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菅直人が、安倍晋三の“陰謀”に法的手段を取る!?
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2233.html
2013.07.15 カレイドスコープ
■参院選前に次々と嘘をつく安倍晋三の“大陰謀”
「週明けまでに何らかの反応がない場合には名誉毀損を正す他の手段を検討せざるを得ない」。
これは、菅直人元総理のブログに書かれていることです。
菅氏が「法的手段に訴える」ことを示唆しているのは、もちろん、安倍晋三に対してのものです。
さて、ここからは安倍政権を応援している人も、そうでない人も、事実をしっかり見極めることが重要です。
このまま、現政権の暴走を看過した場合は、おそらくその人は天寿をまっとうできないからです。
「事実などり知りたくない、なにが何でも安倍政権だい!」というような、真っ先に中東戦争(これは予定されている)に駆り出されて、無駄な戦死をしたいという若者や、「TPPに入れば儲かるんだい!」という、救いがたい勘違いは読まないほうがいいと思います。
では、簡潔にいきましょう。こういうことです。
菅直人元総理の主張
安倍晋三総理は、自身の公式サイト2011年5月20日の記事で、安倍総理は、2011年3月12日の危機的状況の中で行われた海水注入について、以下のようなまったくの嘘のメルマガの記事を掲載している。
「菅首相の唯一の英断と言われている『3月12日の海水注入の指示。』が、実は全くのでっち上げである事が明らかになりました。
…やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです」。
このことは、事実無根どころか、事実はまったく正反対であるのに、未だに安倍氏は、有権者を騙すような重大な嘘について、国民に謝罪しないどころか訂正にも応じていない。
これは、今日まで安倍氏の公式サイトに残されたままになっている。
自分が推進したネット選挙解禁を利用して、嘘の情報を選挙開始前に流しておいて、それを訂正しないという事は選挙の公平性からも許されない行為だ。
訂正の求めをこのまま無視し、週明けまで安倍総理から何らかの反応がない場合には、名誉毀損を正す他の手段を検討せざるを得ない。
以上、菅直人オフィシャルブログ 2013年7月11日『ネットを利用した安倍晋三総理の巧妙な名誉毀損』
では、これを調べてみます。
この場合は、マスコミが書いていること、そして、他のブロガーの書いていること(たいていは真実を書いているが)すべてを参考にせず、あくまで自分で確かめること。この鉄則を崩してはいけない。これをやらないから、いまだに国民の多くはマインド・コントロールにかかったまま。
安倍晋三の公式サイト2011年5月20日の記事はこれです。
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/15025.jpg
確かに、安倍晋三は書いています。
「海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです。
…止めてしまったことをごまかし、そしてなんと海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばら撒いたのです」
と書かれています。
まず、海水注入は一時もストップしていないし、(当時首相だった菅直人の)側近が新聞・テレビにばらまいてもいません。
安倍晋三こそが、嘘を書いて、まだ国民を騙しているのです。
繰り返しますが、これは2011年5月20日の公式サイトの記事です。
当ブログでは、この二日後の5月22日に、これが真っ赤な嘘であることを証拠を出して証明しています。
この記事、『菅が海水注入を中断した」デマは安倍晋三からだった』にざっと目を通してください。
なぜ、間髪入れず「安倍晋三のリークが嘘である」かを書いたのかというと、日本が本当に壊滅するどころか、北半球が致命的な汚染に晒されるかもしれない事態が続いていたからです。
思い出してください。
下の動画は、安倍晋三が菅直人に大陰謀をしかけてから1ヵ月経った6月28日の福島第一原発の様子です。
2011.06.28 00:00-01:00 / ふくいちライブカメラ
ましてや、この1ヵ月前の5月20日ならどんな状況だったか説明不要でしょう。
日本国民が本当に死ぬか生きるか、というときに、安倍晋三という男は、マスコミを使って菅下ろしをやっていたのです。
これは正気の人間のやることではないのです。だから「狂人」と言っているのです。
この原発は自民党が造ったものです。
そして、2007年の段階で、共産党の吉井議員に「津波による電源喪失」の可能性を国会で追及されたとき、当時の安倍政権は、「防災対策は特に何もしていないが原発は壊れない」という信じられない回答をしていたのです。
吉田前所長が、「自分たちは安全な東京にいて、現場に無理難題を言ってくるから作業に集中できず、事態はますすま悪化している」と、青山繁晴氏に後日談として語っていたように、6月でさえも危機的状況は変わっていなかったのです。
菅直人は、確かに官僚に対しては敵対的でした。
しかし、それを上手にネガティブ・キャンペーンの材料に利用したのが安倍晋三という狡猾な男なのです。
あまりに菅直人バッシングが酷いので、安倍晋三が2011年5月20日、菅直人下ろしの嘘情報を自身のサイトにアップした翌日に、「こんな奴らなら『菅直人、がんばれ』と言いたくなる」と言う記事を書いています。
これは、マスコミが安倍といっしょになって連日、菅下ろしばかりやっているので、現場で事故でもあれば、この国は一巻の終わりだったからです。
■公約破りの常習犯、安倍晋三を勝たせるため、まだ産経新聞は嘘を書きながら国民を騙し続けている
3.11以後、徹底して国民に事実を知らせないどころか、捏造情報までばら撒いて自民党を応援してきた産経新聞の政治部編集委員・阿比留瑠比は、この件について、こんなインチキ記事を書いています。
さぞかし、自民党から官房機密費をたっぷりもらっているのでしょう。そうとしか考えられない。
あるいは、フジテレビ会長、日枝久じきじきの指示があったのでしょう。
それはこんなことです。
菅元首相、ネット上で大暴走 東電・吉田元所長死去に触れ
(産経新聞 7月12日)
…菅氏は関連して10日付のツイッターではこうも記している。
「海水注入問題では東電が自分たちの判断を官邸の判断とすり替えた」。
「私を含め官邸の政治家は海水注入は当然と考えており、誰も中止を指示していない」。
東電と安倍首相が陰謀の共犯者であるかのように決め付けたにもかかわらず、根拠は示さない。あまりにためらいのない筆致には、「この人は大丈夫だろうか」と心配になる。
海水注入続行はあくまで吉田氏の独断による「結果オーライ」にすぎない。
菅氏の「意向」がそのまま実行に移されていたら、1号機はどうなっていたことか−。結果は想像したくない。
「菅氏の「意向」がそのまま実行に移されていたら、1号機はどうなっていたことか」。
彼は、あくまで、菅直人が海水注入を停止するよう、直接、福島第一原発に命令したことにしたいようです。
また、この男は、このようにも書いています。
「東電と安倍首相が陰謀の共犯者であるかのように決め付けた」。
阿比留は、自分が何をやっているのか理解できないようです。
つまり、阿比留は「安倍晋三こそが、東電と結託していた」と自ら証明してしまっているのです
国会事故調査委員会の報告書には、東電から官邸に入っていた武黒フェローが、吉田前所長に「海水の注入を中止するように指示を出した」ことが書かれています。
それは、複数の関係者からの証言によって、「ゆるぎない事実」となっているのです。
つまり、東電と安倍晋三は、これを「菅直人が命令したことにしよう」と決めたということなのです。
でなければ、安倍晋三が、自信たっぷりに、自分の公式サイト(2011年5月20日)に「菅直人のでっち上げ」などと確信的に書くことなどできないのです。(もちろん、安倍は漢字の読み書きが満足にできないので、ゴーストライターが書いたものでしょうが)
彼らは、おそらく、このまま嘘を押し通せると本気で思っているのでしょう。
阿比留は、この記事の中で「安倍晋三総理が嘘を書いている」という根拠を菅直人が出さない、と書いています。
この男は菅直人にそれを言う前に、国会事故調査委員会にこう言うべきでしょう。
「でたらめな調査報告書を国会に出すな」と。
国会事故調査委員会の元委員たちは、何と言うか。
間違いなく国会事故調査委員会の報告書には、東電の武黒フェローが命じた、と明記されているのです。
だから、阿比留が「根拠を菅直人が出さない」と書くのは、国民を騙すためなのです。
産経新聞と、その記者たちは、国民が忘れているだろうとタカをくくって、3.11から2年も経っているのに、まだ国民を騙そうとしているのです。
この新聞社は間違いなく犯罪的な報道機関、つまり完全な安倍政権のチンドン屋なのです。
まだ定期購読している人で、自分の命を守りたいのであれば、即刻、購読を打ち切るべきです。
少し長い記事ですが、これは事実を書いているので読んでください。
この記事の中には、国会事故調査委員会の調査報告についても書かれています。
菅直人は、「民主党潰しの材料」に使われたのです。
安倍晋三が騙し続けているのは、あなた方、国民なのです。
【以下も読んでください】
・ツイッターでの海水注入問題への質問の回答
・海水注入問題での安倍氏のメルマガでの発信
■選挙対策のために、慌てて出してきた「原子炉内で溶け落ちた核燃料取り出し」の工程表
「政府と東京電力などでつくる福島第1原発廃炉対策推進会議(議長・茂木敏充経済産業相)は6月27日、同原発の廃炉に向けた中長期ロードマップの改定を正式決定した」とのこと。(日経新聞 2013年6月27日)
メルトスルーして、地下深く溶け落ちた核燃料を取り出すのだそうです。
専門家たちは、
「回収できません。絵に描いた餅です」、
「そりゃ重いですよ、ウランですからね」、
「ウランの塊は100トンあります」
〜小出裕章ジャーナル・広瀬隆氏7/13ラジオフォーラム
小出裕章氏:出来ません、残念ながら。まったく絵に描いた餅です。
広瀬隆氏:まずあり得ないですね、まずそんなことは無理です。
(文字起こしは、こちらのサイトへ)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3119.html
原子炉から落ちた核燃料がどこにあるのかさえ把握できないのに、「取り出す」と言っている茂木敏充経済産業相。
どこまでも平気で国民を騙す茂木敏充の汚れ方は尋常ではない。
溶融した核燃料の場所が分かっているのであれば、なぜ、もっと早く高濃度汚染水が地下水に流れ込んで、海洋にダダ漏れしているのを防げなかったのでしょうか。
東電が、7月11日、3号機タービン建屋近くにある深さ約30メートルの立て坑内の汚染水を調べたところ、国が定めた許容限度の約100万倍にあたる放射性セシウム137が検出されたと発表しているのです。
約100万倍というのは、セシウム137だけです。
セシウム134は? ストロンチウム90は? もろ発癌物質のトリチウムは?
吉田前所長、青山繁晴氏が指摘しているように、ちきんとした防潮堤を造らず、今の土嚢で造った仮設の防潮堤のままであれば、次の大きな余震で今度こそ福島第一原発は壊滅します。
地震は、考えたくない、聞きたくないと耳をふさいでも必ず来ます。
東電は、「廃炉まで40年かかる」と言っていますが、アメリカの原子力専門家たちは、「40年など不可能。60年以上かかるだろう」と言っているのです。
つまり、それまで地震が来ないと考えるほうが「ありえない」ことなのです。
参院選に勝ってしまえば「あとは、知ったこっちゃない」というのが、福島第一原発を造った自民党の魂胆であることは明白です。
肝心の防潮堤建設のほうに手をつけないうちに、高濃度汚染水の大量漏出事故が起こってしまったので、参院選に勝つために、できもしない「燃料の取り出し」工程を出してきただけです。
安倍晋三は、頻繁にマスコミ幹部たちと食事を共にしています。
野田佳彦が総理になったとき、ぶらさがり取材を止めてしまったまま、「これ幸い」と安倍晋三も、それを続けています。
国民は気がつかないでしょう。
安倍の言うことが、決して肉声では伝わってこないことを。
テレビ、新聞への露出量が多いので、国民は「安倍晋三が、細かく情報を出している」かのように錯覚してしまうのです。
しかし、「彼が言った」とされる情報は、いったんマスコミというフィルターにかけられ、加工されてから国民に出されているのです。
だから、産経新聞の阿比留記者のような人間が、事実を捻じ曲げながら安倍晋三に都合のいい捏造記事をばら撒くことができるのです。
自民党は、党のエネルギー政策原案から、「脱原発」の文言を、こっそり削除したのです。
■参院選後は独裁政権の本性が出てくるでしょう
自民党が、去年まで「脱原発」を掲げていたことを多くの人は忘れてしまっているでしょう。
ところが、去年の5月に、党のエネルギー政策からこっそり「脱原発」の文字が削除されたのです。
そして、その翌月に「原子力基本法」を、これもマスコミに情報を流さず、密かに改正してしまったのです。
それだけではなく、宇宙での核利用(つまり、宇宙空間を飛ぶ核弾頭ミサイルを開発できる)を可能にする「宇宙機構法」も同時改正したのです。
当時の政権は民主党でしたが、消費税増税法案を通すことをちらつかせて、民主党があたかも二つの法律を改正したかのように偽装して。
どうしても安倍晋三は核武装したいのでしょう。気味が悪くなるほどの異常な執念です。
そもそもが、日米原子力協定があるのですから、自民党では「脱原発」などできないし、最初から、そうするつもりないはずです。
これも、国民に対する騙しです。
TPPとて同じ。
去年の衆院選では、自民党が公約として「TPP反対」を掲げていたので、安心して自民党の候補者に投票した有権者が多かったのです。
しかし、二ヵ月も経たないうちに180度方向転換して、これも是が非でもTPPに参加する、と国民が唖然とする中、公約を平気で破ったのです。
参院選前の今、出されている法案の多くは実現が疑問視されています。
安倍の戦術は、討論ができない代わりに、国民に耳障りの良いスローガンを並べ立て、これをマスコミに連呼させることです。
参院選が終ると同時に、安倍政権は豹変するでしょう。
そして有権者は、公約のほとんどが単なる「見せ金」に過ぎなかったことを知るでしょう。
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