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2013/7/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆比例候補29人で20人前後というが・・・
週末の新聞各社の情勢調査は、「自公で過半数」というだけでなく、「自民単独で70議席」という驚愕の数字が並んだ。
朝日は選挙区44〜48、比例19〜25、合計63〜73。毎日は選挙区46〜49、比例20〜22、合計66〜71。産経は合計70議席確実。
選挙区で49議席というのは、全県で擁立した全員が当選することを意味する。比例は20議席取れば、01年の小泉政権時代に並び、21議席以上で非拘束名簿式になってから過去最高となる。
「自民党内でも比例については、最大22議席まで上乗せできるとみています」(自民党関係者)
自民が擁立した比例候補は29人だから、落選者はわずか7人。4分の3が当選だ。そうなると気になるのは、いまや「ブラック企業」の代名詞、ワタミ元会長の渡辺美樹にも「当確」が付くのかどうかである。
自民党が渡辺を公認したのは、知名度が高く比例票の上積みに貢献すると踏んだからだ。11年の都知事選で3位ながら101万票を獲得。ワタミの店舗は全国にあるから集票力に期待できるとみたのだろう。
「自民党の比例候補には4つのタイプがいます。現職。業界団体の代表者。特定業界と関係の深い省庁の官僚。そして集票力のあるスポーツ選手やタレントなど著名人。時の政権との近さで著名人が選ばれることもあり、ワタミの元会長は安倍首相と意気投合したことが決め手になったようですね」(政治評論家・野上忠興氏)
自民党の比例の当選ラインはどれくらいなのか。
過去のデータを見ると、比例で20人が当選した01年は、トップ当選の舛添要一こそ158万票だったが、2位は47万票で最下位当選者は10万票だった。15議席の04年は、最下位が15万票。14議席の07年は20万票。12議席の10年は10万票。
「今回も自民比例の当選ラインは10万票程度になるんじゃないか」(前出の自民党関係者)
それなら渡辺は楽勝か。
「いえ、まだ当落線上でしょう。そもそも自民の比例22議席はちょっと多すぎる。低投票率が予想される今回、投票率50%としても投票総数は5000万票です。各種世論調査で、比例で自民に投票する人は4割強。つまり、自民の比例票は2000万〜2200万票がいいところ。1議席は110万票前後ですから、自民は20議席程度だと思います。現職と業界団体関係者は全員当選の確率が高い。知名度頼みの候補者はその後です。渡辺氏も楽勝ではありません」(野上忠興氏)
自民圧勝といえども、有権者の行動で、まだまだ“ブラック候補”の当選にストップをかけられるのだ。
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