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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130719/plt1307191537004-n1.htm
2013.07.19 ZAKZAK
参院選はいよいよ21日に投開票日を迎える。序盤戦から自民党優勢が伝えられる一方、生き残りをかけた野党各党の戦いは熾烈を極めている。政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席の最終予測では、民主党が結党以来の大惨敗を喫し、日本維新の会やみんなの党も伸び悩んだ。苦戦する野党を尻目に高笑いが止まらないのは、自民、公明両党で、参院の安定多数に必要な70議席を超える勢いだ。
小林氏の予測では、安倍晋三首相率いる自民党の獲得議席はズバリ「64議席」。公示直後の議席予測から1議席増だが、その内訳に変化が生じているという。
「選挙区は2人を擁立した東京と千葉でダブル当選もありえる上昇ムードだ。逆に、比例では公示直後より落ちている」
圧勝ムードのはずの自民党が比例で伸びを欠く要因として、小林氏が挙げるのが「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」と「憲法」だ。
「特に農業票を多く抱える北海道や東北ではTPP参加に前向きな安倍内閣を嫌い、選挙区では自民党候補に入れても比例では他党に向かう流れが強まっている。また、安倍首相が意欲を燃やす憲法改正に慎重なリベラル層の票は若干、同じ与党で、山口那津男代表の公明党に流れる傾向も出てきている」と小林氏は見る。
とはいえ、自公両党を合わせた議席は「75議席」。自公両党ですべての常任委員長ポストを独占できる「安定多数」に必要な70議席を超えることは確実視され、衆参ねじれで生じた「決められない政治」に終止符を打つ可能性が高い。
これに対し、野党陣営には厳しい審判が下されそうだ。
海江田万里代表の民主党は公示直後の予測から4議席減らして「20議席」。結党後、最も悪かった26議席を下回り、改選議席から半減する情勢だ。
小林氏は、民主党の選挙戦略ミスも大きいと分析し、「アベノミクスや改憲を批判しているが、自民党という横綱相手に四つ相撲を取っては勝てない。『暮らし』に身近な原発や消費税を前面に出すべきだった」と語る。
維新は、当初目標としていた2ケタの議席には届かず「6議席」。橋下徹共同代表の慰安婦発言に加え、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんをめぐる石原慎太郎共同代表の「お妾」発言などにより、小林氏は「女性票はピーク時の8割方が逃げてしまった」「参院選後は党分裂の可能性が高い」と予測する。
自民党との対立軸作りに成功したのは共産党だ。東京選挙区(改選数5)で念願の議席回復を果たし、比例でも4議席を獲得し、「5議席」と小林氏は予測する。
渡辺喜美代表が率いるみんなの党も、関東の都市部を中心に善戦が見込まれるが、2010年の前回参院選で獲得した10議席は下回りそうで、「8議席」となった。
小沢一郎代表の生活の党は「2議席」。かつて自由党時代の「小沢信者票」が600万票といわれたこともあり、比例の1議席は何とか取れそうだが、「小沢王国」の岩手選挙区は苦戦を強いられているという。
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