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参院選期間中も公務にいそしむ嘉田知事(右端)。滋賀での選挙活動とは距離を置くが、各政党は嘉田氏支持層の動向に注目している(11日、大津市・滋賀県庁)
2013年07月13日 23時00分
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130713000133
参院選滋賀選挙区(改選数1)で、嘉田由紀子知事の言動を各政党が注視している。嘉田氏は県内での選挙運動には直接関わらない考えを示しているが、選挙最終盤にはみどりの風現職を応援するため、山形選挙区に入る予定。知名度が高く、幅広い支持層を持つだけに、嘉田氏に対する各党の思惑は交錯している。
嘉田氏は公示前から「特定の候補者を支援する考えはない」と繰り返す一方、争点に原発の是非を挙げるなど、選挙戦へ自らの思いをにじませている。インターネット上では公示後も政策的な問題提起を積極的に繰り広げている。
6日には、交流サイト「フェイスブック(FB)」に「今の滋賀県民の思いと願いを受け止めてくれる経験と思想/哲学をもっている人物に期待をしたい」と書き込んだ。
これに敏感に反応したのが民主党。海江田万里代表は近江八幡市での演説で「知事は実績、経験のある人を応援したい。私は確信した」と述べ、嘉田氏が事実上、民主現職の支持を表明したととらえ、歓迎した。
一方、自民党は、嘉田氏のFBへの書き込みを「影響はなく、話題にもならない」(県連役員)と突き放す。県議会では嘉田氏と対立することが多いだけに「(民主候補への支持表明と)違うなら違うと言うべきだ」と、嘉田氏の思わせぶりな行動をいぶかる。
同じく新人を立てる共産党の県委幹部は「嘉田氏にどんな理念があるのかよく分からない」と指摘した上で、「嘉田氏の原発政策をものさしにするなら、民主も自民も推せないだろう」とみる。
嘉田氏は昨年、日本未来の党代表として「卒原発」を掲げ、衆院選に挑んだ。今回、みどりの風現職の応援を決めたのも、「原発が大きな争点にならない状況にがまんできなかったため」(政界関係者)とみられる。ただ、山形選挙区には自民候補もいるだけに、「(直接応援の)影響は山形だけにとどまらないかもしれない」(滋賀県幹部)と、参院選後の県政運営への影響を心配する声も出ている。
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