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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130708/plt1307081609002-n1.htm
2013.07.09 ZAKZAK
新潟選挙区では、候補者でもない、ある人物の言動が注目されている。新潟が誇る大政治家、田中角栄元首相の長女で、昨年末の衆院選新潟5区で落選した民主党の田中真紀子前文科相である。
まず、同選挙区で、アベノミクスの追い風もあって順当に戦っているのは2007年参院選でトップ当選した自民党現職の塚田一郎氏だ。「米どころ新潟」だけに、安倍晋三政権のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加方針の影響は懸念されるが、前回獲得の約40万票を大きく超える得票を目指している。
残り1議席は、熾烈な戦いといえる。
森裕子氏は07年参院選では民主党から出馬し、2位当選した。昨年、小沢一郎氏とともに消費税反対で離党し、今回は生活の党代表代行としてチャレンジしている。
「連合新潟(会員・約11万人)の全面支援を失ったダメージは大きいが、森氏が6年間の国会議員時代で築いた人脈は広く、国会やテレビ番組で見せる直球剛腕型気質にファンも多い。当落線上にいるのは間違いない」(県議会関係者)
森氏に肉薄するのが、森氏の離党で空白となった選挙区議席を奪還するため、比例区からくら替えした民主党現職の風間直樹氏だ。
新潟連合の推薦に加え、立正佼成会のバックアップもあって議席確保に近づく。「安倍政権のチェック機能を果たすのは民主党」と声をからし、細野豪志幹事長や、輿石東参院議員会長らも続々と支援に駆けつけている。
森氏と風間氏のバトルに微妙な影響を与えそうなのが真紀子氏だ。
真紀子氏は一応、風間氏の選対本部長代行を務め、街頭のポスターでは風間氏と並んでほほ笑むが、「8日時点で真紀子氏の応援は実現していない。応援に入ってもらう予定だが、詳しい日程は決まっていない」(風間選対関係者)という。
実は、6年前の参院選で、真紀子氏は民主党候補だった森氏を応援した。森氏が所属する生活の小沢代表は、角栄氏がわが子のようにかわいがり、真紀子氏とも親交が深い。
田中家を応援してきた元支援者は「真紀子氏は勝ち馬に乗るのがうまい。選挙情勢をよく見極めて、次の選挙のことも考えているのではないか」と語っている。
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