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生活の党・小沢一郎代表が自転車で応援=11日午前、千葉県鎌ヶ谷市(瀧誠四郎撮影)。一部画像を加工
仁義なき民主vs元民主 看板外し34人出馬、自民より憎い?
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130711/stt13071121370001-n1.htm
2013.7.11 21:29 産経新聞
今回の参院選では、かつて所属していた民主党の看板を外して出馬した候補者が34人にのぼり、9の選挙区で民主党系候補と元民主党議員が生き残りをかけて「骨肉の争い」を繰り広げている。民主党は党幹部を集中的に投入、元民主議員は大物の応援を仰いで応戦する。「真の敵」は自民党候補ではなく、「近親憎悪」の念もうかがえる。(松本学)
11日、千葉県鎌ケ谷市の新鎌ケ谷駅前。マイクを握りしめていたのは、千葉選挙区(改選数3)から立候補した生活の党新人の太田和美氏だ。
「労働組合から支援を受けている民主党は電力改革をうやむやにしている。電力業界と政界のしがらみを断ち切るために私は戦う」
舌鋒(ぜっぽう)鋭く民主党批判を繰り広げたが、1年前までは民主党の衆院議員だった。
応援に駆けつけた生活の小沢一郎代表も元民主党代表。「安倍政権の暴走を食い止める役割を与えてほしい」と強調、7年ぶりという自転車遊説を太田氏とともに行った。
34人の内訳は、選挙区14人、比例代表20人。最多は生活の10人だ。中でも、新潟(同2)の森裕子氏、広島(同2)の佐藤公治氏の現職2人は小沢氏側近。自民党候補が優勢といわれる中、残り1議席をめぐり民主党候補と熾烈(しれつ)な争いを繰り広げている。
小沢氏は9日に新潟県村上市で街頭演説し、「私は民主党政権樹立のために一生懸命全国を歩いて頑張った。民主党政権が期待を裏切ったのは残念でならない」と恨み節を連ね、民主党時代に党内をかき乱した反省などみじんもない。
これに対し、民主党は両選挙区に「反小沢」と言われた議員たちを送り込んでいる。枝野幸男元官房長官や蓮舫元行政刷新担当相らが両選挙区入りを果たし、「反小沢」の急先鋒(きゅうせんぽう)といわれた安住淳元財務相は13日に広島入りする。
生活に次いで「元民主」が多いのは、みんなの党の6人。埼玉(同3)には現職の行田邦子氏が出馬。民主党は現職の山根隆治氏の応援に海江田万里代表と細野豪志幹事長の「トップ2」をすでに投入した。
一方で、一部の1人区では元民主党議員が同党と良好な関係を築き上げたケースもある。
山形選挙区でみどりの風から立候補した農林水産省OBの現職、舟山康江氏は、山形を地盤とする民主比例新人で元農水相の鹿野道彦氏と、農業関係票の掘り起こしで共闘している。
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