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また老人が溺死、ワタミの底なし暗部 「命よりカネ」のくせに政治を語るな!
http://gendai.net/articles/view/syakai/143346
2013年7月10日 日刊ゲンダイ
ワタミの老人ホームでまた溺死者が出た。
グループ会社「ワタミの介護」が経営する大阪市の介護付き老人ホーム「レストヴィラ弁天町」で今年5月7日に、入所していた73歳の女性が入浴中に溺死していたことが発覚。業務上過失致死の疑いもあるという。
ワタミ広報は「再発防止に努めます」などとコメントしているが、にわかには信じがたい。
ワタミのホームでは昨年2月16日にも、「レストヴィラ赤塚」(東京都板橋区)で、当時74歳のA子さんが入浴中に溺死しているのだ。
「A子さんはパーキンソン病で要介護認定を受けていて、亡くなる直前の2カ月間に十数回、転倒事故を起こすほど症状が悪化していたのです。ところが施設の介護スタッフは、A子さんが入浴してから1時間半近く浴室を離れ、その間、誰ひとり付き添わず、見回りもしていなかった。要するにずっとA子さんを放っておいたのです」(捜査事情通)
A子さんは浴槽内で、鼻から下が水につかった姿で見つかったという。ズサンのひと言では到底片づけられない。ある介護業界関係者は、「いつまた溺死者が出ても不思議じゃないと思っていました」とこう明かす。
「ホームの入居金は一般的に1000万円単位といわれますが、例えば、今回事故が起きた弁天町は600万円前後。格安が売りで、どうやって利益を出すかといえば人件費などを削るしかない。ワタミの介護施設の退職率は50%ともいわれますが、次々と辞めていっても、介護業界は人手不足ですから、すぐに補充もできません。必要とされる人員の7割ほどで回す場合もあるようで、当然スタッフはヘトヘト。安月給でコキ使われたら、手抜きだって生じます。入居者の転倒事故などは日常茶飯事で、隠しているだけ。そんなよからぬウワサもありますね」
ワタミが介護事業に参入したのは04年で、いまやグループの営業利益の4割以上を占めている。最高益を更新し続けるワタミの“屋台骨”になっているのだが、全国介護者支援協議会の上原喜光理事長はこう憤る。
「利益追求型のワタミの介護事業は、業界内でもずっと評判が悪かった。スタッフ教育をおろそかにし、ギリギリの人員で運営し、きちんとした見守り態勢を取っていないから、事故が発生する。明々白々でしょう。ワタミは問題が起きても、それを改めてこなかったということですよ」
さらに、売上高では介護事業を超える高齢者宅配弁当「ワタミの宅食」も、大幅コストカットのための“偽装請負”疑惑が浮上。10日発売の週刊文春が報じている。
ワタミ前会長の渡辺美樹氏の参院選のキャッチフレーズは、「経営力で日本を取り戻す」。日本よりまず、自社の経営を見直した方がいい。
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