29. JohnMung 2013年12月17日 02:31:40
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天橋立の愚痴人間さん、チャマさん、そして、立場や関心は違っても互いを認め合えるすべてのみなさん あることを検索中に、久々に、このスレを覗かせていただきました。 以下のコメントは、下記スレへのコメントの再掲です。 天橋立の愚痴人間さんの提唱される「新しい社会(修正資本主義)を宣言する会」の活動に少しでも役立てばと思い、提示させていただきました。 ”TPP日本完敗…日本車へは20年間「関税」、軽自動車は廃止 (日刊ゲンダイ)” http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/875.html 投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 06 日 15:08:01: igsppGRN/E9PQ (再掲開始) 人それぞれですが、99%の日本人(国民)の暮らしといのち、地域を守るために、私がいま注目している一つは、↓ です。 (引用開始) ”2012/4/13 「政務調査費:委託研究(新潟大学経済学部佐野誠研究室)報告書を公開します」ーナカヤマヒトシ通信−” 新潟大学経済学部の佐野誠教授の研究室に政務調査費で委託した研究「新潟市の地域経済の課題に関する研究」の報告書が先日届きました。 佐野先生は内橋克人さんなどとも共著があり、新自由主義経済に対して一貫して警鐘を鳴らし批判している研究者で、「">ラテンアメリカは警告する」などの著書があります。 この委託研究の中間報告会の 案内(→こちら http://green.ap.teacup.com/nakayama/572.html)や 報告(→こちら http://green.ap.teacup.com/nakayama/575.html)も御覧ください。 参考までに:”共生経済学を創発する ー佐野誠教授ブログー” http://symbiosis-economics.blogspot.jp/ 報告書を読みましたが、約11万円(大学事務への経費含む)の委託研究費が申し訳ないくらい貴重で豊富な内容です。 少し面映ゆい内容もありますが、「序文」の一部を紹介します。 ====== 序文 本報告書は,新潟市議会議員・中山均氏から受託した「新潟市の地域経済の課題に関する研究」(平成23[2011]年度)の成果をとりまとめたものである。 (中略)しかし,より実質的なことをいえば,中山市議の真の問題関心は次の点にあった――内橋克人氏が長年提唱してきた「共生経済」や「FEC自給圏」の芽が新潟市にも存在するのかどうか,存在するとすればそこにはどのような成果と課題がみられ,今後いかにしてその芽を育てていけばよいのか,これである。編著者(佐野)もまた内橋氏の「共生経済」の考え方には従来から共感しており,また実際に同氏と産・学連携ならぬ言・学連携(言論・学問の連携)の共同作業を続けてきたことから,中山市議の問題関心は容易に共有できるものであった。喜んで本研究を受託させていただいた次第である。 中山市議は学窓の人でもある。研究と教育とは不可分の関係にあることを熟知されており,今回の研究に際しても,可能な限り「学び」の要素を取り入れてほしいとのご意向であった。幸い,編著者が勤務先の大学の演習で直接指導した学生のうち2名が,本受託研究の趣旨に賛同し,協力を申し出てくれた。そこで本研究のうち第2部と第3部については,卒業論文研究と有機的に連携させる形で進めることにした。 本報告書に収められた学生たちの研究をいま読み返すと,指導不足により不十分な点や舌足らずな叙述もなくはないが,同時にまた,いくつかの新鮮な事実発見が得られたこともたしかである。編著者自身そこに学ぶところがあったが,おそらく市民の多くも同じ感想を持たれるであろう。地域経済の実態をみて学生たちが育ち,彼らの「学び」の成果から周囲も学ぶ――中山市議の狙いは見事に的中したのではないかと考えている。 (中略)地域経済には独自性ももちろんあるが,国内外のその時々に支配的な制度や政策によっても絶えず影響を受けている。このことを考慮しないまま,いきなり地域の問題を考えようとすると,「木をみて森をみず」式の視野狭窄に陥ることになる。本報告書では,これとは逆に「森をみて木をみる」視点を提起しようというわけである。その際に鍵となるのは,「新自由主義サイクル」という概念である。 (以下大幅略;ぜひ本編をご覧ください) ===== 佐野先生はじめ、学生たちやその研究に協力していただいた関係者の皆さまに感謝します。本当にありがとうございます。 内容をご覧いただくと分かる通り、これは「3.11」を受けての考察という要素も強く持っています。中間報告会を今年の3.11に開催したのも、これはスケジュール調整の偶然でもあったのですが、しかしある意味必然でもあったと言えます。 この研究成果は、私自身の今後の活動に活かすことはもちろん、新潟や日本の政治や経済の議論を深める材料となると考え、ここに広く公開します。ぜひご覧いただければと思います。 以下に内容をアップします。それぞれPDFファイルにリンクしダウンロードできます。 === ■序文 http://www.jca.apc.org/nnpp/nakayama/2013itakukenkyuu/sanokenkyuu-jobun.pdf ■第1部 共生経済の構想−新自由主義サイクルの罠からどう抜け出すか− 佐野 誠 http://www.jca.apc.org/nnpp/nakayama/2013itakukenkyuu/sanokenkyuu-1.pdf ■第2部 新潟市の農業これからを考える 新潟市の農業これからを考える−自然栽培米と有機卵の生産・流通消費ネットワークを手がかりとして ■第3部 代替エネルギーの地産消成果と課題−JA全農新潟と新潟市によるバイオ燃料普及の取り組み− http://www.jca.apc.org/nnpp/nakayama/2013itakukenkyuu/sanokenkyuu-3.pdf ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 佐野誠教授も参加している ↓ の研究グループの動向にも注目しています。 ”南北問題の学際的研究” http://www.meijigakuin.ac.jp/~iism/pdf/nenpo_013/p25_07katsumata.pdf#search='%E4%BD%90%E9%87%8E+%E6%96%B0%E6%BD%9F%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%95%99%E6%8E%88+%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6' ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 関連する情報として、↓ もみておきましょう。 ”『99%のための経済学を求めて』 11/5 NHK「ビジネス展望」 内橋克人さんのお話の要約です。 ーいまさきもり の アンダンテ・カンタービレー” 2013年11月05日 http://blog.goo.ne.jp/22jpgoo/e/8d80def3e40bb616735a858161b9a787 ”新聞発表 平成13年6月21日 「経済の発展・衰退・再生に関する研究会」報告書” PRI財務総合政策研究所 http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1022127/www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/zk051.htm (再掲終了)
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