国民を満足させる政治をしてくれるなら自民党の政治でもいいと思っている。
しかし、今回ははっきりNoと言いたい。ある意味、小泉政権よりはるかに危険と感じている。憲法9条改正まで言い出している。こんなことをあからさまに言うようになったのは安倍政権になってからである。
10年ひと昔と言うが、自民党政権が50年も続けばそこには利権構造が深く根を張り、ある特定の勢力に都合の良い政治となる。きっとその中にずっぽりと身を浸している人たちは、それが世間の常識となり、まるで空気か水の如く感じているのであろう。
小泉政権下で明らかに日本の雇用制度は変わった。大企業に都合がいいように非正規社員の制度が導入された。今や非正規社員は全労働人口の中で40%に近くまでになったと報道されている。
この非正規社員は年収200万円にも満たない人がたくさんいる。年収200万円では、まず結婚して子供を養い、小、中、高、大学に子供を行かすなど夢物語になってしまう。子供の出生率を上げようと言ったって、まず結婚が出来ないようでは子供を持つこと自体が夢物語である。
全労働者の40%が非正規でも企業活動は出来るかもしれないが、日本の将来を思うと、絶望的な気分になってしまう。
きっと、毎日その日、その日の暮らしに追われて、政治などには関心が持てないかもしれない。しかし、そのような状況を変えるには、まずは自分が行動しなければならない。
特に、これから子供を持ちたい、結婚したいという世代が動かなければ日本は変わらない。きっと、選挙に関心ない人は、自分の1票を投じても選挙結果は変わらないと思っているのであろう。しかし、どこかの党は、候補者を当選させるため、住民票を移動させてまで投票すると聞いている。また今まで何十年も会ったこともない遠い親戚が突然訪ねて来て投票を依頼されることもある。それほど苦労までしているから、今与党の一角を占めている。
その努力から言えば、近くの投票所に30分でも時間を割いて投票に行ってもらいたい。スエーデンでは国民投票が80%以上あるという。日本のように50%に届かないことは、自分の義務すら放棄している。
50%前後の選挙は国民投票とは言わない。よく自民党の人が、憲法改正は国民の過半数がチェックするから、決して変な結果にはならないと述べる。しかし、実態は投票率が50%なら、その有効投票の25%以上で憲法が変わるということを意味する。国民の25%の賛成で憲法が変わるということを理解しなければならない。特にその25%はガリガリの組織票だから怖い。
自民党の石破幹事長が自衛隊を国防軍にして、その規律保持のため軍法会議を設けなければならないと述べている。出兵拒否した場合、刑期300年とか、まるで戦時中の話をしている。こんな自民党が今回の選挙で勝てばどうなるかわかるだろう。
この政治によってもろに影響を受けるのは子供を持つ世代、結婚したい世代、また結婚も出来ない世代である。
今回自公が勝つとこんな世界がまっている。このような時代にならないようにするには、選挙で清き1票を投票するしかない。
マスコミはあたかも、自公で決まりと宣伝している。ここであきらめていけない。浮動票がまだ50%あるだ。その浮動票が動けば明らかに選挙情勢は変わる。
若い世代よ。君たちの力を見せてくれ!!! 結果自分の生活がよくなる。
まずは国民の生活が第一だ。生活の党だ!
自分たちを大事にしてほしい。
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