02. 2013年7月04日 21:32:33
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小笠原誠治の経済ニュースに異議あり! トップ | 民主党は解党することがベスト 2013/07/04 (木) 13:44 最近、自由民主党に手厳しいことばかり書いてきたので、本日は民主党について書きたいと思います。 まあ、私が与党の政治家の言動に関してコメントすると、「結局、自民党が嫌いだから‥自民党に勝たせなくないから‥」などと批判をする人が時々います。しかし、それは全くの誤解です。 私は、自民党のなかにも知り合いがいますし、民主党のなかにも嫌いな人は沢山います。はっきりと言えば、麻生さんだって全く嫌いな訳ではないのです。いいじゃないですか、あの笑顔。しかし、だからと言っても、経済に関して誤解を招くような発言をすればそれは正さなければいけない。 いずれにしても、私は、どこの党を支持するとか支持しないとかによって、つまり、最初から結論ありきで、政治家の言動を批判しているのではありません。 というよりも、私が特定の政党にくっついているというのではなく、ネットの住人こそ、特定の政党や特定の政治家にコバンザメの如く貼りついている人が多いではありませんか。 先日、命拾いをした辛坊さんも、ある政治家には変なファンがついていると発言したところ(もっとも、それ以前にも刺激的な発言をしていたことがありますが)、彼はとんでもない非難が浴びせられているのです。そうですよね? 本題に戻ります。 民主党についても、本当にもう少しどうにかならないものなのか、と思ってしまいます。 党首討論とかやっていますが‥海江田代表がどのような発言をするかと言えば‥「安倍政権の経済政策の副作用で物価が上がっている」だなんて。 海江田さんは、本当に経済通なのでしょうか? それとも、敢てとぼけた振りをしているのでしょうか? だって、おかしいでしょ? 副作用で物価が上がっているだ、なんて。 副作用で物価が上がっているのではないのです。そうではなく、アベノミクスは、物価を上げることが目標なのです。 アベノミクスが、物価を押し上げることなく景気をよくして、労働者の賃金を上げる、とでも約束しているのならば‥それなら、「副作用で物価が上がっているではないか」という批判も十分説得力を持つでしょう。 しかし、アベノクスのストーリーはそのようなものではない。先ず物価を上げる。或いは物価が上がりそうだと予想(期待)させる。そして、そのような予想が広がると、人々の消費行動や企業の投資行動に必ず変化が起こり、経済を活性化させるというのが、ストーリーなのです。 だから、そもそも議論になっていない! だとすれば、幾らマスコミが、今回の選挙はアベノミクスが争点になると言っても、有権者としては、仮にアベノミクスを支持しない人々でも、海江田代表のような的外れな批判をする党に票を投じる訳にはいかないではないですか?! もちろん、敢て海江田代表がとぼけた振りをしてそのような発言をしているというのであれば、それならそれで理解できなくもない。 というのも、国民の多くは、アベノミクスとかリフレ政策とかいっても、実はチンプンカンプンであって、とにかく物価が上がることには反対という人々の方がまだ圧倒的に多い筈だから‥という考えであるのなら、それなら分かる! いずれにしても、恐らく民主党が今回の選挙で予想を裏切って勝利をすることはないでしょう。 何故か? 私が理由を言う必要はないでしょう。余りにもこれまでの代表者たちの言動が有権者の期待に応えることができなかったからです。 そもそも民主党は、鳩山さん、菅さん、小沢さんの、どうしても不自然としか思えない3人ワンセットの組み合わせでスタートしたと言ってもいいと思いますが‥そして、その3人がヨットか何かに乗り込んで嵐に遭遇するシーンがテレビで流されていましたが‥あれが将来を暗示していたのです。 結局、理屈などどうでもよかった。先ず政権を奪取することを最優先にした。だから、寄り合い所帯で政権交代を果たしたはいいものの、その後、一枚岩になることが最後までできなかった。 そして、3人のうちで今でも党に残っているのは1人だけ。 結局、民主党って、実質的には壊れてしまっているのです。少なくても国民の目から見たら、そうしか見えない。つまり、実質破たん状態にあると言ってもいい。 そのような党をこれからも生存させる方がいいのか? それとも、この際、一旦は解散させた方がいいのか? まあ、私が何を言おうとも、もう時間の問題でしょう。 この際、解党することこそが新しいステップにつながると考えた方がいいのではないでしょうか? そして、真剣に反省をすべきなのです。 ついでに、民主党の政治家を大量に生み出した松下政経塾も、この際、深く反省したら如何でしょう? 格好ばかり気にするような政治家ではなく、本当に骨太の政治家を生み出して欲しいと思います。そのためには、社会経験のない若者を入塾させるようなシステムではなく、いろんな経験を積んだ人だけを入塾させるようなシステムの方がいいとも思うのですが‥ 以上 |