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改憲派三党、自民・維新・みんなを、ひとりでも多く落とすことが「最後の砦」だ。(世に噛む日日) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/461.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 07 日 02:16:01: igsppGRN/E9PQ
 

http://eiji008.blog19.fc2.com/blog-entry-888.html
2013/07/07 01:57  世に噛む日日


昨年、読んで衝撃を受けた小説のひとつに、『悪の教典』(貴志祐介)がある。
伊藤英明主演で映画化されたので、ご存知の方も多いかと思うが、一見、爽やかな熱血教師が、実は反社会性人格障害、シリアル・キラー(連続殺人者)だったという設定の、大殺戮小説だ。

ネタバレになってはいけないので、詳しいあらすじは省くが、主人公の教師が大量虐殺を決意する場面で、「point of no return」という言葉が出てきた。
航空機が出発点に戻れる燃料がなくなる地点のことをそういうのだそうだ。
そこを過ぎれば、取り返しがつかない。戻れない。先に進んでいくしかない。
「賽は投げられた」とか「ルビコン川を渡る」などの言い回しにも、通じるものがあるだろう。

主人公の教師は、ひとりかふたりの生徒を殺したことを隠蔽するために、クラスの生徒全員を殺すことを決意するが、さすがに「やり過ぎではないか」と躊躇う。
今なら、まだ止めることができる・・。しかし、人を殺すことへの罪悪感を毛ほどにも持ち合わせていない主人公は、頭を振り、うすら笑いを浮かべながら、大殺戮劇へと突進するのだ。

僕らニッポン国住人の「point of no return」は、すぐ間近に迫っているような気がする。
国の主権者としての立場が、もろくも崩れ去る事態への道が、強引に拓かれようとしている。
「自由と権利」を享受しながら過ごしていた「主権在民」という草原に、巨大なブルドーザーが押し入り、「国家」という要塞が築きあげられようとしている。


 <2013岐路>憲法問題 国のかたち変えるのか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013070602000148.html

 参院選の大きな争点は、憲法問題だ。改憲勢力が三分の二を制すれば、憲法改正が一気に現実化しうるためだ。「国のかたち」を変えるのかが、問われている。

 社会が暗く、閉塞(へいそく)感が覆う。格差社会は深刻だ。低所得者があふれ、生活苦にあえぐ。若者も未来に希望が持てないでいる。

 憲法改正によって、さまざまな社会問題や国際問題が解決するわけではない。けれど、そんな幻想がまとわりついていないか。危うさを覚える中での選挙だ。

◆3分の2のせめぎ合い
 
 自民党が憲法改正草案をつくり、堂々と公約に掲げている。国防軍の創設をうたう九条改正や、改憲の発議要件を「三分の二」から「過半数」へと緩和する九六条改正…。日本維新の会もみんなの党も、憲法改正をめざしている。

 自民と維新、みんなを合わせた改憲勢力は衆議院で、三分の二のハードルを越えている。議席数で実に76%にも達し、発議要件を十分、満たしているのだ。

 安倍晋三首相は「次期国会で直ちに発議しない」と発言したものの、参議院でも三分の二を超えれば、憲法を改正する千載一遇のチャンスを与える。

 その意味で、こんな参院選は近年にない。改憲か、護憲か−。現実的な数のせめぎ合いになる。

 国民主権、基本的人権、平和主義などの骨格に支えられた憲法は、国民生活に深く染みいり、現実に戦後は平和で自由な社会を築いてきた。選挙の結果次第で、この「国のかたち」が、変貌してしまうかもしれない。

 参院選は日本の岐路となる歴史的な選択なのだ。それゆえに、われわれは日本国憲法の意義をあらためて、かみしめるべきだ。

 「国民の手に憲法を取り戻す」と首相は語った。では、今まで国民は憲法を握っていなかったのか。

◆権力は鎖で縛らねば
 
 学校教育などを通じて、多くの国民が親しみを持つ法典である。逆に、そもそも今、なぜ憲法改正が必要なのか。疑問に思う。

 むしろ、占領下の米国によってつくられた「戦後レジーム」からの脱却を唱えてきた首相が、改憲への風をあおり立てている。「三分の一を超える議員が反対すれば、国民は指一本触れられない」とも首相は述べた。

 しかし、国会議員を投票で選んでいるのは、国民である。憲法施行から六十六年間も、改憲を阻んできたのは、国民の意思表示と受け取るべきだ。

 「国民の手に憲法を取り戻す」という言葉とは裏腹に、まるで自民党の改正草案は「権力の手に憲法を」と主張しているかのような中身である。

 現行憲法の前文は「日本国民は」で始まるのに、改正草案は「日本国は」を主語に国家観が語られる。出発点から異質なのだ。

 「日本国民」を主語にした文脈では「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り」「和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合う」ことが要求される。

 国民の自由と権利の条項には「常に公益及び公の秩序に反してはならない」と、言葉が加わる。義務がやたらと目につく。

 何よりも、まるで一般の法律のように、国家権力が国民を拘束しているかのようだ。立場は逆であるはずだ。

 国民が国家権力を拘束するのが、本来の憲法の姿である。立憲主義では、たとえ国民が選んだ権力であれ、力を乱用させない「権力を縛る鎖」なのだ。

 その憲法を国民の名を借りて、権力側が自らつながれた鎖をほどこうとする改憲などありえない。改正草案を見る限り、時計の針を古い時代に巻き戻しているような印象だ。

 果たして自民党のすべての議員が、改正草案を支持しているのだろうか。戦争体験のある同党議員OBらは、公然と「改憲反対」を唱えている。議員一人一人の考えを聞いてみたいものだ。

 民主党は九六条改正には反対するが、改憲自体には「未来志向の憲法を構想する」と述べ、国民との「憲法対話」を進めることにとどまっている。やはり党内には、憲法に対する意見は、賛否両論が渦巻いているのだろう。

 公明党は、環境権や地方自治の拡充で新たな理念を加える「加憲」の立場だ。政党によって、また議員個人の信条によって、憲法への考え方は多様である。

◆声をじっくり聞いて
 
 本紙は憲法を守る精神に立つ。自由や平等など人類の英知を集めた憲法をより生かすことで、現在の苦境は乗り越えられよう。「国のかたち」を変えうる国政選挙だけに、有権者は各立候補者が訴える声をじっくり聞いて、「一票」の判断をしよう。

 (東京新聞・7月6日社説)


素晴らしい社説だ。

日本じゅうの有権者、ひとりひとりに、無理やりにでも読ませたい文章だ。
オピニオンとしての新聞の役割、権力を監視し、読者大衆に拠って立つべきジャーナリズムの本貫を、ここに見る思いだ。
報道の自由に土足で踏み込んできた安部自民党に、やすやすと軍門に降った某在京テレビ局とは、大きな違いである。
全国新聞でないことが、本当に残念だ。

「国民より国家」「権利より義務」・・自民党の改正草案に色濃く滲むコンセプトだ。
現存する日本国憲法とは、その根本の概念から違う異質なものだ。
「似て非なるもの」・・そう、「似非(えせ)憲法」を、自民党は志向しているのだ。

僕は、「参議院での自公過半数は絶対許すな」と言ってきた。
しかし、残念ながら、その可能性は高いようだ。
むろん、あきらめているわけではないが、楽観できない情勢にあるのは、たしかだ。

けれども、衆参両議院が自公の天下になっても、最悪、僕らの自由と権利は守られる。
今の日本国憲法があるからだ。
その権利と自由の死命は、衆参両議院で、自民・維新・みんなの「改憲三党」が、憲法改正発議ができる3分の2を占めるかどうかで決まる。
それを許してしまった時点が、僕らニッポン国住民の「point of no return」〜帰還不能点〜となってしまうのではないか。


憲法改正派3分の2可能性…参院選序盤情勢
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130706-OYT1T00216.htm

参院選の結果、憲法改正に前向きな政党で国会発議要件に達する可能性が出てきた。

 読売新聞の序盤情勢調査で自民党が好調な勢いを示しているためだ。焦点は「加憲」の立場の公明党の理解と、みんなの党の動向となる。安倍首相は今後も経済対策に尽力しつつ、史上初の憲法改正のタイミングを見極めていく構えだ。

◆4党で「3分の2」

 憲法96条は、憲法改正について〈1〉衆参各院で総議員の3分の2以上の賛成で発議(国民に提案)〈2〉国民投票で過半数の賛成――を要件としている。読売新聞社の序盤情勢調査によると、自民党、公明党、日本維新の会、みんなの党の4党で、非改選議席を合わせると参院の3分の2(162議席)に届く可能性がある。

 自民党、日本維新の会、みんなの党は参院選公約で憲法改正に取り組む考えを明記している。公明党の「加憲」は、環境権など時代の変化で必要になった条文などを付け加える立場で、憲法改正を容認するものだ。

 自民党は参院選後、投票年齢を満18歳以上で確定させる国民投票法改正案を提出するなど憲法改正に向けた準備作業を進める方針。

◆公明はどうか

 焦点は、公明党の動向だ。衆院は公約に憲法改正を明記した3党で3分の2を超えているが、参院は公明党が加わらなければ3分の2に達するのは難しいからだ。同党の山口代表は5日、広島県内の街頭演説で「公明党は今の憲法はいい憲法、さらにいいものを加えていきましょうという考えだ。ほかの政党とは考えが違う部分がある。憲法改正はいいよ、ということでも中身が違う」と述べた。

 また、みんなの党の渡辺代表は「憲法改正より先にやることがある」とも主張している。憲法改正に賛成する代わりに、みんなの党が求める公務員制度改革などの実現を政府・自民党に迫る可能性がある。

 安倍首相は公示日以降、憲法改正について自分からはほとんど言及していない。5日の高松市内の演説では、「景気回復の入り口まできた。私たちが進めている政策は間違っていない」と述べ、経済対策に尽力する考えを強調した。ただ、4日のNHK番組では、憲法改正に関する質問に答える形で「しっかりと議論を深めていきたい」と語った。

(2013年7月6日09時55分 読売新聞)


東京新聞とは対極にあるゴミ新聞の記事を引用して、お目汚しになったかもしれないが、読み終えて嘆息しながら思ったのは、「ああ、ここでも公明党がカギを握っているのか」ということだ。今のところ、この党は96条改悪にかんしては積極的ではない。どうか、それを貫いてほしいものだ。支持母体の創価学会には、伝統的に「護憲」の意識が強い。戦時中に大弾圧をくらった歴史が、ファシズムへの警戒感という「背骨」を形成させていると思う。

が、今までの、たとえば「イラク戦争への加担」に見られるように、小泉自民党との連立を優先するあまり、支持母体が長年たもち続けた「反戦平和主義」に、完全に違背する選択をしたりすることもある。何万人もの自殺者を出した、小泉・竹中カイカクを支えたこともある。自民とのもたれあいで議席と組織を温存することが「至上命題」となっているこの党が、果たしてどういう選択をするのか。

逆に言えば、公明党も、「point of no return」への道を迫られている。もし、96条改悪賛成に踏み切れば、「憲法改悪への道を決した政党」として歴史に刻まれるだろう。その場合、創価学会はどうするのか。国家主義に堕しがちな宗教組織にあって、民主主義を志向してきた、世界にも稀な存在である創価学会も、民衆より国家を重んじる右翼宗教と成り果てる道を選ぶのだろうか。もし、そうなると、民衆救済に生涯をささげた「宗祖・日蓮大聖人」のお嘆きは、いかばかりか。

公明党はとにかく、「自・維・み」の「改憲三党」の議席を、ひとつでも減らし、「改憲発議」をできなくすることが、僕らニッポン国住民の「人権」にとって、「最後の砦」となるだろう。ここだけは死守するという気持ちを強く持たないと、突破されてしまえば、もはや、帰ることはむずかしい。

「point of no return」〜帰還不能点〜は、目前に迫っている。


 

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コメント
 
01. 2013年7月07日 04:23:31 : H0VBjBGOMA
公明党と民主党も落とさないと大変なことになりますよ。

02. 2013年7月07日 05:37:44 : TxqyqCR7a2
TPP反対,多国籍米企業に日本を支配させてはならない。
改憲反対、現憲法破棄、部分的改憲でなく白紙状態から議論すべし。
政教分離せよ公明党、憲法違反ではないか。

03. 2013年7月07日 06:37:54 : HWBOlHVoiQ
そんな大げさな(笑)今回負けても、3年後の衆参ダブルで勝てばいいじゃない。改憲プロセスが急激に進む情勢でもないしね。

で爺


04. 2013年7月07日 07:39:48 : qSh1FNp0Ag
想像力がなく危機感を持てない平和ボケ国民が大多数。
血を流すことなく与えられた民主憲法には有り難みを感じないとみえる。

05. 2013年7月07日 08:23:18 : LE7gnVrWZE
日本の将来を見通せば、公明党や民主党はともかくとしても、自民党、日本維新の会、みんなの党の改憲クーデター勢力こそが、全人類の大敵に過ぎないという真実を見透かせば、それこそ「日本を取り戻す」どころではなく、日本が取り返しのつかないどころか、全人類の悲劇にも繋がりかねない運命を選択してしまうという真実を見透かせば、少なくとも、この3党にだけは、選挙区でも比例代表でも絶対に投票してはならないことは明らかなことですよね。
さらに、原発の問題にしても、オスプレイの問題にしても、アメリカからすれば、野田前総理が原発再稼働をさせようとしたがために、上手く騙されたふりをして、民主党を揺さぶっているに過ぎないという真実を見透かせば、石原慎太郎が仕出かした尖閣諸島買取騒動と、本質的には同じ真実にたどり着くことになるばかりでしかございませんし、TPPにしても、結局のところは、アメリカにおいても、99%のアメリカ市民が、1%の金と権力の亡者の餌食にされてしまうという真実を見透かすと共に、消費税増税にしてみれば、自民党ならびに公明党と手を組んだ民主党もまた、同じ穴の狢に過ぎないという真実を見透かした上で、投票するようにすれば、棄権するよりは遥に賢明なことでは無いでしょうか。
こうした真実を踏まえれば、日本の原発推進勢力を1%の金と権力の亡者に置き換えれば、日本維新の会というのは、99%の中に潜む、1%の跳ね返り抵抗勢力に過ぎないという真実を見透かせば、みんなの党というのは、98%を分断するだけの使い物にならない間抜けの党に過ぎないとすれば、公明党や民主党からすれば、これを「逆転の罠」として利用すれば、共産党を見倣えば、建設的野党として見ることも出来ることになりますよね。
アベノミクスにしても、結局のところ円をドルと無理心中させ、日本国債を無理心中させて財政破綻させてしまうことによって、国民生活を犠牲にしてしまうという真実を見透かせば、消費税増税も撤回し、原発再稼働もせず、憲法改正もせず、靖国神社にも公式参拝だけは絶対にしてはならないし、歴史認識についても、今度はドイツを見習って、大日本帝国そのものを天皇陛下と根本的に切り離した上で、中国や韓国ならびにアメリカと共に、幾らでも厳しく断罪し、そっと静かに葬り捨ててた上で、これを乗り越え、大企業や富裕層に対しては、幾らでも増税し、物凄い過酷な負担を強いることで、「責めてもの愛国心というものがあれば幾らでも出来て当然のことだし、それが嫌なら、どうぞ日本からとっとと出ていかれて結構ですから、幾らでも勝手に勝負して、全人類から邪魔されるようなことになれば、どうぞ幾らでも勝手に死んで、そっと静かに滅びさって下さい」ということで、喜んで揺さぶってあげれば良いのだし、このすべてを弱者に還元してあげることで、最低賃金の底上げに繋がり、貧富の格差というものも、一定の範囲内に縮小させてしまうことで、国際競争力なんか喪失させ、日本経済はもう幾らでも衰退させることになったところで構わないのだし、国際社会の中での地位も低下させてしまうことで、誇りを持って一人負けをして、誇りを持って、東アジアの経済発展から取り残され、誇りを持って身を縮め、誇りを持って肩身の狭い思いをして、誇りを持って、ひっそりと自立して行く道を選択して、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る社会に変えて行くことで、この象徴として君臨するのが天皇陛下であるということを誇りをして、国境を乗り越えて、全人類が、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る地球市民社会という中に、誇りを持って、ひっそりと埋没させてしまうことで、日本が全人類の救世主として物凄く高く評価されるほどの素晴らしい運命を選択して行くことに繋げて行けば、3年後の総選挙までには、自民党、日本維新の会、みんなの党については、消滅していくことで、民主党については、先進的解消により、今度は、生活の党、みどりの風、社民党等と共に、日本共和党になるか、みんなの党の一部等と共に、緑の党、公明党、共産党と共に、建設的野党として生き残るか、どちらかの運命を選択すれば良いのだし、これにより、対米従属からそっと静かに離れつつも、これを乗り越えて、そっと静かに自立して行く道を選択して行けば、竹島を除いて、尖閣諸島ならびに北方領土の領土問題については、円満に解決することになり、東京では二度と五輪開催なんかする必要も無い代わりに、2024年以降の時期に、例えば、被災地の仙台や福島をはじめとする東北地方または、広島とか、九州や沖縄地方等、東京や大阪の大都市を除く、地方都市で五輪開催する機会を得られるだけでも、構わないのでは無いでしょうか。

06. 2013年7月07日 08:25:28 : aZncf69iKs
維新とみんなはどう見ても自民党と合流したいとしか感じられない。
両党とも口先では自民を避難するが聞いていて何か違うんだよね。
野党のバラバラ選挙をみても小さい党の方が引き取ってもらい易いから?
野党が結束するとそれが出来なくなる。
内心反自民ではないそれぞれの党が反自民と云ってもねえ〜。
底意が見え透いていて演説もむなしい。

本当に反自民ならすべての野党が選挙協力が出来る筈だ!


07. 2013年7月07日 09:34:32 : kopoXQ1qYU

野党の選挙協力ができなくても、改憲派三党に過半数を与えない方法はあるのだが、今回の選挙には役立たない。

 衆参ともに選挙区制(小選挙区、複数区)を止めて、比例代表制にすることだ

 今のままでは、ばらばらの野党を60%が支持しても、まとまった40%には勝てない。だが、比例代表制にすれば死票がなくなり民意が確実に反映される、そのうえ一票の格差も無くなる。
 
 議会制民主主義の根幹は民意を正しく表わす選挙制度にある。民意と大きく乖離した結果となる小選挙区制は改めるべきだ。
 
 ヨーロッパの多数の国々では比例代表制を採用し、その上で民意にそった連立政権をつくっている。政権の交代がなくても、また自分の思いと違う政権であっても、それが民意を正しく反映しているのであれば、次の選挙時まで国民は納得して結果を受け入れるだろう。

 少数派や弱者の代表が議会に出てこその議会制民主主義ではないかと俺は思っている。



08. 2013年7月08日 09:53:51 : BIgfJMRMNE
改憲っておかしいんだけど、憲法を変えたいと言うなら国民の声が先に大きくなるべきではないのか?国会で成立する法律とは違うんだ。
なんでいきなり安倍個人の意見が先に来て、それに付随するように国民に聞く?
順番が逆だろ。

今まで国民が日本国憲法を変えたいと声を大にした事があったか?
無かったから日本国憲法は変わらずに、ここまで来たんだろ。
っていう事は国民は現日本国憲法に不満は無いということだろ。


09. 2013年7月08日 16:53:43 : qm2fmM1KDQ
>改憲派三党、自民・維新・みんなを、ひとりでも多く落とすことが「最後の砦」だ。

そうなんだけど。
「大河原=捨民主」「丸子=みどり」「山本=社民・生活支援」なんで1本化できないんだ。
政党側が「自分の都合」を有権者に押しつけているだけじゃない。
「誰でもいいから(みんな欠点だらけなんだから誰でもいい)」1本化できれば、当選できるじゃない。

このままだと、共産・吉良の足も引っ張る形で、「みんな」と「維新」のアシストにしかならないよ。
確実に「みんな・桐島」は当選圏内に入ってしまうよ。

タリーズ松田が、なぜ薬害エイズ川田を比例に追いやって「桐島ローランドに白羽の矢を立てたのか」よく考えてみたのかな。
従来の、規制緩和、官僚機構解体、などという言葉(竹中平蔵臭のネオリベ丸出しの政策)は維新にまかせて、
規制緩和とは「こういう自由な生活スタイルなんですよ」というイメージ戦略を取ってきたという事で、
「しゅろーらいひゅ」なんて言っている脱原発お花畑派には、親近感のあるライフスタイルだ。
ハチマキをして拳を突き上げ「ガンバロー」なんていう連中は、所詮、既得権ズブズブの政治しかできないのだから、
そういう世界に属さない人物を選ぼうよ、というメッセージだ。(「毛バリ」だけどね)

さて、どうするのか、現状だと、自民2、公明まではテッパン、残り2枠を
「山本、共産・吉良、民主・鈴木、みんな・桐島、維新・日テレ小倉、大河原、みどり・丸子」が争うという接戦だけど。
このままゆけば、脱原発系候補が「自分こそが脱原発だ」と訴えれば訴える程、有権者はしらけて、
結果的に「無党派がみんな・桐島に避難する」という現象が起きかねないよ。


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