http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/192.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/25158047.html
去る都議選結果の分析を始めたところだが、公明党の今回と前回の得票数の相関は1に近似しており、平均と偏差の関係を示す変動計数の一致が確認された。やはり低投票率を偽装しながも統計的データを元に細工した得票数であることが窺える。
ところで不正がクローズアップされた昨年12月に執行された衆議院選挙において、選管サイドから注目に値する報告書が出されている。
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http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/dbps_data/_material_/localhost/senkyohoukoku.pdf#search=’%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E6%B4%8B%E5%B9%B3+++%E9%96%8B%E7%A5%A8%E9%80%9F%E5%A0%B1’
「国分寺市選挙管理委員会の選挙事務に関する報告書」
1.事件の焦点
@開票事務作業の確認作業時における誤作業
⇒「山田宏」の得票500票を「末松義視」に誤ってバーコード付表を添付
A投票者数の数値の誤認
⇒衆議院小選挙区投票者数を5人少なく、比例区は1078人多く、国民審査は1363人多く公表
B自民候補者の得票集計の大幅遅滞
⇒「松本公平(自民)」の開票速報は午前零時時点で「11,500票」であったが、確定時には「20,464票」。この差「8,964票」は松本のみ開票が遅れた異常な現象
2.国分寺市選管及び市長から調査命令
3.調査結果
○開票体制
・確認主任・・・・・・・・・橋本正之
・確認係副主任・・・・・中村秀雄、小山則夫
・確認係(班長) 計数係 担当候補者
(1班)堀田順也 日隈 巌、小坂彰久 → 「松本洋平」票
(2班)秦由紀夫 田中正英、山田遼 → 「渡なべ浩一郎・いでしげ美津子」票
(3班)福島繁雄 今田匡紀、乙津真一郎 → 「山田宏」票
(4班)藤原 大 松本啓一、村越隆治 → 「末松義視」票
この他に総務係計算担当として、根本裕之(運搬)と戸部伸広・渡邉浩典(バーコード入力作業)がいる。
○開票の手順
・計数係が100票ごとに機械で計数処理し、確認係班長へ
・班長は目視確認後、500票に束ねて確認欄に押印
・500の束を主任が回収し、副主任の席に運ぶ
・副主任は目視確認の上、予め机に積んである候補者別バーコード付き付表を500束の裏側に添付し輪ゴムでとめ、確認欄に「主任(橋本)」印を押印し籠に入れる
・総務係兼得票計算担当が回収し、表と裏の目視確認後にバーコードを読みとる
・読取後、開票立会人が確認できるよう投票積載台に並べる
(1)バーコード付き付表の付け間違いについて
・立会人の一人から、得票数と積載台の束の数が異なるとのクレームを受け、再確認したところ、本来「山田宏」500票一束の裏のバーコード付き付表が「末松義視」と誤って添付されていたことが発覚し、協議の上、零時発表の速報が訂正された。
・これに関し、運搬担当根本及び、バーコード入力担当の戸部・渡邉の表裏の確認ミスと結論付けたものの、付表添付責任を負うべき確認係の中村・小山のいずれがミスを犯したかは不明としている。
(2)特定候補者の得票計算が遅れたことについて
・開票作業の時間的変化
(1班) 「松本洋平」票のみ → 国民審査へ
(2班) 「渡なべ浩一郎・いでしげ美津子」票 → 後に「末松」「山田の一部」が加わる
(3班) 「山田宏」票 → 後に「松本」が加わる
(4班) 「末松義視」票のみ
・1班は時間不明だが、選管の支持により国民審査の確認作業に移行するよう指示
・3班は「山田」の処理後、「松本」票の確認を行った
・副主任の確認作業を当初2名で行っていたが、途中で1名が比例区の確認作業を支持されたため、残った1名となった時点でかなりの「松本」票が積み残しされていた
○開票率(パソコン上のデータ集計)
24時20分・・・・・・85.92%
24時25分・・・・・・90.58%
24時30分・・・・・・96.07%
24時40分・・・・・・96.24%
26時25分・・・・・100%
・24時30分で全ての得票計算は終了していたが、最終発表までの間、2時間25分も要した理由は、
@立会人への事務処理説明に梃子摺ったこと
A開票録の作成に不慣れで時間がかかったこと
Bバーコード付き付表の付け替え間違い処理に得票計算に30分も要したこと
C投票者数の間違いの発見と確認に1時間45分も要したこと
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以上が概要である。ここで疑念を持たざるを得ないことは、なぜ「松本」単独で開票にあたっていた1班を外して、3班に振り替えた点である。これで松本の票が後回しにされ、最終迄の残り4%の殆どが松本票であったと弁明しているが、本調査で24時30分には得票計算は終了していたとされる。これは既にバーコード処理も終了していたことを意味するもので、その時点で速報にて松本票が反映されないはずはない。寧ろこの2時間25分の間に「アリバイ工作」が施されたと考える方が自然であろう。熾烈なデッドヒートを繰り広げた本選挙で、僅かな投票者数の確認のたまに、当落に関わる情報を遅滞させたことなど常識的に通用しない。
これで不正選挙工作の足跡が再確認されたわけだが、その一方でこの報告書は来る参議院選挙に向けて極めて有力な情報を提供している。これを列挙すると、
●立会人はバーコード付表のついた投票用紙の確認ができること
●票の束に付されるバーコードは予め用意されおり、その具体的内容はブラックボックスであること
●杜撰な管理体制の下で候補者の500票の束が的確に速報値に反映されているか、即ち白票、機械文字や同筆跡が紛れ込んでいないかの確認がなされていない
●特定候補者の開票を恣意的に選管自ら操作しているとの疑惑
このほかにも参議院選挙の開票立会いで問題視すべき点が多々存在することに気づく方も多いことと思う。最後にこれほどの意味不明な弁明と責任回避の体質に国民は憤りを覚えて当然であろう。是非、実名も公表されていることから、国分寺市の住民は任務懈怠の公務員に対し厳罰に処するよう訴えるともに、なぜ開票を混乱させる手立てを講じたかにつて選管への説明責任追及を行うよう願いたい。
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