http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/853.html
Tweet |
ケネディ長女「駐日大使」は安倍首相への牽制だ
http://gendai.net/articles/view/syakai/143423
2013年7月16日 日刊ゲンダイ
オバマはやっぱり日本嫌い
故ケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディ(55)が次期駐日大使に内定した。女性の大使就任は初めてで、上院の承認を経て早ければ9月半ばにも着任する。
NY生まれで、3歳でホワイトハウス暮らしを経験。多数の政治家を輩出した“ロイヤルファミリー”の象徴的な人物だ。08年の大統領選の時からオバマ支持を鮮明にし、政権誕生の立役者となったことで知られる。
オバマと「近しい」関係から、日本の大新聞テレビは早速、今回の駐日大使就任について、「日本重視の表れ」「日米同盟の強化につながる」と歓迎ムードだが、果たしてそうなのか。元外交官の天木直人氏はこう言う。
「ロイヤルファミリーで美人ともなれば、日本国内で好感度がいや応なしに高まる。日米がこれを利用しない手はなく、沖縄の米軍基地問題など双方にとって都合の悪い話の“目くらまし”や“洗脳”にキャロライン氏の話題を使おうと考えるでしょう。私は直感的にそう思いました」
今回の人事は、オバマの日本重視の姿勢――と評価する見方は怪しいという。
「キャロライン氏は行政や外交に関わった経験がなく、駐日大使起用には米紙からも『露骨な論功行賞』との批判が出ています。尖閣諸島の問題や、東シナ海で軍事的影響を拡大する中国、核開発やミサイルで揺さぶりをかける北朝鮮との関係――といった東アジア情勢にどこまで対応できるのか。とてもオバマ大統領が日本を『重視』しているとは思えません。それよりも、米国は『慰安婦問題はなかった』と声高に叫ぶ安倍政権を牽制するつもりだと思う。というのも、キャロラインは、有名なリベラリストの人権派。安倍首相と考え方は百八十度違う。日本重視というより、むしろ、日本側を牽制する『嫌日メッセージ』の表れなのではないか」(外交ジャーナリスト)
前出の天木直人氏がこう言う。
「リベラルな彼女が、沖縄の基地問題やTPPといった日米間の問題を目の当たりにして何を感じるか。日本国民は彼女を味方にして米国のヒドイ姿勢を理解させるべきでしょう」
今ごろ、安倍首相は内心、困っているのではないか。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。