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2013/7/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
自民も民主も分裂状態――。参院選の東京選挙区(改選数5)がハチャメチャになってきた。
候補者2人擁立で共倒れが濃厚になった民主党は、公示2日前になって公認候補者を鈴木寛・元文科副大臣(49)に一本化。
公認を取り消された大河原雅子(60)が無所属で出馬したことで、事実上の分裂選挙に突入した。
東京選出の菅元首相や小川元法相が積極的に大河原を支援していることに対し、細野幹事長はきのう(5日)、「菅元代表は代表経験者の立場を踏まえて行動していただきたい。しばらく黙っておいていただきたい」と文句を垂れていたが、実は自民党も似たようなもの。内輪モメが激化している。
自民党公認では、ともに現職の丸川珠代(42)と武見敬三参院議員(61)が立候補しているが、丸川の選対本部長には、いち早く東京都連会長の石原伸晃環境相が就いた。これに武見側が不満を爆発させたのだ。
「丸川さんは放っておいてもトップ当選が確実です。それなのに、都連会長の石原さんが丸川だけに肩入れするのはおかしいというのです。武見さんは元テレビキャスターのわりに一般知名度が低く、空中戦で票を集めるのは難しい。選挙戦では、自民党の支持団体の票を2人で奪い合っているような状況で、丸川さんは安倍総理のお気に入りでもあり、これも対立の火種になっている。選挙戦で武見陣営の指揮を執っているのは、都連政調会長を務める鴨下一郎国対委員長です。鴨下さんは、石破幹事長の最側近。それに、武見さんが麻生副総理と親戚関係にあることも臆測を呼んでいます」(自民党都連関係者)
武見の父は、日本医師会の会長だった武見太郎。姉は、麻生の弟で麻生グループ代表の泰に嫁いでいる。
「ポスト安倍をうかがう石破・麻生が武見側についているため、党内では安倍派VS.反安倍派の代理戦争と見る向きもあるのです」(前出の関係者)
アホみたいに内向きな話。
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