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株式日記と経済展望
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日韓関係は修復不能と思われます。決定的なのは、日本に「韓国は中国同様
に法治国家にはならない」、「韓国は中国の手先だ」との認識が広まったことです
2013年7月19日 金曜日
◆「中国か米国か」国論が割れ始めた韓国 7月19日 鈴置高史
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130716/251117/?P=1
「日本を超えた証」が欲しい
一方、日本。李明博前大統領の竹島上陸と日王への謝罪要求以降、普通の人が韓国に対し心の底から怒っていて、仮に首相が韓国との首脳会談を開くと言い出したら反対運動が起きるかも知れません。こうした状況も史上初めてです。
A:鈴置さんに質問があります。韓国政府がなぜ、日本に対し強腰になったと思われますか。
鈴置:まずは中国の後ろ盾を得たとの自信からと思います(「『韓中連合軍が怖くないのか』と肩をそびやかす韓国人」参照)。
韓国紙には「韓国の後ろには中国がいるのだぞ。日本は孤立した。日本は反省して謝罪しろ、右傾化を改めろ」式の記事が年中載っています。
それと「日本はもう不要」との認識や「日本ってたいした国じゃないな」という蔑視が、数年前から韓国社会に広まっていたことも大きいでしょう。
A:そこなのです。サムスン電子は日本の電機をなぎ倒した。現代自動車も先生だった三菱自動車などは歯牙にもかけないほどに成長した。造船も今や韓国が世界1位。日本をはるか下に見ています。POSCOも先生だった新日鉄に肩を並べました。
それに尖閣や大地震での日本政府のうろたえぶり。それまで、日本を異常に高く評価していたのが一気に反転したのです。
鈴置:韓国としては「日本を超えた」「日本には遠慮しなくていい」という認識の何かの証が必要ということなのですね。
約束を守らない無法国家
李明博前大統領の竹島上陸や日王への謝罪要求はその一つでしょう。日本に対し自信がある若い韓国人はともかくも……。
A:韓国政府は「日本を超えた証」を示すためにも、いわゆる従軍慰安婦問題など、日本との過去の約束をひっくり返してみせねばならないのです。
鈴置:そこを日本から見ると「韓国は約束を守らない無治国家だ。やはり“中華世界”に回帰した」と映るわけです。
日韓関係はよほどのことがない限り、修復不能と思われます。決定的なのは、日本に「韓国は中国同様に法治国家にはならない」、「韓国は中国の手先だ」との認識が広まったことです(『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』の第4章「『妖怪大陸』を見つめる日本の眼」参照)。
また仮に、韓国が大陸への傾斜――従中を改めても、日韓関係は簡単に戻りません。韓国の「卑日政策」には「従中」以外にも根があるわけですから。
中立化したら大陸側に
最後に根本的な質問です。結局、韓国は大陸側に行くのか、海洋側に残るのでしょうか。
先ほどAさんは「米中対立が激しくなれば米国側に戻る」と言われました。今現在そうなれば、米国に戻るのかもしれません。
でも、北朝鮮の核保有がさらに確実になった場合――これは近々ありえる話なのですが、韓国は中立化せざるを得ないのではないでしょうか。
核戦力を背景に北朝鮮が韓国を脅せば、当然、韓国は中国に「北朝鮮を抑えて欲しい」と頼むでしょう。すると中国は「北の核をなくして欲しいなら、米国の核の傘から出てから頼みに来るのが筋だろう」と答えるに決まっています。
東亜日報も指摘したように、今回の中韓首脳会談でも中国は暗にそう要求したではありませんか(前回参照)。韓国はそれに「NO!」と言えるのでしょうか。「YES」と答えれば、それは米韓同盟破棄を意味しますが。
A:半島国家といっても大陸の一部ですから、中立化したら実質的には大陸側に引き寄せられる可能性が高い。私も長期的には韓国は中国の勢力圏に入ると見ています。(後略)
(私のコメント)
新大久保では毎月のように嫌韓デモが行なわれるようになりましたが、僅か400名程度のデモでもニュースなどでも扱われるようになりました。有田民主党議員がしばき隊を集めてデモを中止させようとしてトラブルになり双方に逮捕者まで出るようになったからですが、中国や韓国ではこのデモが大きく報道されているようだ。
韓国で反日運動が強まれば日本でも反韓国デモが起きるのは、中国の反日デモが起きて日本でも反中国デモが起きたのと同じだ。韓国では日本大使館の前に従運慰安婦の像を建てたり、日本国旗を燃やしたりやりたい放題過激化していますが、日本の反韓デモは韓国大使館前では出来ません。
中国の反日デモは、政府の規制で禁止されるようになりましたが、中国政府自身が尖閣の交船を領海侵犯させて嫌がらせを続けています。韓国の反日も最近では政府主導の反日活動が増えています。対馬の仏像返還拒否もそうだし、靖国神社放火犯を中国に帰してしまうなどの司法判断は政治的なものだ。日韓の首脳会談の目処も立っていない。
これらの強気な韓国政府の行動は、中国と言う大国をバックにつけての日本政府への威嚇なのでしょうが、韓国は日本に勝ったと言う高揚感が鈴木氏の記事において次のように書かれている。「サムスン電子は日本の電機をなぎ倒した。現代自動車も先生だった三菱自動車などは歯牙にもかけないほどに成長した。造船も今や韓国が世界1位。日本をはるか下に見ています。POSCOも先生だった新日鉄に肩を並べました。」と言う事であり、日本を見下すようになった。
竹中平蔵なども韓国を見習えといった記事が一時溢れましたが、確かに日本の家電産業も壊滅的な打撃を受けて、NTTは韓国製のスマホを主力商品として売るようになった。NECなどのようにスマホから撤退する企業が相次いでいますが、情報家電製品も韓国製品に遅れを取るようになった。自動車などもうかうかしていられないようになり、韓国製の自動車がアメリカでシェアを伸ばしている。
『韓国政府は「日本を超えた証」を示すためにも、いわゆる従軍慰安婦問題など、日本との過去の約束をひっくり返してみせねばならないのです。』と言うように、韓国の大統領は居丈高になり日本に対して天皇に謝罪を求めるようになりました。これらのような事が続いて日本政府は外貨スワップ協定の打ち切りなどで対応していますが、韓国政府はますます強気になってきている。
日本政府としてはアベノミクスなどによる円安株高などの政策をとるようになったのも、中国や韓国に対する対抗措置なのでしょうが、中国や韓国政府はこれを右傾化だとして安倍内閣批判をしている。中国や韓国の反日が強まったことで、安倍氏が日本の総理大臣として返り咲きましたが、アメリカ政府にしても放置していたら日本も韓国のように中国に屈する可能性があった。
本来ならば安倍氏は、戦後レジーム見直し論者でありアメリカ政府はそれを嫌って安倍氏は辞任に追い込まれましたが、返り咲く事ができたのはアメリカ政府の対中国政策が劇的に変わったからだ。それまではオバマ政権では米中G2で行くことを戦略としていたから、米中にとって日本は仮想敵国だった。韓国もそれに乗って米中韓の見えない対日包囲網が築かれていた。
総理大臣は毎年のように代わり、長引く不況から脱する事は目処すら立たない結果となり、日本も親中国派の鳩山民主党政権が出来て、沖縄から米軍基地撤去を求めるようになりアメリカ政府のみならず東南アジア諸国までびっくり仰天してしまった。まさにルーピーハトヤマの面目躍如ですが、日本が中国に寝返ればアメリカはアジアの拠点を失い、ハワイまで後退する事になる。
中国はGDPで日本を追い越して世界第二位の経済大国になり、韓国は産業力で日本を追い越したという過剰な自信をもつようになり日本を見下すようになった。しかしこれらは外資の資本と技術力によるものであり、日本からの莫大な経済援助や技術援助によるもので自立的なものではない。だから尖閣問題や竹島問題などで日本と中韓の対立が決定的になれば、資本は引き上げられて技術流出も止まって中韓は停滞する事になるだろう。
アメリカも最近になって中国は異質な国家である事を認識するようになり、一時の米中友好ムードは収まりつつあるようだ。安倍総理が返り咲く事が出来たのもアメリカの政策変更がバックにあり、金融緩和とアベノミクスが認められたのもそれはあさっての参院選挙次第で決まる。アメリカの了解があったからだ。今回の参院選挙では自民党の圧勝が予想されていますが、中国の対外強硬政策がアメリカを警戒させている。
鈴置氏は、『日韓関係はよほどのことがない限り、修復不能と思われます。決定的なのは、日本に「韓国は中国同様に法治国家にはならない」、「韓国は中国の手先だ」との認識が広まったことです』と結論していますが、日本は中韓連合と対峙して行かなければならない。アジアには中国に対抗できる国は日本しかなく、日本が中国の軍門に下ればアメリカはアジアの拠点を失う事になる。
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