http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/147.html
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(回答先: 戸田が「緑の党」を支援しない理由〜説明責任や総括無き「市民派ムラ政治」・権力弾圧や右翼暴力と闘わず 投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2013 年 7 月 18 日 22:49:48)
上記投稿の後段とダブるが、「緑の党」を運営する「市民派議員」達や「市民運動家」
達の俗論への媚び具合と愚劣さが如実に現れている事なので、あえてフォローアップ投稿
をさせてもらった次第。
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●公約的に呆れ返ったのが、「まずやる事」として「国会議員の報酬半減」を挙げる偽善性
と俗論追従姿勢である。
緑の党グリーンズジャパンの選挙公報です!http://greens.gr.jp/seimei/8045/
<市民目線の政治への第一歩>
•国会議員の報酬は半減
まともに考えてみればいい。
企業・業界団体・資産家などからの資金援助を受けないリベラル派国会議員にとって、
有権者へのまめな情報発信が、マスコミの洗脳報道を少しでも打破して事実を伝え、世論
を喚起し、自分達への支持を維持拡大するための命綱である。
そしてそれは郵便発送として紙媒体で行なわなければ、広範囲な人々への確実な伝達がなされない。
「ネット発信で全てが足りる」という事はあり得ないのである。
1通の郵便には郵送料・チラシ作成費・封筒代等々の実費だけでも最低100円かかるだろう。
だから1万人に発送すれば1回100万円、10万人に郵送すれば1回1000万円かかる事になる。
それら万単位の郵便物を封筒詰めする作業の人件費も何十万円とかかるだろう。
◆戸田のような人口13万人の市の市議でも2000、3000の郵便発送は繰り返し行なう。(それが連続当選
の大きな要因になっている)
ましてや数十万人から100万人の得票を得ないといけない国会議員の場合、「10万人」というのは基
礎的支持者の一部の人数でしかない。
しかしその10万人に郵便発送するだけで最低経費が1000万円かかる!
これはほんの一例であって、事務所と私設秘書、各種スタッフの維持にも様々な経費がかかる。
企業・業界団体・資産家などからの資金援助を受けないリベラル派国会議員が、巨大な体制と闘い、
マスコミの洗脳的報道と闘って国民を啓発しつつ支持を継続していくのは容易な事ではない。
■ところが「緑の党」は、そんなリベラル派国会議員の情報発信の源泉を真っ先に半減しようと公約する
のである。
「政党助成金の廃止」を言わないのは、どうせ自分らは「国会議員5人以上」という政党要件を満た
さないと踏んでいるからか、共産党以外の既存政党から嫌われたくないからか?
(共産党は「政党助成金廃止」論者)
「緑の党」の少なくとも関西の主要な活動家であれば、辻元清美氏や服部良一氏らの「(政党の援助を
受けられる)政党人ではあるがリベラル派」の国会議員が経済的に苦労しながら情 報発信を続けて頑張
ってきた事をよく知っているはずだ。
(民主党主流派にすり寄った辻元清美氏への政治評価はもかく)ボランティア人脈の豊富な辻元清美氏
でさえ、大変だった事を身近に見ていたはずだ。
■だから端的に問う。
もし国会議員の報酬が半減されていたら、辻元清美氏や服部良一氏はああいう活動をやってこれたと
思うのか?
こういう事を考えれば、「緑の党」のこの公約は、リベラル派国会議員の情報発信を自ら塞いでいく、
極めて愚かで害悪の大きい愚劣行為に他ならない。
(情報発信のみでなく、全国や時によっては海外の現場視察、市民との交流のためにも経費はかかる)
「緑の党」は理屈としては「国会議員の個人収入と活動経費は分けて考える」ようではあるが、そんな
区分は「報酬半減」というスローガンでは国民には絶対に伝わらない。
「国会議員の報酬は高すぎる!削れ、削れ」という大合唱を「定員削減」(=国民の代弁者代理人、官
僚チェックの人数削減)の大合唱と同伴して扇動する役割を果たすだけである。
「緑の党」がこういう愚劣で有害な公約を出すのは、彼女ら彼らが「国会議員も身を削れ」という俗論
の愚劣さと正面対決する気概がなく、逆に俗論に媚びて票集めに役立てようという浅ましさに染まってい
る事と、「何から手を付けるべきか」を正しく判断する能力を持っていないからである。
こういう集団に国政進出を期待し、支持することは到底出来ない。
ちなみに「緑の党」共同代表の長谷川羽衣子氏が、人民新聞のインタビューの中で、「草の根の政治参
加を活発化します。・・・500〜1000円で政治報告会やミニ会を日常活動としてやります」などと
しゃべっているが、http://www.jimmin.com/htmldoc/148401.htm
そんな「財政基盤」では、自治体議員の活動さえ、もし旺盛に活動するのであれば、まかなうのに苦労
すると言うことは、これまでの実例で明らかになっている。
ましてや最低でも何十万人を相手に見据えて活動する国会議員の場合は、絶対に成り立たない「おとぎ
話」でしかない。
本人は議員経験が無いとは言え、多くの自治体議員が入っている「緑の党」の共同代表が、こんないい
加減な話を語るというのは、「緑の党」の組織体質がその程度にいい加減で偽善的、俗論追従的であると
いう事だ。
ーーーーーーーー 参考 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎「諸外国の地方議員は低報酬・ボランティア」という「事実」についての考察1(序論)
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6060;id=#6060
●「議員専業がけしからん!」とする竹原・河村らの主張はこの点で愚論暴論だ!
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6061;id=#6061
◎「議員はボランティアでやれ!」と騒ぐ輩のデタラメさを斬る!重要な新スレッドを開始
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6115;id=#6115
■「地方議員は献金でやれ」論のウソ:献金を生活費や議員活動費に充てたら違法だぞ!
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6125;id=#6125
★英も韓国も議員報酬高額化←必要ゆえ!生保で奮闘議員もいる英国、日本で可能かい?
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6099;id=#6099
☆同列に論じれない「国民117人に1人が地方議員!」の仏、専門委員設置の韓国、ほか
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6100;id=#6100
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★「橋下・河村・竹原現象」に対する戸田の基本的立場 (抜粋)
↓↓↓
▲昨今の議会存在の否定・歪曲の危険な動きと「志ある議員」が取るべき立場 戸田 10/12/12(日)
http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/board02.htm
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