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参院、与党過半数へ 自民の改選数倍増の勢い 本社調査
2013/7/5 22:56
日本経済新聞社は21日投開票の参院選の序盤情勢を探るため、全国世論調査を実施した。自民党の獲得議席は改選34から倍増の60台後半をうかがう勢い。自民、公明両党が非改選と合わせて過半数の122議席を得て、衆参両院で多数派が異なる「ねじれ国会」を解消する公算が大きい。民主党は改選44の半分程度に減る可能性がある。日本維新の会、みんなの党、共産党が競り合う。
投票態度を決めていない有権者も多く、流動的な要素がある。
参院の定数は242で、3年ごとに半数を改選する。改選の内訳は選挙区が73、比例代表が48。非改選は自民党が50、公明党が9の計59議席。与党が過半数の122議席を得るには今回、63議席が必要になる。
自民党は昨年12月の衆院選圧勝の勢いを維持し、選挙区で立候補者49人の大半が優位な戦いを進める。31の「1人区」のほとんどでリードしている。改選定数2〜5の複数区では、各2人を擁立した東京(改選定数5)と千葉(同3)を含めて候補全員が当選有力圏に入りつつある。比例代表は過去最高に近い20前後の獲得をうかがう。
公明党は固い支持基盤を生かして改選10議席を維持する公算が大きく、自公両党で70を超える勢い。70に達すれば、与党がすべての常任委員会で委員長を占め、野党と同数以上の委員を出せる「安定多数」(非改選と合わせて129議席)を確保できる。
民主党は選挙区、比例代表とも振るわず、改選44議席から大幅に減る公算が大きい。選挙区で有力なのは10人台にとどまっており、候補を立てている19の1人区で全敗の可能性もある。複数区では自民党候補に先行され、残る議席を他の野党と争う。比例も現時点では2ケタに届いていない。
維新、みんな、共産の3党はしのぎを削る。維新は大阪で優位で、兵庫でも当選圏をうかがうものの、ほかの選挙区や比例代表で伸び悩む。みんなは神奈川で議席確保を見込み、比例代表と合わせて改選3を上回りそうだ。共産党も改選3から上積みの勢い。生活の党は小沢一郎代表の地元、岩手でも苦戦している。
安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正には維新やみんな、新党改革も前向きで衆院では改憲勢力は改憲の発議に必要な3分の2を確保している。参院で4党の非改選は62議席。3分の2以上の162議席に達するには候補のいない改革を除く3党で、改選100議席以上の確保が必要だが難しい情勢だ。環境権などを加える「加憲」を主張する公明党と合わせれば、3分の2が視野に入る。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS05050_V00C13A7MM8000/?dg=1
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