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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130716-00000462-playboyz-pol
週プレNEWS 7月16日(火)6時10分配信
迫る参院選の投票日。そんななか、事前に“自民大勝”を裏付ける、非公式ながらも圧倒的な信頼度を誇る世論調査が存在するのをご存知だろうか?
それは新聞社や通信社によるものでもなければ、テレビやネットによるものでもない。自民党による世論調査である。しかしその調査結果は一般に公表されることはない。そこで本誌は自民党関係者に徹底取材を行ない、自民党がゴールデンウイーク前後に行なったという調査内容の入手に成功した。
そのデータによると、今回の参院選で自民党が獲得する議席数は「70議席前後」。この数字の持つ意味は非常に大きい。もし自民党が72議席を獲得すれば単独過半数となるからだ。すでに衆院では単独過半数だから、良くも悪くも自民党の独走を止める“ブレーキ役”を担っていた公明党の影響力が低下することになる。
果たして、70議席前後という自民党の調査結果は、どれだけ正確なものなのだろうか? 元農林水産大臣の故・松岡利勝氏の秘書を20年近く務め、自民党政治の裏側を知り尽くす池田和隆氏が解説する。
「自民党独自の世論調査は各候補者ごとの得票数をプラスマイナス1000票程度までピンポイントで予測する非常に高い精度のものです。この情報は勝ちか負けだけの小選挙区ではなく、複数の当選者が出る選挙区で特に絶大な威力を発揮します」
先月行なわれた東京都議会議員選挙の例をみると、その正確さはよりハッキリとわかる。
「わかりやすいのは練馬区です。この選挙区は定数6名で、自民党は3名の候補者を擁立して全員を当選させました。安全策をとるなら2名でしょう。3名を擁立して票がバラけ、共倒れになっては意味がありませんから。しかし自民党は調査結果に自信があったからこそ3名を擁立した。決して勢いに乗ってギャンブルに出たわけではありません。他党の票数までも正確に予測できていたからこそできる芸当です」(池田氏)
一方、この事前予測を甘く見たのが、日本維新の会だった。
「日本維新の会は、1名しか擁立しなくても当選が難しい情勢だったのにもかかわらず2名も擁立して、ふたりとも落選させてしまいました。組織票を持つ民主党でさえ1名しか擁立しなかったのですから、維新がどれだけ選挙の素人で自己分析さえもできていなかったかがわかります」(池田氏)
このように正確な調査結果を基に考えると、自民党は参院選で70議席を超えてくる可能性が高いのだという。
「70議席前後という調査結果がゴールデンウイーク前後のものならば、その後に発生した出来事によって数字は変動します。5月には橋下(徹)さんによる“慰安婦発言”がありました。これは明らかに自民にとって追い風です。逆風になりそうな要素は日経平均株価の乱高下くらいですが、大きな影響はなさそうです。つまり70議席前後という数字は上方修正すべきです」(池田氏)
果たしてこの予測はどこまで当たるのか。結果は間もなく明らかになる。
(取材・文/菅沼慶)
■週刊プレイボーイ30号「自民党の“勝ち方を調整”して日本の未来を防衛せよ!!」より
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